2018.6.25

武井壮×丸山茂樹、十種競技とゴルフの共通点とは?

プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「五洋ホールディングス presents SUNDAY BACK NINE」。6月24日(日)の放送は、タレントの武井壮さんが登場。十種競技を始めたきっかけや独自のトレーニング理論について伺いました。

武井壮さん(右)と、パーソナリティの丸山茂樹



◆十種競技はメンタルゲーム

丸山:十種競技って十種全部やるということ?

武井:十種目の陸上競技を2日間で五種目ずつやるんです。それぞれの記録によって得点が換算されて、合計得点を競います。1日目は100m、走り幅跳び、砲丸投げ、走り高跳び、400m、2日目が110mハードル、円盤投げ、棒高跳び、やり投げ、1500mとやるんですけど。

丸山:うわぁ、すごい。

武井:僕は体が小さいので投てきの種目では飛距離が出せない。でも100mと400mは当時の十種競技で日本記録を持っていたので、走る種目でぶっちぎってプレッシャーをかけて。僕に得点をリードされていると、走り幅跳びなどの技術系の種目が得意な選手は逆転を狙って攻めようとしてファウルしたり……僕は心理戦に有利なタイプなんです。

丸山:十種競技は結構メンタルゲームなんだね。

武井:めちゃくちゃメンタルゲームです。

丸山:ゴルフにもちょっと似ているね。

武井:ゴルフで18ホール回る感じと、1種目ずつ潰していく感じはすごく似ている。最初の100mで僕は間違いなくバーディーかイーグルを取れるので1番ホールで“ドン!”とリードするんです。

丸山:なるほど(笑)。

武井:走り幅跳びもスピードがあるから、そこそこ記録は出せるからパーか良くてバーディーという感じで。ただ砲丸投げなどのパワー系の種目は苦手なので、飛距離を出す選手との勝負になってくる。

丸山:十種競技でスーパースターっているの? そこまで注目されていないよね?

武井:日本ではあまり注目されていないけど、ヨーロッパでは抜群の人気があって。アメリカの選手でダン・オブライエンというスーパースターがいて、Reebokと何十億という契約を結んでオリンピックに向かっていたんだけど、選考会で棒高跳びでミスをして一番強いときにオリンピックに出られなかった。

丸山:そういう悲運の選手いるよね。

武井:でもアメリカからブライアン・クレイっていう選手が出てきて世界チャンピオンになって盛り返したけど、十種競技ってヨーロッパで人気なんです。ドイツやフランスでは十種競技だけの大会とかもあって、一般の人が参加できるものもあったりして、子どもからお年寄りまで2日間競技を楽しんでいたりするんです。

◆十種競技を始めたきっかけ

丸山:十種競技をやるようになったきっかけは?

武井:小学生のときに徒競走で負けるのがイヤで体育大学の教科書とかを読み始めて。小学5年生のときに野球でホームランを打てない理由が分からなくて、ビデオで自分のスイングを観て分かったんです。プロ野球選手のフォームを真似ていたつもりだったけど頭で思い描いていたのと全然違っていて。まずは自分の体が見えていない状態でも頭でイメージした形と同じ形を作れないと、スポーツの成功はいつまでも偶然だなと思って。

丸山:ほぉ。

武井:できるだけ自分の思った通りにできるようにして、まずは偶然の幅を狭めようと練習して。そうしたらどの競技も形だけはできるようになってきて、あとは力の向きとか力の入れ方が大事なので物理を勉強し始めて。自分のイメージ通りに体を動かせるようになると、よく分からないスランプはなくなります。

丸山:イップスとかあるじゃない?

武井:(イップスを)治す方法はあるんですけどね、頭のなかに。

丸山:講演の依頼が相当くるよ(笑)。

武井:それを2年半かけて実行して僕は十種競技で日本一になった。

◆武井流の独自トレーニング法

丸山:Instagramとかでいろんなトレーニングをしているところを見るけど十種競技に向けたものなの?

武井:十種競技はあくまで一部分なんです。ゴルフや野球、ボウリングとか何かをするときになるべくどれでもできるようにフィジカルの能力を鍛えているんです。自分の体をどんなフィーリングで脳から指令して動かすかに基準を置いてスポーツを見ているので、そこにフォームという正しい形とか、自分の体でできる競技に向いた形というのを探して、トップ選手の軌道に近い動きをなぞって、そこに自分の筋力を乗せるだけなんです。

丸山:ゴルフも力を入れれば飛ぶということじゃないもんね。人に教えるときにちゃんと伝わる?

武井:簡単なことで、頭で思ったことを思った通りにできるかどうかだけなんです。一番シンプルなのは目をつぶって腕を真横に上げることができるかどうかを見れば、その人がどのくらい体を動かせているか能力が分かります。

丸山:ちょっとやってみていい?

武井:立って目をつぶって真横だと思うところで腕を止めてください。ゴルファーだから能力が高いですね。鏡で見ると分かるんですけど、数センチくらい肩より手が高い。

目をつぶって腕を真横に上げてみると……



丸山:本当だ……。

武井:プロゴルファーの丸山さんですら数センチのズレがあるわけです。そこがイップスを生み出す頭と体のズレなんですよ。それを持ったまま技術を変えるとギャップができるんです。

丸山:なるほど。次はゴルフの話をいろいろと聞きたいので、来週もよろしくお願いします。

次回、7月1日(日)の放送も、引き続き武井壮さんをゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!


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【番組概要】
番組名:五洋ホールディングス presents SUNDAY BACK NINE
放送日時:毎週日曜 7:30~7:55
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/backnine/
番組Instagram:@ sundaybacknine_tfm/

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