未来のエネルギーを考える一週間。
ハチドリ高柳は、本当にワクワクしながらオンエアに臨んでいます。
中学生の頃から化学や数学が苦手で、いつも通知表にはかなり小さい数字が並んでいた私、
『エネルギー』とか『分子』とか、そういう言葉すら、
拒絶反応が出ちゃうくらいだったんですよ。
なのに、今週の新しいエネルギーのお話は、聞けば聞くほど面白い!
すっかり、「エネルギー」の魅力に取り付かれてしまいました。
そんな中、今日お迎えしたのはなんと!
「水」と「水素」で走る車を開発されてしまったという、世紀の大発明をされた方!!!
株式会社 水素エネルギー開発研究所の、渡邊賢弐さんです。
「水」がエネルギーになるなんて、もうそれだけでハチドリ高柳は大興奮♪


(はるばる鹿児島から飛んできてくださった渡邊さんは、まさに『発明王』ないでたち!
そして、このコップの中にも入っている、「水」で動くクルマを作ってしまったのです!)

まずは、失礼ながら「本当に水素と水だけでクルマって動くの・・・?」という、
ごく初歩的なところからうかがいました。

「もちろんもちろん、動きますよ。私が発明した『HAWエンジン』というものは、
H=Hydrogen(水素)+A=Air(空気)+Water(水)で動くんです。
エンジン自体は、普通のガソリンエンジンと同じで、
中を錆びないようにちょっと加工する程度です。
で、空気とともに水素をシリンダーに送り、それを爆発させて高熱を発します。
そのエネルギーでエンジンを動かす、という原理です。」

す、すごい!そんなクルマ、もう出来てるんですかっ??・・・って聞いたら、
じゃーん!出来てます!!!

すでに車検も取って、公道も走らせていらっしゃるとか!
その技術はあまりにもハイレベルで、まだ誰も、同じものを発明できないそうです。
だけど、その技術をどこか自動車会社に売って、量産されるようになったら・・・!?

「そ。もう十分考えてますよ。水面下では色々動いてます。でも、日本の自動車産業は、
そういう新しい技術を嫌ったりすることがあるんです。ひょっとしたら、
大量生産はアメリカですることになるかもしれません。」

えーーーーーーーーーーーーーーっ!!!???
もったいない!!!
日本人である渡邊さんが、日本で45年もかけて発明した、世紀の大発明なのに、
日本で量産されずにアメリカにとられちゃうなんて!!
そういうと、渡邊さんはとっても寂しそうに、こうおっしゃいました。

「でもね。やっぱり技術は人のために使わないと。せっかく開発したんだから、
それを人のために役立てなかったら、仕方ないでしょ?」

・・・・・・・・・・・素晴らしい。
それこそ、本当の発明だ、とハチドリ高柳は感動してしまいました。
でも・・・・・・・やっぱりこんなに素晴らしい発明は、日本で普及して欲しかったなぁ。。。
とても残念な、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
2008年02月26日

ザ・未来エネルギー!

未来のエネルギーについて考える1週間の『Hummingbird』、
今日お迎えしたのは、以前にも来ていただいて、
Hummingbirdの「専属(?)月博士!」でもいらっしゃいます、
会津大学情報センター助教の寺薗淳也さんです!


(わざわざ、会津から駆けつけてくださいました。
おまけにお土産に『ままどうる』までいただいてしまって・・・!ありがとうございました!!)

月探査の第一人者でいらっしゃる寺薗さん、
月については右に出る者のいない専門家でいらっしゃいます。
そんな寺薗さんが、月に眠る『ヘリウム3』なる物質のお話をして下さるというのですが、そもそも、『ヘリウム3』って、何でしょうか・・・?

「『ヘリウム』って、あの吸って声を出すと「があがあ」って声になっちゃうガス、
ありますよね。あれです。あれのちょっと変わった形が『ヘリウム3』ですね。
それが、月にある砂の中に吸収された形で存在するんですが、そのエネルギー量は膨大で、
月から数トン持ち帰れば、日本の電力を1年間まかなえると言われています。」

えぇっ!?月にそんなエネルギーがっ??
でも寺薗さん、「持ち帰れば」っておっしゃいますけど、持ち帰れるものなんですか?

「ま、月から持ってくるのは逆にエネルギーもいっぱいかかってしまいますから、
逆に、『月で発電する』って言う手がありますよね。要するに、月に発電所を作って、
そこで発電して、それをビームのような形で地球に発射して、
地球では、CSチューナーのお化けみたいなお皿で受ける。
その方が簡単かもしれません。」

おぉっ・・・・・。あまりにも宇宙的な話で、ビックリしてしまいました。
でも、それって現実に実現可能な話なんですか?

「そうですね。あと50年くらいで実用化が進めばいいな、と思ってます。
そしてその技術は、うまくすると日本が開発できるかもしれないんですよ。
日本の宇宙関係の技術は、世界でもトップクラスですからね。」

すごい!「月の発電所」を日本が作れたら、本当に世界に冠たる大発明ですね!
でも、そのヘリウム3、勝手に月から持ってきちゃって、いいんですか?
「いや、一応規定はありまして、宇宙にあるものはどこの国にも属さない、
という約束があるんです。だから日本が独り占めすることは出来ませんけれど、
希望としては、日本がそういう技術を開発して、月からエネルギーをとってきて、
それを、今エネルギーが十分まかなわれていない発展途上国の人たちに分配することで、世界中の人たちがエネルギーを安定して使えるようになるといいですね。」

寺薗さんのお話に、ハチドリ高柳はちょっと感動してしまいました。
日本の技術が、そんな風に世界を救えるようになるかもしれないなんて!
下手をすれば、『宇宙エネルギー争奪戦争』にもなってしまいかねない、
ヘリウム3の問題ですが、日本という国の良心に期待して、ぜひ日本が、
月に発電所を作って欲しい!そして世界を救って欲しい!と心から願った、
ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
寒い毎日、ついついエアコンの設定温度を高めてしまいがちですよね。
でも、そこで気になるのがエネルギーの問題。こんなに使っちゃって、大丈夫でしょうか?
ということで、今週は「エネルギーのお話」をうかがう1週間!
石油に代わる、新しいエネルギーの可能性を、一緒に探っていきましょ♪
ということで、トップバッターとしてお迎えしたのは、
「メタンハイドレート」というエネルギーについて研究していらっしゃる、
地質学者で東京大学教授でいらっしゃいます、松本良先生です!


