• mixi
  • Facebook
  • ツイッター
  • Google
  • TOKYO FM
  • TOYOTA
Home>Legend Story
Legend Story
21.05.15
入江陵介
null

東京オリンピックをおよそ3か月後に控え行われた、競泳の日本選手権。
31歳のベテラン・入江陵介が男子100メートルと200メートル背泳ぎで優勝、ともに派遣標準記録を突破し、両種目で東京オリンピックの切符を手に入れた。

入江にとって、4大会連続での出場で、競泳界では北島康介、松田丈志に並ぶ日本勢最多記録となる。

高校時代から頭角を表し、2008年、18歳で北京オリンピック出場。得意の200メートルで5位入賞を果たした。

2012年、ロンドンオリンピックでは、100メートルで銅、200メートルで銀、400メートルメドレーリレーでも銀メダルと3個のメダルを獲得、4年後のリオオリンピックで頂点に立つはずだった。
しかし、得意の200メートルも8位に終わるなど、思うような結果は残せず…。
レース後には、「賞味期限切れなのかなと思うこともありました」と、涙を浮かべて語った。

それでも入江は泳ぐことを辞めなかった。
ロンドンオリンピックで表彰台に上ったときの光景が忘れられず、再起を誓いアメリカへと練習拠点を移し、トレーニングを続けてきた。

2018年のパンパシフィック選手権では、主要な国際大会としては4年ぶりにメダルを獲得。

そして今年の日本選手権、白血病から復帰した池江璃花子がオリンピック代表に決まり、勇気をもらったという入江は、他を寄せ付けぬ強さで2種目を制した。

「夏には日本新を出したい」という入江陵介、再び表彰台に立つために、さらなる進化を続ける。


----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
過去1週間分の番組が無料でお楽しみいただけるradikoタイムフリー
番組を聴いて気に入ったら、SNSで友達にシェアしよう!

5月15日(土)OA分の放送はこちら

Message

Circle of Friendsや藤木直人さん、高見侑里さんへのメッセージはこちらから。あなたのスポーツ体験と気分を盛り上げるためには欠かせないリクエスト曲をお待ちしています。