2008年02月18日

野口健さんの講演会♪

先週の土曜日、2月16日、ハチドリ高柳は九段会館にいました。
『コスモ アースコンシャスアクト 野口健講演会 in 東京』が開催されたのです!!
高柳は、MCを担当させていただきました。


会場のキャパシティー、1000人の募集に、応募してくださった方はなんと2万5千人以上!
残念ながら抽選に漏れてしまった方、本当に申し訳ありませんでした。


予定時間は2時間。野口さんは、原稿1枚見ることなく、とうとうとお話し続けます。
結局、2時間の予定が2時間半!たっぷりお話いただいて、会はフィニッシュ♪


でも、その講演前に野口さん、控え室で山のような本を前に、
1冊1冊丁寧に、サインをしていらっしゃいました。
野口さんの著書、『確かに生きる−10代へのメッセージ』と、
『あきらめないこと、それが冒険だ〜エベレストに登るのも冒険、ゴミ拾いも冒険!〜』。


その数、なんと200冊!!


そして、講演後にそのサイン本を、一人ひとりにご自身で手渡して販売。
お話をされたり、握手をしたり、一緒に記念撮影をしたり。
ファンの方たちは、本当に満足げに帰っていかれました。


そしてようやく本当のフィニッシュ!お疲れ様でした!!
野口さんのお話は私も何度も聞かせて頂いてますが、何階聞いても本当にオモシロイ!
これからも、こういった講演会は開催されると思いますので、
今回いらっしゃれなかった方も、機会があったらぜひぜひ聞きにいらしてくださいね♪
投稿者: 高柳恭子
2008年02月17日

ハチドリの目にも涙

いくつになっても、ちょっぴり心がざわついてしまうバレンタインデー当日、
スタジオにお迎えしたのは、『Port of Notes』の畠山美由紀さんと小島大介さんです!
今日は、素敵なバレンタイン・生ライブを聞かせてくださるということで、
本当に楽しみにしていました♪


(写真がちょっと暗くてごめんなさい!
ご自身たちで「ノリが赤提灯♪」とおっしゃっていただけあって、
かざりっけがなくてとてもとても楽しい方たちでした。)

まずはバレンタインの思い出なんかをお伺いしたハチドリ高柳に、畠山さんは衝撃の告白。
「小学校6年生のときに自分でチョコを作ったら、お砂糖とお塩、間違えちゃったんです。
すごい味になってしまったので、飼っていたウサギにあげました♪」

・・・・・・・・・・・え?
あのー、畠山さん。ウサギさんは、大丈夫だったんでしょうか・・・?
すると小島さんも追い討ちをかけるようなコメントを。
「小学校の時には7〜8個もらってて、もててたんですけど、中学で3個くらい、
高校で1個、今に至っては・・・って感じですかね。昔はもててたなぁ(遠い目)。」

・・・・・・・・・・・え??
ゴールデン期は小学生時代で、後は余生・・・?

もう、スタジオでは爆笑に次ぐ爆笑で、話が前に進みません。
ってことで、もうライブを始めていただくことに。
畠山さんは目をつぶり、小島さんがゆっくりと爪弾き始めたギターの音色に合わせて、
少しだけ身体を揺らしています。そして歌いだすと・・・!

その素晴らしい声と暖かくも切ない歌詞に、
ハチドリ高柳は完全に持っていかれてしまいました。
オンエア中、こんなに我を忘れてしまったのは生まれて初めて!
歌い終わりも、なんだかぼーっとしてしまって、拍手すら忘れていました。
でもそれは、編集長も同じだったようです。
「あー、すごいところに持っていかれた!もう一曲聴きたいなぁっ。」と、
あからさまなリクエスト。
ダメですってば!1曲しかお願いしていないんですから!!