(重い入れ物に入ったメタンハイドレートを、わざわざ持ってきてくださいました。
ありがとうございました!)

1日目、しょっぱなからかなり難しい言葉が出てきてしまいました。
「メタンハイドレート」って、そもそも何かもわかりません。
すると、松本先生、なにやら大きな入れ物を取り出し・・・!

その中から出てきたのは・・・!!

出たっ!これが「メタンハイドレート」!?
ちょっと、発泡スチロールのような、ドライアイスのような・・・?
なにやら、「燃える氷」と呼ばれることもあるそうなんですよ。
これって、一体どんな形で「エネルギー」になるんでしょうか?

「この『メタンハイドレート』、実は日本の周りはもちろん、世界中あちこちの海の底に、
結構たくさん埋まっているんです。埋まっているときは、このような固体なんですが、
エネルギーとして使うときには、ガスの形で使います。キッチンのコンロで火をつけると、
出てくるのは天然ガスなんですが、そのほとんどの成分がメタンガスなんですね。
で、『メタンハイドレート』は火をつければこのままでも燃えますから、
『燃える氷』とも言われたりもしています。
そしてメタンハイドレートから取れるのはメタンガスですから、
とても使いやすいエネルギーと言えますね。」

そうなんですかっ?じゃあ、将来ガスコンロをひねると、
このメタンハイドレートから生産されたメタンガスが出てくる可能性もあるんですね?

「そうです。地中にパイプを埋めて蒸気を入れてあげると、
メタンハイドレートはメタンガスになって、勝手に地上に上がってきます。
取り出すのも、そんなに大変じゃありませんよね。」

なるほど。でも素晴らしいのは、日本の周りの海にもたくさん埋まっている、ということ。
遠く中東から石油を輸送しなくても、
多少なりともエネルギーを日本国内でまかなえるようになれば、
日本のエネルギー事情も大きく様変わりします。
また、今のような原油高の脅威に、世界中がおびえなくてすむようになるわけです。
ひょっとすると、世界のパワーバランスさえ変えてしまうかもしれません。

『メタンハイドレート』。
ひょっとすると、未来を担うエネルギーになるかもしれません。
この名前、覚えておいてくださいね!
投稿者: 高柳恭子
2008年02月18日

野口健さんの講演会♪

先週の土曜日、2月16日、ハチドリ高柳は九段会館にいました。
『コスモ アースコンシャスアクト 野口健講演会 in 東京』が開催されたのです!!
高柳は、MCを担当させていただきました。


会場のキャパシティー、1000人の募集に、応募してくださった方はなんと2万5千人以上!
残念ながら抽選に漏れてしまった方、本当に申し訳ありませんでした。


予定時間は2時間。野口さんは、原稿1枚見ることなく、とうとうとお話し続けます。
結局、2時間の予定が2時間半!たっぷりお話いただいて、会はフィニッシュ♪


でも、その講演前に野口さん、控え室で山のような本を前に、
1冊1冊丁寧に、サインをしていらっしゃいました。
野口さんの著書、『確かに生きる−10代へのメッセージ』と、
『あきらめないこと、それが冒険だ〜エベレストに登るのも冒険、ゴミ拾いも冒険!〜』。


その数、なんと200冊!!


そして、講演後にそのサイン本を、一人ひとりにご自身で手渡して販売。
お話をされたり、握手をしたり、一緒に記念撮影をしたり。
ファンの方たちは、本当に満足げに帰っていかれました。


そしてようやく本当のフィニッシュ!お疲れ様でした!!
野口さんのお話は私も何度も聞かせて頂いてますが、何階聞いても本当にオモシロイ!
これからも、こういった講演会は開催されると思いますので、
今回いらっしゃれなかった方も、機会があったらぜひぜひ聞きにいらしてくださいね♪
投稿者: 高柳恭子
2008年02月17日

ハチドリの目にも涙

いくつになっても、ちょっぴり心がざわついてしまうバレンタインデー当日、
スタジオにお迎えしたのは、『Port of Notes』の畠山美由紀さんと小島大介さんです!
今日は、素敵なバレンタイン・生ライブを聞かせてくださるということで、
本当に楽しみにしていました♪


(写真がちょっと暗くてごめんなさい!
ご自身たちで「ノリが赤提灯♪」とおっしゃっていただけあって、
かざりっけがなくてとてもとても楽しい方たちでした。)

まずはバレンタインの思い出なんかをお伺いしたハチドリ高柳に、畠山さんは衝撃の告白。
「小学校6年生のときに自分でチョコを作ったら、お砂糖とお塩、間違えちゃったんです。
すごい味になってしまったので、飼っていたウサギにあげました♪」

・・・・・・・・・・・え?
あのー、畠山さん。ウサギさんは、大丈夫だったんでしょうか・・・?
すると小島さんも追い討ちをかけるようなコメントを。
「小学校の時には7〜8個もらってて、もててたんですけど、中学で3個くらい、
高校で1個、今に至っては・・・って感じですかね。昔はもててたなぁ(遠い目)。」

・・・・・・・・・・・え??
ゴールデン期は小学生時代で、後は余生・・・?

もう、スタジオでは爆笑に次ぐ爆笑で、話が前に進みません。
ってことで、もうライブを始めていただくことに。
畠山さんは目をつぶり、小島さんがゆっくりと爪弾き始めたギターの音色に合わせて、
少しだけ身体を揺らしています。そして歌いだすと・・・!

