豪田トモ監督のドキュメンタリー映画「うまれる ずっと、いっしょ。」は、『血のつながりのない家族』『愛する人に先立たれる家族』『死と向き合う毎日を生きる家族』と、それぞれの事情に向き合う3家族の姿を通して、自分たちが生まれてきた意味や家族の絆、命の大切さ、幸せのあり方を考え、感じる作品です。

「このご家族を撮るきっかけは、僕自身が親と仲が良くなかったんです。うちの弟は体が弱くて、入退院を繰り返していたんですよ。僕はほうっておかれて、自分は愛されているのか?と、そのわだかまりが続いていて、親、家族の原点を見直そうと思って作りました」

不治の障がいを持つ子どもに向き合う

「生涯をお持ちの方を撮らせていただくのは難しいのですが、彼らも話を聞いてもらう相手がいるのは大事で、記録を撮らせていただくという事で、ご家族も嬉しく思っていただきました。ちょっと手が動くようになったとか、ちょっと食べれるようになったとか、普通の事なんだけど、そういうちょっとした話を僕たちに嬉しそうに話していただきましたね。
観ていただく方には、自分事と捉えていただきたいと思って作っています。
障がいを持っているとか、血のつながりのない子どもを育てる、自分には関係無さそうに見えるけど、そこをいかに共感を持って、自分事の様に観ていただくというのは、撮影、編集などで工夫するところではありますね」

作品を撮り終えて

「僕は前作の「うまれる」が公開した10日後に父親になったんですよ。子供を育てていくにあたって、4年間作って思ったのが、向き合うという事がいかに大切なのかという事ですね。子育てって子供と向き合い続ける作業で、よくよく考えると人生は自分と向き合い続ける作業だし、向き合うというのは筋力と同じで、鍛えていかないとつかないなと思ったんですね。日々の一個一個、向き合わないといけない問題が出て来た時に、向き合っていくと、人生ってハッピーになるんじゃないかと思いましたね」

○公開情報
豪田トモ監督作品、ドキュメンタリー映画「うまれる ずっと、いっしょ。」はシネスイッチ銀座ほかで、公開中です。

「詳しい情報は映画「うまれる ずっと、いっしょ。」公式ホームページへアクセス!」