2017.09.09
08:55 秋の「備蓄前線」!?


今年の夏は、全国的に雨の日が多かったですね。
7月には九州北部豪雨が発生し、
36人の方が亡くなりました。
「豪雨災害への備え」が
これまで以上に意識される中で、
先日、日本気象協会から
『秋の備蓄前線』なるものが発表されました。
備蓄と前線、ちょっと不思議な組み合わせです。

実はこれ、
秋雨前線や台風などで
災害が発生しやすい時期のはじまりを、
天気予報でよく見る『前線図』で表した上で、
備えを見直そう!と呼びかけるものなんです。

日本気象協会
木村知世子(きむら・ちよこ)さんに伺いました。


 関東地方で雨が多くなる時期というのは9月中旬、
 秋の備蓄前線では9月11日となっています。
 その頃が関東地方で
 秋雨前線がかかりやすい時期となっています。
 雨が多くなる前、ちょうど今この時期に
 備蓄の見直しなど進めてもらえると良いと思います。


実際に、2年前の9月9日から11日にかけては、
関東と東北で豪雨災害が発生し、
鬼怒川が決壊しました。
まさに今この時期に
日頃の備えを見直すべき!ということですね。

それでは、具体的に豪雨災害に対して
どんな備えが必要になるかというと・・・
地震の時と大きな違いはないそうです。
ただ雨が降り続く場合は
屋内避難が長引くこともあるので、
水や食品、携帯用トイレなどは
多めに準備しておいてほしい、と
木村さんはお話されていました。

なお、日本気象協会が監修している
防災アプリ「わが家の防災ナビ」では、
家族の人数に合わせて
必要な備蓄品の数を計算してくれます。
例えば、赤ちゃん1人と夫婦の3人家族だと、
水27リットル、レトルトご飯27食分、
簡易トイレ45回分、粉ミルク20食分・・
などが最低限必要になるそうですよ。

地震だけでなく、
豪雨災害も見据えた備えの見直し。
アプリ等を上手く活用して、
あなたも進めませんか?

音声ファイルはこちら


2017.09.02
08:55 首都直下地震、火災から身を守る


9月1日は防災の日でしたね。
今朝は、首都直下地震のときに
一番大きな問題となる「火災」から
身を守る方法を考えます。

首都直下地震で最も多い死亡原因は
「火災」によるものだと、国は想定をしています。
木造密集地域を中心に同時多発的に火災が発生して、
炎の津波となって私たちを飲み込むとも
考えられているんです。
犠牲を少しでも減らすためには、
私たち一人ひとりがとにかく「火を出さない」こと。
揺れたら自動でブレーカーを落とす
「感震ブレーカー」の設置や、
火を出してもすぐに消し止める
「初期消火」が何よりも大切です。

ただ、天井まで火が回ると
一般の私たちにはもう消すことは難しいので、
適切に見極め、すぐに避難することが
重要になってきます。

実はこの火災で炎と同じくらいに怖いのが、煙です。
火災の煙には色々な成分が含まれていて、
中でも一酸化炭素はごくわずかな濃度でも
頭痛やめまい、けいれんを引き起こします。
煙によって意識不明になったところを
炎に襲われて命を落とすだけでなく、
実は煙そのもので亡くなるケースも多いんです。

煙をいかに吸わずに避難するかがポイント!
ですので、万が一火災に巻き込まれたら、
こうやって命を守ってください。

 ̄譴魑曚錣覆い茲Ε織ルやハンカチ、
 できれば濡らしたもので鼻と口を両方覆います。

煙は空気より軽いので、
 なるべく姿勢を低くして避難します。
 煙は天井から溜まっていって
 煙の層と空気の層に分かれるので、
 床に近いところの空気は比較的煙が薄くて、
 空気が残っている可能性があるからです。

もし煙で周囲が見えなくなってしまったら。
 床や壁に手をあてて、這うように避難しましょう。

け譴充満して息が苦しい場合。
 実はまだ新鮮な空気が、階段のすみや床のすみに
 残っている可能性があります。
 這って、口をなるべく近づけて
 吸いながら避難しましょう。

究極の知恵で、生き延びる。
この機会に是非、知っておいてください!

音声ファイルはこちら


2017.09.01
08:41 9月1日防災の日、スペシャルプログラムをお届け!