その素晴らしい声と暖かくも切ない歌詞に、
ハチドリ高柳は完全に持っていかれてしまいました。
オンエア中、こんなに我を忘れてしまったのは生まれて初めて!
歌い終わりも、なんだかぼーっとしてしまって、拍手すら忘れていました。
でもそれは、編集長も同じだったようです。
「あー、すごいところに持っていかれた!もう一曲聴きたいなぁっ。」と、
あからさまなリクエスト。
ダメですってば!1曲しかお願いしていないんですから!!

すると畠山さん、涼しい顔して、「あら、いいですよ。」とあっさり。
ひゃーっ!ホントですか?もう一曲聴かせていただけるのっ??
大興奮の高柳でしたが、そこに一抹の不安も・・・。

そしてもう一曲畠山さんが歌ってくださっている間に、不安な予感は的中!
鼻の奥がつーんとし始め・・・・・・・・・やっぱり来ちゃった・・・。
がんばってこらえてはいたのですが、ハチドリ高柳の目からは、
涙のひとしずくがこぼれてしまいました。

あまりにも、優しく暖かく、そして切ない歌に、完全にやられてしまいました。
オンエア中、音楽に感動して泣いたのは、後にも先にもこれが始めて。
『Port of Notes』の音楽は、それほどまでに私の心の奥のほうに触れたのでした。

バレンタインデーに、このラジオを聴いていてくださった方たちも、
同じような心の感動を味わってくれているといいな。
そんな風に思いながらも、恥ずかしくて、穴があったら入りたい、
ハチドリ高柳だったのでした。

ちなみに、Port of Notesのニューアルバム『Blue Arpeggio』はこちら。
ぜひっぜひっぜひっぜひっ!!!聴いてみてくださいね!
投稿者: 高柳恭子
2008年02月14日

その木、何の木?

2月ももう中盤。
そろそろ4月の新学期に向けて、お子さんに学習机を買ってあげよう、という、
親御さんが、量販店などに出かけ始める時期ですよね。
ちなみに、ほとんどの場合木で出来ている学習机。
でも、その木が、どこで伐採され、どうやって加工され、私たちの家庭に届いているか?
そんなことまで考える方は、少ないのではないでしょうか?
実は、学習机の木には、違法伐採の木で作られているものが多くあるのです。
今日は、そんな驚愕の現実をお話くださる方をお迎えしました!
国内外の環境問題に取り組むNGO FoE JAPANの、中澤健一さんです。


(実は今日、偶然にも編集長が、自分で机を作るために木を購入してきたことが判明!
その木、大丈夫ですか〜?)

子供の頃に一度購入したら、その後めったに買い換えることのない学習机。
その机の木が、違法伐採で切られたものだなんて知ったら、お子さんはショックですよね?

「学習机に使われる木って言うのは、『ナラ』や『タモ』という種類の木が多いんですが、
その木って、もう世界中でごく限られた場所でしか生えないんです。それが、極東ロシア。
もちろん森林の中には、手入れのために切らなければいけない木もあるんですが、
極東ロシアの木は、ほとんどが天然林の、貴重な木で、
もちろんその周辺の生態系のためにも、切らないほうがいい木ばかりです。
それを、中国やロシアの人たちは、日本人のニーズに釣られてどんどん切ってしまう。
中国で加工された『ナラ』『タモ』材で作られた学習机は、
まずこうした違法伐採の木を使っていると、疑っていいでしょう。」

それは、かなり問題ですよね。でも、買ってしまう私たち日本人にも問題が。。。

「そうなんです。やはり安い、という理由で、多くの日本人がこれらの木で作られた、
学習机を買ってしまいます。でも、日本にだって、スギやヒノキなどの木で、
間伐のために切ったほうがいい木がたくさんあるんです。その木で作った机は、
大体10万円前後くらい。それほど、馬鹿みたいに高いわけじゃないんですよ。」

そう。最近食べ物でも、やはり国産のものが見直されてきたりしていますが、
やはり日々の生活で使うものも、国産のものを選んでいったほうが、安全かもしれません。
そうお話していたら、中澤さんが素敵なアイデアを♪

「もし、気に入った机が見つからなかったら、編集長みたいに、
お父さんと子供で、一緒に木の板を買いに行って、一緒に机を作ったらいいんですよ。
その板が、どんな木で作られているのかも見ることが出来るし、子供さんにとっても、
一生の思い出になる、素敵なプレゼントになりますよね。
また、ご飯もお母さんが手作りする、っていう、昔ながらの日本の家庭に、
ちょっと戻ってみればいいんじゃないですかね。」

そうですよね。
ちょっと前まで、冷凍食品はこれほど日本人の家庭に入り込んでいなかったし、
『日曜大工』っていう言葉があるくらい、
日曜日はお父さんが大工仕事をしていたのかもしれません。
そんな、優しい家族愛があふれていた時代にちょっと戻ってみれば、
安全も手に入れられ、環境にも優しい生活が出来るのかもしれません。

そんな生活を、ちょっと懐かしく思った、ハチドリ高柳だったのでした。
それにしても、編集長の机、いつ出来るのかな・・・。

ご自分の机を作っている木が、山にはえていたときにどんな姿だったのか知りたい方は、
FoE JAPANのHPをチェックしてみてくださいね!
http://www.foejapan.org/forest/ihouzai/index.html
投稿者: 高柳恭子
2008年02月13日

未来最速のクルマ!

電気自動車。どんなイメージがありますか?
まだまだ未来のクルマ?充電が難しそう?実用になるかわからない?電気代がかかる?
いまだに、その現実はよく見えてこないため、
なかなか前向きなイメージを持ちにくいかも知れません。
で・も!
実はその現実は、ものすごくものすごく進んでいて、
もう実用化は目の前に来ているかもしれません!

