3が日最終日の今日、スタジオにお迎えしたのは、
飯倉にある『ストップおんだん館』のインタープリター、宮腰義仁さん!!
おしゃれなレザージャケットに、めがねがワンポイントの、とても素敵な男性でした。
でも、インタープリターをされているだけあって、とてもお話が上手!
そもそも、インタープリターというのは、環境業界にはよくあるお仕事で、
環境教育をする人のことを、こういった名称で呼ぶことがよくあります。
小学生達を対象にすると、いい「お兄さん」「お姉さん」になることが多いですね。
そんなお仕事をしている宮腰さんは、まさにそのまんまの雰囲気!
ハチドリ高柳も、いろんな事を教えて頂いちゃいました♪
宮腰さんが考える、今一番大事なこととは、やっぱり毎日の「ご飯」から考えること。
「地産地消」という言葉通り、地元のものを地元で食べるのが、
何よりもエネルギーを削減出来る、一番の手段なのです。
どこか遠い国で採れた食物を、日本まで運ぶには、どうやっても飛行機か船が必要ですよね。
そのときに使われるガソリンや、排出されるCO2は、
国産のものをトラックで運ぶときの比ではありません。
だから、日々食べるものを国産のものに変えるだけで、
それはとても大きなアースコンシャスのアクションなのです。


でも、何もなかったらそれほど温暖化を肌で感じることがなかった私たちも、
やっぱりこの冬の暖かさには、ちょっと不安を覚えますよね。
東京でも、南国帰りの私でさえ、まだそれほど寒く感じないですし、
宮腰さんのふるさと、北海道の千歳でも、暖かくて雪が全然降らないのだそうです。
マタ、オーストラリアでも1000年に1度の大干ばつに見舞われ、
小麦が採れなくなっているのだとか。
それがどう日本に関わってくるかというと、日本人が大好きなおうどん、それも、
讃岐うどんは、なんと70〜80%がオーストラリア産の小麦で作られているのだそうです。
だから、オーストラリアで小麦が採れなくなったら、
讃岐うどんが食べられなくなっちゃうかもしれないのです!
ですから、遠くで起きている温暖化の影響も、日本と決して無縁ではありません。


お正月ということで、お子さんと過ごす時間を取れている親御さんも多いと思います。
地球温暖化の話は、まず身近な人から!ということで、
今日の夜は是非、お子さんと、普段食べているご飯の話、してみて下さい。
実はお子さんの方が、産地や輸入品に詳しかったりして、お互いに勉強になるかもしれません。
また、5日を過ぎたら、『ストップおんだん館』がオープンします。
一度是非親子で足を運んで、楽しく温暖化について学んでみて下さいね!