2017年9月1日、防災の日。
TOKYO FMでは防災について考えるプログラム
「WATER DAMAGE〜豪雨、そのとき。」を放送。
各番組でご紹介した内容は
特別ページで振り返って頂けると共に、
放送後1週間(9月8日まで)は
シェアラジオでお聞き頂けます。

豪雨による災害が相次ぐ中、
どんなことが命を分けるのか、
事前に知っておきたい知識と
豪雨に襲われたときのシチュエーションごとの対処法を
専門家に伺います!






2017.08.26
08:55 浸水と避難を考える


各地でまた大雨による被害が相次いでいます。
この7月には九州北部豪雨での
筑後川氾濫による被害もありましたね・・・
都心部を流れる川、例えば杉並区の善福寺川などでも
過去に大きな浸水被害が起きています。
そこで今回は、いま決して他人ごとでない
【浸水と避難】について考えます。
そして、きょうのキーワードは「水深50cm」!

水深50僂和臑痢大人のひざまでが水につかるくらいですが、
実はこれが避難をめぐって大きな意味を持ちます。
と言うのも、国土交通省のデータなどによると、
過去の洪水による氾濫で浸水50儖幣紊砲覆辰疹豺隋
ほとんどの人が自力では避難が難しい状況になりました。
だから、避難するのであれば
水が膝に達する前に、と言うのがとても重要です。

なお、車に乗っている時に道路が浸水・冠水した場合、
避難のために取るべき行動は、次のようなイメージです。

 水深10〜30僉、 ブレーキ性能が低下。
          安全な場所に車を移動させる。

 水深30〜50 → エンジンが停止。車から避難する。

 水深50僉繊、 車が浮き、車に閉じ込められて
         水に流されることも。非常に危険。

やはりここでも、50僂箸い数字が重要なんですね。
では、実際に避難するとき、
何に気をつければいいのでしょう?

まず、はん濫した水の流れは勢いが強いので、
水深がひざくらいまであると、
大人でも歩くのが難しくなります。
もし、避難が難しいと思ったら
無理をせず、緊急避難として
【高くて頑丈な建物にとどまる】ことも
選択肢の一つに考えて下さい。

そして、はん濫した水は茶色く濁っているので、
道路と水路の境や、
ふたが開いているマンホールの穴が見えません。
棒で足下を確認しながら移動しましょう。
脱げやすく水の入りやすい長靴ではなく、
脱げにくく歩きやすいスニーカーなどを選ぶのも
ポイントです。

国土交通省や都道府県では、
大きな河川がはん濫した場合、
水の深さがどこでどれくらいになるかの浸水想定区域図や
洪水ハザードマップも公表しています。
http://www.mlit.go.jp/river/bousai/main/saigai/tisiki/syozaiti/

川が近くにある方、一度事前に確認しておいて下さいね!

音声ファイルはこちら


2017.08.19
08:55 「火育」で、災害時に火を味方に!


今回は、災害のときの「火」の大切さを考えます。
この時期、キャンプで火を熾した!
と言う方もいるかもしれませんね。
ライフラインが止まった被災地では
あたたかい食事を作ったり、暖をとったりするのに
この「火を熾す」という作業が欠かせません。

火を熾すには「燃やす素材のチョイス」と
「燃やす順番」がポイントです。
いま目の前に、燃やすための4つの素材
太い木材、牛乳パック、新聞紙、ワリバシがあるとします。
マッチやライターを使って、まず何に火をつけたら
より効率的に火を熾せるでしょうか?

・・・正解は、一番燃えやすい「新聞紙」です。
つづいて、「ワリバシ」などの細い木、
最後に、長く燃え続けることのできる
「太い木材」に火を移していきます。
牛乳パックは、両面がラミネート加工されているため、
火が大きくなる特徴があります。
ですので、火力が弱まってしまった時に、
補助燃料として使うのがオススメです。

こうした「火」の扱い方や
災害の時に火が果たす役割などについて学べるのが、
東京ガスグループが主催している「火育教室」です。
東京ガス株式会社 広報部の
小町圭子(こまち・けいこ)さんにお話を伺いました。