今日は、世界最速の電気自動車『Eliica(エリーカ)』を開発された、
慶應義塾大学環境情報学部教授でいらっしゃいます、
清水浩さんをお迎えすることになっている・・・のですが!!
その前に、なんとその『Eliica』に乗せていただくため、ハチドリ高柳、
新川崎の研究室までお邪魔しちゃいました!!

研究室に一歩入ると・・・!

いたーーーっ!!!『Eliica』!!!かっこいーいっ♪♪
排気ガスも出さず、エンジン騒音もなく、必要なエネルギーはガソリン車の4分の1。
まさに、究極のエコ・カーです♪

タイヤは、各2本ずつ。全部で8本あります。その1本1本に、100馬力のモーターが付いていて、
つまりは合計800馬力!!加速はあのポルシェ911ターボを超え、
時速370kmも出せるんです。

乗ってみると、車内は広々。ハンドルの前にあるメーターは、こんな感じ。

そして、後部座席はデロリアン!!正式名称、『ガル・ウィング』って言うんですって。
「高級車に乗る方は、しゃがんだりしないでスマートに乗り降りしないと。
そのためには、このガルウィングが最適なんです。」と、清水先生。

電源は、普通のクルマがガソリンを入れるところに差し込むようになってます。
なんと、夜間なら100円の電気料金で100キロ走れるほどの充電が可能とか!
300円出せば、東京から名古屋までの300kmを楽々走れるようになる、驚くべき燃費!!

先生の研究室の電源はこんな感じですが、家庭用ならアタッシュケースひとつ分くらいで、
十分な大きさなんですって。

そして、大興奮で局に戻ってきてからは、スタジオで清水先生をお待ちしていました。

ハチドリ高柳、乗らせていただいた『Eliica』に、すっかり惚れてしまったんです♪
ちなみに、私が手に持っているのは、先生がお書きになったご本です。

「うーん、この『Eliica』を開発するのに、僕は28年かかったんですが、
正直、本当に商品化してみんなに普及するまでには、もう少し年月がかかりそうですね。
でも、1年に10万台売れるくらいの大量生産が可能になれば、
値段はガソリン車よりも安くなりますから、あっという間に広まる可能性はありますよ。
20年前に、携帯電話やデジカメをイメージできた人はほとんどいなかったでしょ?
そして、この『Eliica』が普及すれば、世界中のCO2を80%くらい削減できます。
アル・ゴア氏がおっしゃっていた地球の未来のために、ぜひ『Eliica』に乗る人が、
増えてほしいですね。」

ほーんと!まさにアル・ゴア氏がおっしゃっていた未来を、現実のものに出来そうな、
未来系のクルマです!!
こんなにかっこいいんだから、みんなにすぐ受け入れてもらえそうなんだけどな♪

ひょっとすると、私たちの子供たち世代がクルマを運転するようになる頃には、
この『Eliica』が一般的になっているかもしれません!
そんな未来の車社会を夢見て、一人ニヤニヤしてしまう、ハチドリ高柳だったのでした。

だって、やっぱりカッコイイ♪じゃーん。

そして、清水先生はそんな未来の世界の様子を、
わかりやすく本にまとめていらっしゃいます。
『温暖化防止のために〜一科学者からアル・ゴア氏への提言』。
私でも読むことが出来た、本当に噛み砕いた易しい言い回しのご本です。
本屋さんで見つけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね!
投稿者: 高柳恭子
もうすぐバレンタインデー。
男性はソワソワ、女性はワクワクするこの日、やっぱりもらってもあげても嬉しいのは、
チョコレートではないでしょうか?
日本ならではのこの習慣、でも、チョコレートって実は、
ちょっぴりビターな現実をはらんでいるんです。
今日はそんなお話をうかがうために、
『チョコレボ実行委員会』の星野智子さんをお迎えしました!


(いつお会いしてもとってもオシャレな星野さん。今日もお帽子が素敵です♪)

人と地球に優しいチョコレートを広めたい、という思いを共有する人たちで構成された、
非営利の団体、『チョコレボ実行委員会』。
チョコが大好きだった星野さんは、その発起人でいらっしゃいます。
でも、ホントはスウィートなはずのチョコ。ビターな現実って?

「実は、チョコレートの原料のカカオのほとんどは、ガーナやコートジボワールなど、
貧しい西アフリカの国から輸入されています。そこでは、14歳以下の子供たちが、
学校にも行けず、カカオがチョコになることすら知らずに、1日中働かされているんです。
中には直接農薬に触れたり、高い木の上で作業させられたり、危険な労働も多く、
しかも近くの国から売られてきている子供たちも大勢います。その数は、推定25万人以上,とも言われています。私たちが普通に買えるチョコレートに、
そのカカオが使われていない、という保障は、実はどこにもないんですね。」

ひどい!そんな現実がまかり通っているなんて、
バレンタインで浮かれている場合じゃないですよね?

「でも大丈夫。最近は、ちゃんとそういう児童就労などがない環境で作られたカカオを、
正規の取引で輸入する、『フェアトレード』のチョコレートが増えてきました。
農薬もあまり使わず、オーガニックな生産方法ですから、身体にも地球にも優しく、
しかもフェアトレード。好きな人にあげるものだから、
そういうものを選んで欲しいですね。」

そして星野さん、たくさんのチョコレートを見せてくださいました!
そのチョコが、これ!


真ん中の下側に見える、毛糸で編んだ唐辛子みたいなのは、ホントに唐辛子入り。
エクアドルの女性たちが手編みで作った、トウガラシ君に入ってます。
そして上の方に見えるのは、私も大好きなおいしいブランド、『ZOTTER』のもの。
私が、フェアトレードのチョコレートが好きなのは、とにかくおいしいからなんです!
普通に食べるものよりもおいしく、しかも世界の裏側の誰かをいじめていないチョコ。
愛する人にチョコレートを送るこの日は、せっかくですからそんなチョコを選んで、
甘―いチョコを食べながら、ちょっぴりそんなマジメなお話をしてみるのも、
いいんじゃないかな。

バレンタインを前に、
一人でも多くの人にフェアトレードのチョコを選んでほしいと願った、
ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
地上8000m。どんな世界か、想像つきますか?
今日来てくださったゲストの方は、なんとその8000mの世界に、
酸素なし、いわゆる「無酸素登頂」で挑み続けている男性です。
登山家の、小西浩文さんをお迎えしました!


