今日のゲストは、ミュージシャンの高野寛さん!
あの「虹の都へ」の、きらきらした高音を覚えている方も多いのではないでしょうか?
そんな高野さん、最近は環境保護関連のイベントなんかに顔を出すことが多いとか。
早速、ゲストにお招きしました。
来ていただいたとき、何よりも驚いたのは、ご自身が自転車をこいで、
スペイン坂スタジオにご登場なさったこと!
すでにスタジオの中で打ち合わせを始めていた、ディレクターはじめ番組のスタッフは、
ガラスの向こうに突然現れたご本人を発見して、あわてたのなんのって!
「プジョー」でいらっしゃる、と伺っていたので、駐車場もご用意していたのですが、
「プジョー」だったのは、自転車でございました。
そんな高野さんから伺った、キューバの話、とても重くココロにしみました。
キューバって、とてもモノの輸出入に厳しい国で、だから農薬も輸入することが出来ず、
結果的に、とても有機な、無農薬農法を、今でも続けているのだそうです。
生産性はあまりよくなくて、国はあまり富んでないけれど、土壌はまだ健康そのもの。
そこから取れる野菜も、穀物も、安全なものばかり。
目先の利益に目がくらんで、農薬まみれにしてしまった土壌は、もうすぐには戻りません。
でも、今時代は無農薬野菜や、有機農法をよしとする方向に向かっていますよね。
結果的に、キューバのような国が、これからクローズアップされていくのかも知れません。
結局、何でも自分に返ってきてしまう、っていう、典型的な事例のような気がしました。
HAAS名義の高野さんのアルバム『Music for breakfast』を聞きながら、
癒されつつ、いろんなことを考えてしまったハチドリ高柳だったのでした。