 子どもたちの「火離れ」が非常に問題になっていて、
 火を扱ったことがない子供がとても多くいます。
 マッチを擦ることができない子供も沢山いて、
 オール電化住宅で育った子は
 ガスの炎も見たことがない。
 だから、熱いということが分からずに、
 ガスの炎が付いた瞬間に、
 手で触ってしまうということも実際にあります。
 火について学ぶ機会というのは
 なかなかないと思うので、
 火とともに歩んできた企業としては、
 そうしたところをお伝え出来ればと思っています。


火離れ、なんてあるんですね・・・
向き合わなくてはいけない現実です。
火育教室は小学校1年生以上のお子さんと
保護者が対象で、今後は

9月2日(土) 板橋区防災フェア
9月2日(土)3日(日) 渋谷区防災フェス

で開催が予定されています。
「火」を味方につけて災害を生き抜く力、
親子で育めるといいですね。

東京ガス『火育』



音声ファイルはこちら


2017.08.12
08:55 災害時のトイレの守り方


今回は『災害時のトイレの守り方』をご紹介します!

私たちが普段使う「水洗トイレ」は
電気や水道が止まると使えなくなりますし、
地震の揺れで下水の配管が壊れることもあります。
でも、見た目で大きく壊れていなければ、
ついついそのまま使ってしまって、
結果、汚物が流せなくなったり、
マンションであれば下の階に
下水が逆流してしまうこともあります。
そして、トイレが一度汚れてしまうと、
行きたくないと言う気持ちから水分や食事を控えて、
体調を崩してしまうという悪循環も生まれます。
つまり、災害のあと、
『そのトイレを最初に使う人』は
実はとても大きな責任を負っているんです。

じゃあ、自分が『最初のひとり』になった時、
どうすればいいのか。
キーワードは『流さない・汚さない』。
その方法として、
便器に災害用トイレキットを取り付けるか
災害用のポータブルトイレを設置しましょう。

もしそれらがなければ、
大きなゴミ袋を便器に取り付けて、
中に新聞紙や消臭剤、もしくは
あればネコのトイレ砂を入れます。
こうすることで、汚物は燃えるゴミとして出せますし、
用を足すたびに取り替えれば、
トイレを綺麗な状態のまま保つことが出来ます。
最初のひと手間が、
その後の生活を長く支える最大の鍵となること、
心に留めておいてください。

そしていま、こうしたトイレの守り方について
子どもから大人まで一緒に学べるプログラムが
色々な場所で行なわれています。
進めているのは、意外にも東京ガスグループ!
と言うのも、東京ガスグループでは
災害復旧隊として被災地に入る度に、
このトイレ問題を目の当たりにしてきたそうです。
そうした経験を踏まえて、
NPO法人・日本トイレ研究所と一緒に
プログラム内容を考えたとのこと。
今後、8月20日と27日には「しながわ防災体験館」、
9月3日には新宿区防災フェスタなどで
体験プログラムが行なわれる予定です。

また、子供は普段からトイレを我慢しがちです。
日本トイレ研究所の代表
加藤 篤(かとう・あつし)さんは、
子供たちが災害時のトイレに慣れておくために
夏休みのキャンプなどを利用して
親子で災害用トイレを使ってみることも勧めています。
お父さんお母さん、
まずは災害用トイレを用意することから始めませんか?


音声ファイルはこちら


2017.08.05
08:55 浸水被害からの生活再建の手引き


九州北部や秋田など、豪雨災害が相次ぎました。
台風5号の影響も心配されています。
水害は都市部でも決して他人ごとではなく、
アスファルトに覆われているからこそ発生する
『都市型水害』などもあるので、
今こそしっかりとした知識を持っておきたいところです。
そこで今回は、水害にあってしまった後、
生活を再建するために何から始めたらいいのか、
ある手引きを元にご紹介します。

『水害にあったときに
  〜浸水被害からの生活再建の手引き』
これは、被災地で支援活動を行なう組織
「震災がつなぐ全国ネットワーク」が
今年3月に作成したものです。
インターネットでダウンロードすることが出来るんですが、
それによると、水害にあった後に行なうべき
一般的な手順としては、7つだそうです。

まず1つめは、被害状況を写真に撮る。
これは、自治体から罹災証明書を取得するときに
役立つほか、保険金の請求にも必要だからです。
家の外をなるべく4方向から、
浸水した深さが分かるように撮りましょう。