(究極の世界をご覧になってしまった男性というのは、
こんなにも余計なものがそぎ落とされ、カッコヨクなるのか、と、
またもやハチドリ高柳の瞳をハートマークにしてしまった、素敵な男性でした♪)

世界には、8000mを越える山が14座あります。
(山を数える単位が、『座』だということを、今回、初めて知りました!)
一体、高度8000mの世界って、どんな世界なんでしょう?

「基本的に、酸素は平地の3分の1です。気温はマイナス10度から35度くらい。
そして気圧も、平地の3分の1くらいしかありません。人間の体が生き続けるのに、
限界といえるでしょうね。空気が薄いので、脳に酸素が行かなくなって、
とても忘れっぽくなったり、自分が何をしているのかがわからなくなったりします。
脳が動かなくなると、身体も当然自由に動かなくなりますよね。」

・・・本当に、生き続けるのに究極の世界ですよね。
でも一体どうして、そんなところに、無酸素で行こうと思われたんでしょうか?

「うーん。キザですけど、やっぱりオトコのロマン、みたいなものですよね。
有酸素で登る、という選択肢ももちろんありますけど、無酸素、って言う、
より難しいものがあるのなら、そこにチャレンジしたかった、ってことですかね。」

でもお話をうかがったら、今までに5回ほど、
本当に亡くなりかけたことがあるそうなのです。
そんな世界を見てしまった小西さん、人間の命や自然について、
何か感じることはありますか?

「最近、精神と肉体は別のもの、って思っている人が多いと思うんですけど、
それは違うと思いますね。川の上流と下流みたいなもので、絶対つながってる。
上流が精神で下流が肉体。精神で思わなければ、
人間の肉体は絶対に動かないはずなんです。朝起きるとき、
きちんと『起きよう』って思わなければ、身体が勝手に起きちゃうことってないですよね。
そういうものです。精神と肉体をつなげるのは、呼吸。
そして人間にはもうひとつ、とても大切な『魂』っていうものがあります。
精神と魂をつなげるのが、瞑想だと思います。
その3つがきちんと一緒になっていないと、いけないんですね。」

なるほど。きっと、8000mので無酸素状態にいらっしゃると、
精神と肉体、そして魂がきちんとひとつになっていないと、
生命の危機にさらされてしまうんでしょうね。

精神や魂のお話って、ともすると「アヤシイ」感じにもなってしまいがち。
でも、本当の生死の境を、あえてご覧になっている小西さんの口から発せられる言葉は、
とてもわかりやすく、納得できるものばかり。
そんな小西さんの言葉を、「私は果たして、本当にきちんと理解できているだろうか?」と、
少し不安に思いながらも、忘れられないほど大きな感動を覚えていた、
ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
2008年02月07日

ネバネバの力

今日スタジオにお迎えしたのは、私が唯一食べられない食品、
『納豆』を語ってくださる方です。。。
実は『納豆』は、昔から冬の季語。もともと納豆は、この時期の食べ物なのだそうです。
・・・・と聞いても、なかなか積極的に『納豆話』に乗り出そうと思えないハチドリ高柳。
でも、お迎えした東京農業大学教授の小泉武夫さんにお目にかかって、
そんな落ちた気分も盛り返しそうな予感が・・・!


(1日に2パックの納豆を食べている、という小泉先生。
「納豆はとにかく身体にいいんだよ」という言葉に、抜群の説得力。つやつやです!
おみやげに、これまた発酵食品の、『小泉先生特製かつおぶし』を持ってきてくださいました♪)

農学博士で、醸造学・発酵学の第一人者でいらっしゃると同時に、世界の辺境の地を訪れ、
各地で「くさいもの」や「まずいもの」を食べ続けている小泉先生。
90冊を超える著書の中には、『不味い!』というすごいタイトルのご本もあります。
一体何がそんなに、先生に「不味い!」と言わしめたのでしょうか?

「ある一流ホテルの朝食バイキングで、塩鮭を蒸したものが出てきたんですね。
あれは不味かった。この本は、一冊まるまるそんな『不味い!』モノのオンパレード。
でも、世界中で色々変わったものも食べていて、手のひらサイズの大きな蜘蛛とか、
牛の背中にしばらくヒルをくっつけておいて、たっぷり血を吸ったやつも食べたな。
納豆みたいな発酵食品で言えば、スウェーデンの『シュールストレミング』っていう、
世界一くさい缶詰があるんだよ。ニシンの缶詰なんだけど、臭さはくさやの6〜7倍。
僕、それを赤坂見附のあるレストランであけて、消防車呼ばれちゃった♪」

せ、先生。。。それはもはやテロに近いのでは・・・? 

