ジブリ汗まみれ。
今週と来週は、「コクリコ坂から」制作現場のミーティングの模様をお届けしたいと思います。
今年の夏公開のジブリの新作「コクリコ坂から」。
この作品をめぐる宮崎吾朗監督と鈴木さんの対話が記録用に録音されていたんです。

録音されたのは、昨年の11月。コクリコの制作発表のおよそ一ヶ月前のことです。
メモがわりの録音なので、あまりいい音ではなく、しかも、数カ月前の録音になりますが、でも、それだからこそ二人の対話はリアルです。

まだ手さぐりで、絵の制作に取り組んでいた現場でいちばん問題になっていたことは、1963年を舞台にしたこの物語は、どうしたら今の映画になるのか?

そもそも、そんなことは可能なんでしょうか?でも、なんだか、わくわくしてきちゃいます!

対話の中から、コクリコの絵が動きはじめます。

今週はスタジオジブリ鈴木敏夫、宮崎吾朗、伊平容子でお送りしました。