2つめは、施工会社や大家、保険会社に連絡。
浸水のおおよその深さも伝えます。

3つめは、罹災証明書の発行を受ける。
区役所や市役所に浸水したことを申し出て、
被害認定の調査を受けることで発行されます。

4つめ。ぬれてしまった家具や家電を片付ける。
ただ、被害を受けた後は疲れも溜まっているので、
慌てずゆっくり行ないましょう。

5つめは、床下の掃除や泥の除去・乾燥。
濡れた家をそのまま放っておくと、
後からカビや悪臭が発生して
生活に支障が出ることがあります。
まずは、床下の状態を確認しましょう。

6つめ、掃除するときはなるべく肌の露出を避ける。
特にこの時期は熱中症に注意が必要ですが、
タオルに保冷剤をくるんで首に巻くと、
肌も守ることができて一石二鳥です。

そして、最後7つめ。
復旧の前にブレーカーや水、ガスの確認をする。
漏電や水質の汚染、ガス漏れの可能性もあるので、
必ず点検しましょう。

台風もこれからますます発生します。
手引きには、どんなことに注意しながら
片づけを行なえばいいのかなど
とても詳しく載っているので、是非ダウンロードして、
お手元に持っておくことをお勧めします。
こちら からダウンロードできます。


音声ファイルはこちら


2017.07.29
08:55 ママのための防災講習会


夏休み、お子さんと過ごす時間も長くなります。
そこで今朝は、ママ向けの防災講習会についてご紹介します。

一般社団法人スマートサバイバープロジェクトでは
「防災ママカフェ」という講習会を全国各地で行なっています。
これは、東日本大震災や熊本地震で被災したママたちの声を元に、
いざという時、どうしたら子どもを守ることができるかを学ぶもの。
企業や行政などともコラボレーションして
これまで全国5000人以上のママたちが参加してきました。

講習会では例えば、地域のハザードマップを確認して
自分たちの住んでいる場所が
どんな災害の危険があるのかを学んだり、
地震で部屋の家具が倒れないようにするには
どうすればいいかを考えたり、
災害の時にも親子で美味しく食べられる
料理を作ってみたりと、
ママだからこそ知っておきたい内容になっています。

そんな中、講習では
「避難所に行かない準備をする」という
ちょっと意外な提案もしているそうです。
被災ママたちのどんな経験に基づくものなのか?
防災ママカフェの特別講師 かもん・まゆさんに伺いました。


 基本的に、避難所というのは女性や子どもにとって
 安心、安全な場所ではありません。
 とてつもなく不衛生だったと、
 東北のママは言っていました。
 ですので、特に小さい子がいる方は避難所に行かないよう、
 家の中に備蓄などの準備をしてほしいと思っています。
 自治体で備蓄しているものは水や毛布、
 基本的に5年保存できる誰でも使えるようなもの。
 女性の下着や生理用品、おむつ、ミルクなど
 使用する人が限られていて、
 5年持たないようなものは備蓄していないと
 考えて間違いないと思います。
 どんなに避難所に物資が届いたとしても
 赤ちゃん連れで、外で5時間
 ミルクのために並んだという
 ママたちの話も聞きましたので、
 そういったことを考えると、備蓄を少し多めに
 家の中でしておくべきだと思います。


これは家が無事で、今後の余震で倒壊する恐れがない、
または増水した川に流される恐れがないなどの
条件付きではありますが、
自宅避難の準備、小さなお子さんがいる家庭ほど、
しっかりと取り組んだ方が良さそうですね。
なお、おむつやベビーフード、粉ミルクなどはもちろん、
子供たちが食べやすい「缶入りのパン」や
かさばるおむつをコンパクトに出来る圧縮袋、
「使い捨て哺乳瓶」などもあると便利だそうです。

防災ママカフェは今後も各地で開催される予定です。
詳しくはスマートサバイバープロジェクトのHP
http://sspj.jp/?page_id=125
に掲載されています。