「でも、日本の発酵食品って言うのは、本当に優れているんですよ。味噌も醤油も納豆も、
フナ寿司やくさやも発酵してますけど、日本の風土は湿気が強いから、こんな風に、
発酵食品が発達して、だから日本人は長生きなんですよ。日本人はもっともっと、
日本で採れた食べ物や、日本の農業、そして日本の文化を大切にしなきゃいけません。
『農業』を英語で言うと、『Agriculture』って言うでしょ?『Culture=文化』なんですよ。
でも日本では、農業を文化だ、なんて、学校で誰も教えないでしょ?
そして日本人は、ちっとも日本の農業を守ってこなかった。
だから今日本は、食料自給率40%以下、なんて、ありえない数字になっちゃって、
外国からたくさんの食料を輸入して、そしてここ1週間くらいあるように、
その外国からの食料に何か問題があると、もう国中が大問題になっちゃう。
日本のものを、もっときちんと食べればいいんですよ。」

納豆やシュールストレミングのことを話していたときには、
ニコニコと楽しそうだった先生が、ちょっぴり顔を曇らせて話してくださった、
食料自給率の話。
日本は、いつの間に日本の大切な『食』を忘れてしまったのでしょう?
今、ちまたで大事件となっている中国製の餃子の問題をきっかけに、
日本の人々が、もっともっとこの『食』の問題について、考えてくれたらいいな、
と思った、ハチドリ高柳だったのでした。

ちなみに、小泉先生とはひとつのお約束を。
「高柳さんが納豆食べたら、またゲストに来てあげるよ♪」
・・・・・・・・・・ひえーーーーっ!
先生のお話はとても面白かったので、ぜひぜひまた来ていただきたいのですが、
そのハードルは、かなり高い・・・。
もしも食べられるようになったら、ブログでもご報告させていただきます・・・。

いつのことやら。。。
投稿者: 高柳恭子
実はハチドリ高柳、絵が大好きです。
学生の頃から、いろんな絵画展が海外から来るたびに、あちこち見に行ってました。
最近、とても楽しみにしていたのが、渋谷のBunkamuraで行われている、
『ルノワール+ルノワール展』♪
この間、取材の合間にちょっと時間が出来たので、さっそく見に行ってきました!

印象派の画家としてあまりにも有名な、ピエール=オーギュスト・ルノワールと、
その次男で『大いなる幻影』や『フレンチ・カンカン』などの名作で知られる、
映画監督のジャン・ルノワール。
その2人の作品を同時に見られる、超豪華な展覧会なんです!



会場内には、ルノワール(父)の絵画およそ50点が展示され、それを見ているだけでも、
あのやわらかくて明るくて、透明感のある色彩美に癒されてしまうんですが、
同時にそこここで、ジャン・ルノワールの映画の一部も上映されていて、
その色彩や光のとらえ方などの類似点に、驚かされることがいっぱいでした♪

やっぱり、親子ってとても影響を与え合うものなんですねー。
そして、ルノワール(父)が、このジャンを始め、
家族をこれほどモデルとして描いていたとは知らず、
そこにも驚きました。

画家であるルノワールにとっては、家族こそが創造の源であり、
息子はその父の影響を多大に受けて、
尊敬する父の良さをたっぷり吸収した映画監督になったんですね。

なんだか見ているうちに、家族の絆とか愛とかを深く感じて、感銘を受けてしまいました。
また、忙しい日常をちょっとだけ抜け出して、短時間でも芸術の世界にどっぷりと身を浸し、
すっかり心が満たされました。

たまには、心に栄養。大事、だいじ♪
投稿者: 高柳恭子
2008年02月06日

自由人のエコ!

寒い寒い今日の東京、それでも、『Hummingbird』のスタジオは、ワイワイ暖かです♪
そんなスタジオにお迎えしたのは、なんと編集長とお名前が漢字1字違い!
そして不思議なことに、編集長と妙な共通点がとても多い、
その名も『堀田貴之』さんです。


(お会いするなり、ちょっと恥ずかしそうに意気投合していたお二人。
ま、お気持ちはわかりますけどね♪)

堀田さんのお仕事は、アウトドアライターに文筆家、シーカヤッカーでもあり、
雑誌『海風(うみかじ)』の編集者でもいらっしゃいます。
世界中のあちこちに旅に行き、それを書く事で生計を成り立たせていらっしゃる、
本物の自由人。
サラリーマンの私たちから見ると、かなりうらやましい生活をされているような・・・。
そんな堀田さんが、オモシロかった旅って、どんな旅なんですか?

「ニュージーランドは楽しかったですね。冬に行ってヘリで山のてっぺんの山小屋に、
ぽこっとおろしてもらうんです。そこからスキーで下まで滑り降りちゃあまた登って、
3日後くらいにヘリでまた迎えに来てもらうんですよ。でも向こうのアウトドアって、
ホントに成熟しているというか大人というか、僕のことは何にも聞かないんです。
どんな装備を持っているか、とか、技術のレベルは?なんてことも一切聞かない。
山に連れて行ってはやるけれど、後は全てオウンリスクだよ、ってことなんでしょうね。」

うわ、それはサバイバルですね!
でも、3日間も山に置き去りなんて、やっぱりちょっと怖いかも。。。
他にも、サバイバルな経験、されてます?

「アラスカを、シーカヤックで巡ったときもオモシロかったですね。
アラスカも、夏は日本の冬よりあったかいくらいなんですけど、氷河は溶けないんですね。
その氷河の間をずっとシーカヤックで下って、夜は陸に上がってキャンプをしました。
もうね、動物園みたいですよ。クジラがいてイルカがいてアシカがいてトドがいて、
あ、あっちにはクマがいるから、危ないからテントちょっとずらそう、とか。」

す、すごい。アラスカが動物園みたいだなんて、ちっとも知らなかった!
ハチドリ高柳と編集長の旅行熱は、一気に高まってしまいました。
でも、堀田さんは続けます。

「だけど、もう何回も行ってるとね、やっぱり温暖化とか、肌で感じちゃいますよ。
目に見えて、氷河が後退してるとか、魚とかがいなくなってるとか。
環境保護なんて声高に叫ぶ人って大嫌いなんですけど、そういう現実は実際見てますね。」

うーん・・・。実際見ている方のご意見だから、とても説得力があります。
アラスカに行きたい!と真剣に思い始めつつ、
そこで温暖化の現実を見ることになるのかな、と考えてしまった、
ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
2008年02月06日

究極のエコ発電☆

道路には昨日の雪がまだ残る中、今日のスタジオに遊びに来てくださったのは、
『株式会社 音力(おんりょく)発電』の速水浩平さん!
むむむ・・・?音力・・・??
またも難しい単語に、ちょっぴり恐れをなしながら、スタジオ入りしてしまいました。


(さすがの編集長も、今日の話には興味津々!だって、本当に「未来の発電」ですもの☆)

いらしてくださった速水さんは、とてもわかりやすく、
「音力」について説明してくださいました。

「音って、結局は空気の振動なんですよね。その振動を使うと電気を起こすことが出来る。
つまり、音や振動を使って発電する、究極のエコ発電が『音力発電』というわけです。」

え?音って、発電の元になるんですか?振動も?
じゃ、私たちの普段しゃべっている声とか、歩くときの振動とかでも、
発電できるんですか?

