今日のスタジオには、毎日新聞「水と緑の地球環境本部 MOTTAINAIキャンペーン事務局長の、
真田和義さんをお迎えしました。
以前から、お仕事を通じて存じ上げていたんですが、とにかくこの真田さん、
お話が面白い!
一度でいいからゲストにいらしてください、と、熱いラブコールをおくらせていただいておりました。
ようやく実現して、嬉しい限りです♪

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(温和に微笑む真田さんの隣で堀内編集長、実は番組企画で、片目だけマスカラしてるんです!
片目だけ、つぶらな瞳・・・!ちょっとキモイ〜っ。。)


真田さんが手がけていらっしゃるのは、2004年にノーベル平和賞を受賞されたことでも知られる、
ケニアのワンガリ・マータイさんを中心に進められている、
「MOTTAINAIキャンペーン」の日本展開。
そもそもマータイさんが「MOTTAINAI」という言葉と精神を世界に広めるようになったのは、
真田さんのいらっしゃる毎日新聞が、マータイさんを招聘したときに、
「日本では、資源を有効活用してゴミを減らす、という循環型社会を目指す運動を、
『もったいない』という言葉で言い表しているんですよ」とお伝えしたところ、
マータイさんは大感激♪
その言葉と精神は素晴らしい!と、その後のマータイさんの講演などで、
力強い呼びかけを始められた、というわけなんです。ちなみに真田さんによれば、この「MOTTAINAI」という言葉は、仏教用語なのだそうです。
ということで、ハチドリ高柳、広辞苑を調べてみました。すると・・・?
「もったいない=勿体無い。(物の本体を失する意)」ということで、その後に、
「神仏・貴人などに対して不都合である。不屈である」と出ていました!
また、「畏れ多い。かたじけない。ありがたい。」との意味もあるということなんです。
そうか!
マータイさんはこの「MOTTAINAI」に、「3R=reuse, reduce,recycle」という3つの意味のほかに、
「respect」の意味も含まれる、とおっしゃったそうですが、
確かにリスペクトの意味が、そもそも含まれていたんですね。
日本人の心を、日本人以上に解釈してくださるマータイさんを、改めて尊敬してしまいました。
そして、そのマータイさんの素晴らしさにいち早く気づき、
活動をともにされている毎日新聞も、すごいなー。
私も、同じマスコミ人のはしくれとして、見習わなくっちゃな、と実感した、
ハチドリ高柳だったのでした。