ーー亜門さんが、葛飾北斎に惹かれたきっかけは?

「ハマったのはこの5年くらいかな。この人の絵ってスタイルもどんどん変えていくし、知れば知るほど”何だこれ!”っていう人だったの。
引っ越しを93回しているんですって!結婚は3回していて、名前も30回以上変えているんじゃないかな。とにかくめちゃくちゃ面白い変なおっさんなんです(笑)。
75歳くらいの時に『俺は120歳まで生きる!』って言って、結局90歳まで生きたんだよね。
それで、彼が一番すごい絵だなと思ったのが80歳過ぎなんです。その頃描いた肉筆画を見ると、何このエッジの効いたカッコイイ絵ってくらい、すごいんですよ!」


ーーそんな葛飾北斎を題材にした朗読劇「画狂人 北斎」

「北斎の晩年に一体何が起こったのかを紐解いていく感じです。元の物語はなくて、徹底的に研究書とかを調べて作りましたね。
ちょうど、北斎が80歳の頃に安保の出版統制っていうのがあって、これは江戸時代で最も厳しい統制って言われているんだけど、
あちらこちらにあった遊郭を吉原に固めたのもこの時期で、江戸に芝居小屋があったんだけど、それも一つに固めて閉じ込めて、自由を規制したんだよ。
その時に北斎は、墨田区あたりに住んでいたんだけど、長野に逃げるんですよ。それで長野に行ったり江戸に戻ったりを繰り返していた時の絵がすごいんです!
規制に反発して絵を描いていた人だな、っていうこともあって、熱くなっちゃったんです。将来的には芝居にしたいと思っていますね」

○公演情報

葛飾北斎×宮本亜門 朗読劇「画狂人 北斎」
2017年9月17日(日)17:30〜、9月18日(月・祝)11:00〜、15:00〜
場所:墨田区曳舟文化センター
チケットぴあ、イープラス、ローソンチケットで発売中!

「詳しい情報は「宮本亜門オフィシャルブログ」へアクセス!」