「えぇ。もちろん出来ます。ま、聞くより見たほうがわかりやすいから、
ちょっとお見せしましょうか。」
そう言って速水さんは、なにやら黒いシートと、LSDが付いた小さな板を取り出しました。

そのシートを押すと・・・。

うわっ!電気が付いた!!ただ押しただけなのに!!!

「今は試作の段階ですけど、これをどんどん実用化していきたいんですよね。
例えば、渋谷のスクランブル交差点とか駅とか、人がたくさん集まる場所に、
このシートを敷けば、人がその上を通るだけで電気を起こすことが出来るんです。
それから道路に敷けば、その上を走る車によって発電できます。
例えば首都高速道路さんの試算だと、都内の首都高全部にこのシートを敷けば、
23区内の家庭から出る電力は、全てまかなえてしまうそうです。」

ひゃーっ!!!す・すごい!!!
それって、本当に究極のエコ発電!だって、例えば、道路を通る車によって、
照明灯をつけることが出来るようになっちゃったりするってことですよね?
速水さんによりますと、今後は、例えば携帯電話にその発電機をつければ、
しゃべっている間は音力によって、メールを打てば振動によって発電が出来るので、
バッテリーの充電が不要な携帯が出来るかも!ということでした。
すごい。技術ってそんなに進んでるんだ・・・。
そんな世の中になれば、電気を作るために石油をガンガン使ったり、
CO2をいっぱい出したりしなくてよくなるんですね!

今日は本当に、「未来のエネルギー」を垣間見せていただいた気になった、
ハチドリ高柳だったのでした。
詳しく知りたい方は、こちらへどうぞ♪ ↓

http://www.soundpower.co.jp/
投稿者: 高柳恭子
2008年02月04日

快眠アイテムの筆頭♪

先日、『快眠セラピスト』の三橋美穂さんが、『Hummingbird』のゲストにお越しくださったの、
覚えていていただいてますか?

実は、スペイン坂からお送りしていた『Hummingbird』にも来ていただいていたりして、
個人的にもとっても親しく思わせていただいている、素敵な方なんです。
で、先日来ていただいた時の打ち合わせで、ぐっすり眠ることの大切さなどをお話いただいて、
やっぱり、ちゃんとした枕をひとつ手に入れることが重要なのでは?と思い始めました。

そして、お声がけ下さった三橋さんのオフィスに、先日図々しくもお邪魔して来ちゃいました!
そこで、頭の角度や首のくびれなんかを見ていただいて、
三橋さんに、私にぴったり合った枕を選んでいただいたんです♪

その枕が、これ。


先週、家に届きました♪
そしてその夜から、さっそく使って寝ることに。
ワクワクしながらお風呂から出て、「さっ、寝るぞっ!!」と超★気合を入れてお布団に入り、
枕に頭を落とした瞬間・・・・・・「ふわわわわわわぁぁぁ〜。。。」

もう、あまりの気持ちよさに、悲鳴レベルのため息をついてしまいました。
なんともふんわり、頭全体を支えてくれるそのやわらかさ。
でも決して、ぐずぐず頭が沈み込んではいかないのです。

そ・し・て♪
あっという間に眠りに落ち、その熟睡度たるや、子供の頃を思い出すほど!
あまりの熟睡度に、「これはちょっと疲れすぎていたからかも?」なんて邪推して、
翌日も寝てみたのですが、これまた完璧な熟睡!!
朝、こんなにスッキリ目覚めるなんて、いつぶりだろう・・・?

あぁ、それにしても枕って、なんて偉大なんでしょう♪
この枕に出会わせてくださった三橋さんに、心から感謝してしまいました。

もしも、「最近よく眠れないな〜」なんて思っている方、
枕が合っていないのかもしれませんよ。
寝具ってこんなに大事なんだな、って、この年になって実感してしまいました。

三橋さんのHPには、ぐっすり眠れるヒントがいっぱいかかれています。
今日からでも実践できるポイントがぎっしり♪
一度ぜひ、覗いてみてくださいね!!
http://www.sleepeace.com/
投稿者: 高柳恭子
2008年02月03日

東京にも雪景色♪

今日、日曜日の東京は、朝からかなりの量の雪!
朝起きてカーテンを開けて、ビックリなさった方も多かったのではないでしょうか?

日曜日勤務のハチドリ高柳は、降りしきる雪の中出勤。
今日はさすがに、足元はスニーカーです。

そしてスタジオに着いて、そこから見える皇居の風景にビックリ&うっとり♪
なんてキレイなのかしら〜っ。



しばしたたずんで見ていると、なんだか「しんしん」と雪が降る音まで聞こえてきそうです。
交通機関が麻痺したり、困ることもある東京の雪なんだけど、
こうして眺める景色は、東京の街を一変させてくれて、本当にキレイ。
やっぱり、雪、大好きかも。




投稿者: 高柳恭子
2008年02月03日

ITとエコ!

最近のハチドリ高柳がつくづく思うのは、環境問題って、
私たち市民と、行政と、そして企業の3者が、ともに取り組まなければ、
決してうまくいかないんだな、ってこと。
でも、その3つ目の企業が、最近とてもがんばっている、という話をよく耳にします。
ということで今日はスタジオに、企業の方をお招きしました。
東芝ソリューションの取締役 統括技師長の落合正雄さんです。


(優しい笑顔が印象的な落合さん。IT音痴の私にも、
とってもわかりやすく教えてくださいました♪ありがとうございました!!)