すると畠山さん、涼しい顔して、「あら、いいですよ。」とあっさり。
ひゃーっ!ホントですか?もう一曲聴かせていただけるのっ??
大興奮の高柳でしたが、そこに一抹の不安も・・・。

そしてもう一曲畠山さんが歌ってくださっている間に、不安な予感は的中!
鼻の奥がつーんとし始め・・・・・・・・・やっぱり来ちゃった・・・。
がんばってこらえてはいたのですが、ハチドリ高柳の目からは、
涙のひとしずくがこぼれてしまいました。

あまりにも、優しく暖かく、そして切ない歌に、完全にやられてしまいました。
オンエア中、音楽に感動して泣いたのは、後にも先にもこれが始めて。
『Port of Notes』の音楽は、それほどまでに私の心の奥のほうに触れたのでした。

バレンタインデーに、このラジオを聴いていてくださった方たちも、
同じような心の感動を味わってくれているといいな。
そんな風に思いながらも、恥ずかしくて、穴があったら入りたい、
ハチドリ高柳だったのでした。

ちなみに、Port of Notesのニューアルバム『Blue Arpeggio』はこちら。
ぜひっぜひっぜひっぜひっ!!!聴いてみてくださいね!
投稿者: 高柳恭子
2008年02月14日

その木、何の木?

2月ももう中盤。
そろそろ4月の新学期に向けて、お子さんに学習机を買ってあげよう、という、
親御さんが、量販店などに出かけ始める時期ですよね。
ちなみに、ほとんどの場合木で出来ている学習机。
でも、その木が、どこで伐採され、どうやって加工され、私たちの家庭に届いているか?
そんなことまで考える方は、少ないのではないでしょうか?
実は、学習机の木には、違法伐採の木で作られているものが多くあるのです。
今日は、そんな驚愕の現実をお話くださる方をお迎えしました!
国内外の環境問題に取り組むNGO FoE JAPANの、中澤健一さんです。


(実は今日、偶然にも編集長が、自分で机を作るために木を購入してきたことが判明!
その木、大丈夫ですか〜?)

子供の頃に一度購入したら、その後めったに買い換えることのない学習机。
その机の木が、違法伐採で切られたものだなんて知ったら、お子さんはショックですよね?

「学習机に使われる木って言うのは、『ナラ』や『タモ』という種類の木が多いんですが、
その木って、もう世界中でごく限られた場所でしか生えないんです。それが、極東ロシア。
もちろん森林の中には、手入れのために切らなければいけない木もあるんですが、
極東ロシアの木は、ほとんどが天然林の、貴重な木で、
もちろんその周辺の生態系のためにも、切らないほうがいい木ばかりです。
それを、中国やロシアの人たちは、日本人のニーズに釣られてどんどん切ってしまう。
中国で加工された『ナラ』『タモ』材で作られた学習机は、
まずこうした違法伐採の木を使っていると、疑っていいでしょう。」

それは、かなり問題ですよね。でも、買ってしまう私たち日本人にも問題が。。。

「そうなんです。やはり安い、という理由で、多くの日本人がこれらの木で作られた、
学習机を買ってしまいます。でも、日本にだって、スギやヒノキなどの木で、
間伐のために切ったほうがいい木がたくさんあるんです。その木で作った机は、
大体10万円前後くらい。それほど、馬鹿みたいに高いわけじゃないんですよ。」

そう。最近食べ物でも、やはり国産のものが見直されてきたりしていますが、
やはり日々の生活で使うものも、国産のものを選んでいったほうが、安全かもしれません。
そうお話していたら、中澤さんが素敵なアイデアを♪

「もし、気に入った机が見つからなかったら、編集長みたいに、
お父さんと子供で、一緒に木の板を買いに行って、一緒に机を作ったらいいんですよ。
その板が、どんな木で作られているのかも見ることが出来るし、子供さんにとっても、
一生の思い出になる、素敵なプレゼントになりますよね。
また、ご飯もお母さんが手作りする、っていう、昔ながらの日本の家庭に、
ちょっと戻ってみればいいんじゃないですかね。」

そうですよね。
ちょっと前まで、冷凍食品はこれほど日本人の家庭に入り込んでいなかったし、
『日曜大工』っていう言葉があるくらい、
日曜日はお父さんが大工仕事をしていたのかもしれません。
そんな、優しい家族愛があふれていた時代にちょっと戻ってみれば、
安全も手に入れられ、環境にも優しい生活が出来るのかもしれません。

そんな生活を、ちょっと懐かしく思った、ハチドリ高柳だったのでした。
それにしても、編集長の机、いつ出来るのかな・・・。

ご自分の机を作っている木が、山にはえていたときにどんな姿だったのか知りたい方は、
FoE JAPANのHPをチェックしてみてくださいね!
http://www.foejapan.org/forest/ihouzai/index.html
投稿者: 高柳恭子