今日スタジオにお迎えしたのは、シンガーソングライターの美咲さん!
普段は長野県松本で活動されているという美咲さん、
今日はバスで東京にいらっしゃったところを、渋谷のスタジオまで足を伸ばしていただきました。


「シンガーソングライター」という肩書きでいらっしゃいますが、
ただの「シンガーソングライター」ではありません!
美咲さんが行うのは、『光合成ライブ』という、一風変わったライブ。
その仕掛けとは?とうかがうと、さわやかな微笑とともに答えてくださいました。
『光合成ライブ』というのは、太陽光発電で作った電力を使って行うライブのこと。
歌い始めたときから、なぜか書く詞はすべて自然や環境に向かっていた、という美咲さん、
その歌を、人工的に作り出した電気の力で歌うことに、
違和感を覚えていらっしゃったのだそうです。
そんな時出会ったのが、「太陽光発電」という強い味方。
太陽の力を蓄えて作った電力にのせて歌を歌うと、歌が自然と溶け合って、
素晴らしく心地よく歌うことが出来たのだとか。
「ぜんっぜん違いました」と、力強く答えてくださいました。

でも、太陽光発電って、色々面倒な装置とか、
大掛かりな仕掛けが必要なんじゃないのかしら?と思っていたら、
「簡単なんですよー」と美咲さん。
太陽光を集める、1m×1mくらいのパネルを2個、太陽の下に置いておき、
そのパワーを、自動車のリサイクル・バッテリーにためておくだけ。
3〜4時間充電すると、1〜2時間のライブは、悠々間に合ってしまうのだそうです。
もちろん、美咲さんが使うのはギターとシンセサイザーくらい。
大掛かりなドラムセットや、何本ものエレキギターを使うわけではありません。
だから使う電力もそれほど多くはないはずです。
でも、ハチドリ高柳はびっくりしてしまいました。
3〜4時間の充電で、1〜2時間のライブが出来てしまうなんて!
それ以来、美咲さんはこの「信州松本でとれたて」の電気を持って、
日本全国どこへでも「ウタ」を届けにいらっしゃっているのです。
「こんな太陽のパワー、使わない手はないな、と思います」と美咲さん。
確かに、そうですよね。
そんなに気軽に、大いなるパワーを蓄えることが出来るなんて、
やっぱり、太陽の恵みってスゴイ!!
今はようやく、家庭でも屋根にソーラーシステムがついたおうちなどが出来始めましたが、
もっともっとこのシステムを整備して、みんなが太陽光発電の電気を使うようになったら、
ものすごく資源の節約になって、CO2は削減できて、
すごくすごくエコでアースコンシャスな世の中になるんじゃないかな、と、
大いなる希望を抱いてしまいました。この美咲さん、4月22日のアースデーに、代々木公園でライブを行う予定になってます。
お時間のある方はぜひ、太陽の恵みで作られた音と歌を聴きに、
代々木公園に遊びに来てくださいね!