東芝ソリューションというのは、東芝グループ14社の中でも、
ITソリューション事業を一手に担う企業です。
でも、学生時代の通知表で、科学も化学も数学もみんな仲良く赤座布団に乗っかっていた、
理系能力ゼロのハチドリ高柳としては、もう「ITソリューション」からしてわかりません。
恥ずかしながらそうお伺いすると、落合さんは優しく教えてくださいました。

「まず、『IT』とは、『Information Technology』、つまり情報技術のこと、
そして『ソリューション』は『Solution=解決』のことですよね。
つまり、ITソリューションって言うのは、社会における様々な課題に対して、
その解決の一手段としてITを活用したり、もっと便利にしたりする、
ITによる解決方法のことなんです。」

な・なるほど。・・・・・で、ちなみに、具体的には・・・・・・?
テクノロジー音痴丸出しの高柳にも、嫌な顔ひとつせずに、
落合さんはわかりやすく説明してくださいます。

「例えばですね、今の物流って主にトラックでまかなわれてますよね。
毎日、たくさんのトラックが、ありとあらゆるルートで荷物を運んでいます。
そのルートを、『どのルートが一番効率的か』ということをITで徹底的に解明して、
コンピューター制御することによって、無駄のない効率的な走りが出来るわけです。
そうすれば、無駄にCO2を排出することもないですし、ガソリンも節約できます。」

おぉっ!それはスゴイ!!
今まで『Hummingbird』に来て下さったゲストの方は、どちらかというと、
「少し前の生活に戻りましょう。地球に優しい生活とは、そういうものです。」
とおっしゃる方が多かったのですが、ひょっとすると、
ハイテクはエコをも実現するのかも?と、ちょっぴり新しい見方を勉強してしまいました。

加速度的に便利な世の中になった今の日本。
コンビニに常に新しいお弁当が届いているのも、
やっぱりトラックによる物流が発達したから。
「ちょっと前の生活に戻る」ということは、今なら常に手に入るお弁当が、
毎日、朝にしか手に入らなくなることなのかもしれません。
それって、やっぱり多くの人にとって、難しいことなのかな・・・。

だけどそれが、ITによってソリューション=解決してもらえるんだったら、
私たちは、便利さとエコを、どちらも手に入れることが出来るのかもしれません。
ホントに、新しい可能性を秘めた今日のITのお話、とっても勉強になってしまいました。
地球のためになるのなら、こういったテクノロジーを使っていくのも、
一つの手なのかもしれません。
なんとなく、一筋の光が見えたような気がした、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
2008年02月03日

雪を守れ!

最近は、東京の天気予報でも雪マークがちらほらと目に入るようになりましたよね。
今日スタジオにお迎えしたのは、いつでも雪たっぷりの苗場スキー場に出来た、
『ウィスラーカフェ』をプロデュースした、大和田浩さんです!


(実は編集長も、スノボが大好きなんだそうです!
大和田さんと、新作のゴーグルの話なんかで盛り上がっていました♪)

実は、先日お越しいただいた上田ユキエさんと同様、
別の番組の収録で初めてお目にかかった大和田さん。
「大好き!」とおっしゃるウィスラーのお話があまりにも印象的で、
ずっと『Hummingbird』にもお迎えしたいと思っていたのです♪

その大和田さん、本業は雑誌『ブラボースキー』の副編集長でいらっしゃいます。
雑誌の取材で世界中のスキー場を回るうち、カナダはブリティッシュ・コロンビア州にある、
ウィスラーの魅力に取り付かれ、ご自分で、
苗場に『ウィスラーカフェ』までオープンしてしまったほどなんです。
スキー暦は26年。ウィスラー暦は18年という、大ベテランでいらっしゃいます。

「ウィスラーの魅力って、とにかく雪がよくて、ゲレンデがものすごく広い、
と言うことに尽きると思います。何度行っても滑りつくせないんですよね。
また、冬のウィスラーは午後4時くらいに日が暮れてしまうので、
リフトは3時くらいに止まっちゃうんです。
そうすると、スキーヤーやボーダーはスキー場のふもとに下りてきて、
そこにいっぱいある、パブやカフェのようなところで、ビール飲んだりワイン飲んだり、
おつまみを食べたりしながら、ゆっくりとアフタースキーを楽しみます。
そんな風に、余裕を持った滑り方が出来るところも、大きな魅力かもしれません。」

へえーっ!なんだかとっても贅沢な感じ♪
日本だと、どうしても夜中に出発してゲレンデに着いたら、1分1秒を惜しんで滑って、
へとへとになってまた夜中に帰ってくる、と言うイメージがあります。
そんな風に、ゆったりとアフタースキーを楽しむ、って、新しいな♪

「でも、やっぱり最近はちょっと若い方たちが減ってきていますね。
去年が、ものすごく雪不足だったのが尾を引いているのかもしれませんが、
今年はどこのゲレンデも雪はたっぷりですし、雪山で感じる、
頬が引っ張られるくらいのきーんと冷たい空気や、大自然の中をスキーで駆け巡る、
気持ちよさを思い出してもらいたいと思います。
日本って、アジアの中では唯一、大きなスキーリゾートがある、とても贅沢な国なんです。
四季がはっきりしてるって、すごく大切なことなんですよね。
やっぱり、冬は寒くないといけないと思います。
だから、この『アジアでも雪が降る』という環境を、ずっと守っていかなくちゃ、
と思いますね。」

そうですよね。温暖化によってどんどんあったかくなってしまったら、
いずれ日本でもスキーが出来なくなっちゃうかもしれません。それは大変なこと!
編集長と、「最近そういえば、スキーに行ってないね。」と話しつつ、
この雪を守っていかなければ、と改めて感じた、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子