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2009年05月01日

帯コピー・虎の穴塾

出版ハヤシ、「井上陽水FILE FROM 1969」を
無事に世に送り出すことが出来、ホッとしたのもつかの間、
すぐ次に原田真裕美さん著「魂サプリ」の
発刊予定日が迫っていて、ドタバタドタバタ。

原田真裕美さんと言えば、ニューヨーク在住のサイキック・カウンセラーの
第一人者で、予約待ちがナント、5,000人だとか。
ひょえ〜〜。
オノ・ヨーコ氏をはじめとする有名人顧客も多いという、
普通だったらなかなかアポイントすら取ることが難しいようなお方なのに、
なぜ本を出版できることになったかと言いますと……

……というお話については、発売日が迫ってきたらお伝えするとして、
今回は新刊書籍にはかならず付いている「帯」のお話し。

デザイン的には表紙カバーが主役とすると、この「帯」は脇役的存在なので、
購入後は外してしまう方も多いのではないでしょうか。
でも、本屋さんで目的無しに何か読みたい本を探す場合、
この「帯」に書かれているキャッチコピーが決め手になる場合も
多いのではないかと思います。

かく言う私も、「号泣必須の癒しの物語」とか「予測不可能、驚愕のどんでん返し」
なんて言葉につられて、本を買ってしまうこと多し。
そんな訳で編集者は、「どんなデザインにすれば目につくだろうか。
どんな文言を入れれば手にとってもらえるだろうか」ということに
相当頭を悩ませるのであります。

我がTOKYO FM出版でも、
うーーーん
うーーーん
と、産みの苦しみを味わいながら、なんとかいくつかのコピーを捻り出したら、
ひとまずナイトー部長に提出をします。

このナイトー部長とは、我がTOKYO FM出版が所属する編成部の部長。
ラジオ局の編成部長としては変り種で、もともと書籍編集やライター業が本業だった人。
だから、この帯コピーにはめちゃめちゃうるさいのです。
ハヤシは密かに、ナイトー部長のことを
「帯コピー・虎の穴塾」の塾長として恐れているほど。

だいたいいつも、捻り出したコピーを塾長に見せると、
「う〜んイマヒトツだね〜、もう少し考えてごらん」
などという優しい言葉ながらも厳しい回答が……(泣)
「大きな書店に行って、どんなコトバが書かれていたら
自分の目に留まるか見てきてごらん」
なんてアドバイスももらったり。
う、う、う……

その時はメゲるのですが、ナイトー塾長から
一発OKが出るようなキャッチコピーを考えられるようになるぞ!
と、日々闘志を燃やしているハヤシなのでした。


投稿者 ハヤシ : 2009年05月01日 12:26

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