音声ファイルはこちら


2017.07.22
08:55 水辺の安全講習とイベント


子供たちの夏休みがスタートしましたね。
水辺での子供の事故が多くなる季節でもあります。
昨年発生した水難事故は1505件で、
このうち死者行方不明者は816人にも上るそうです。
このように水辺の事故が年々増えている中、
都内31の小中学校と高校ではこの夏、
「水辺の安全教室」が開催されています。
教室を開催する公益財団法人
ブルーシー・アンド・グリーンランド財団の講師
桐ケ谷尚洋(きりがや・なおひろ)さんに
水辺で自分の命を守るために大切なことを伺いました。


 自分の命を守るための技能についてなんですが、
 大きく二つあるなと感じています。
 まずひとつめは、事前の準備が大事。
 例えば天候の確認、体調管理、
 一人で水辺に行かないという心構え。
 水辺に行く前の準備も、自分の命を守るための
 重要な技能になるのかなと思っています。
 二つ目としては、
 万が一事故にあってしまった時の対処法として
 「背浮き」や「ペットボトル浮き」などの実技です。
 背浮きについては、
  .丱鵐競い了兩で浮くこと
  息を大きく吸い込んでゆっくり呼吸をすること
  A歓箸領呂鯣瓦い銅まで水中に入れること
 といったポイントを子どもたちに伝えるようにしています。
 ペットボトル浮きについては、
 へその位置や、首元の位置でペットボトルを持ってもらい、
 いわゆる「ラッコ浮き」のような姿勢になってもらって、
 自分の命を自分で守るための技術を伝えるようにしています。


やはり、まずは「浮く」ことがポイントなんですね。
サッカーボールなども浮き具代わりになるそうですよ。
ただ、「背浮き」も、浮き具で上手に浮かぶことも、
実際に体験してみないと
もしもの時に対応することは難しいのが現実です。

こうした中、7月23日午後2時から、
『ペットボトル浮き』を体験しながら
ギネス世界記録に挑戦するというイベントが
全国90カ所で行われます!
1分間のペットボトル浮きに挑戦し、
250人以上が成功すると
ギネス記録に認定されるというもの。
東京では「葛西海浜公園 西なぎさ」などで実施されます。
子どもも大人も参加できて、当日参加も可能ですので、
くわしくはブルーシー・アンド・グリーンランド財団の
ホームページをご覧ください。
https://www.bgf.or.jp/bgchallenge/2017ukiuki.html

そして何より、水辺で遊ぶ時には
救命胴衣を身に着けておくことを
くれぐれもお忘れなく!

音声ファイルはこちら


2017.07.15
08:55 九州北部豪雨を受けて考えるアンダーパスへの注意


九州北部での豪雨から
一週間以上が経ちました。
今回の豪雨を受けて改めて、
色々な自然災害に対して防災への意識を
持っておかなくては・・・と
感じた方も多いのではないでしょうか。

さて、もし都心部が豪雨に襲われた時。
運転中、思わぬ場所で
車ごと水没してしまう可能性があります。
先週も少しご紹介した【アンダーパス】を
今週はさらに詳しくお伝えします。

アンダーパスはその名の通り、
幹線道路や鉄道などと立体交差し、
その下を通る道路のことです。
アンダーパスとなっている道路は周りより低いので、
急激に雨が降った時には排水が追いつかず、
冠水=水が深くたまる恐れがあります。
そして、激しい雨が降っているときは
視界が悪いので、冠水していることに気が付かず
車で突っ込んでしまうこともあるんです。
亡くなった方も沢山いらっしゃいます。

でも、どこがアンダーパスなのか、
運転していても意外と気が付かないものですよね。
実は、国土交通省のサイトで、
冠水する恐れがあるアンダーパスをピックアップした
注意箇所マップが都県ごとに公開されています。

東京都版
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000654777.pdf

それによると、都内で注意が必要なアンダーパスは
なんと133箇所!
そんなにあるんですね・・・
例えば、比較的分かりやすいところでは、
国道246号線の渋谷駅のガード下。
上を線路が走っているので、
少し掘り下げられた道路になっています。
新宿通りの新宿御苑トンネルや、
羽田空港トンネルも注意箇所です。

もうひとつヒントとして、
交差点などの名前に「アンダー」や
「立体」とついているところは
周囲の道路より低くなっていることも
知っておいてください。

なお、特に注意が必要なアンダーパスについては
平常時から道路の手前に電光掲示板が
設置されているほか、
大雨冠水注意!と書いた交通標識や看板が
設置されていることもあります。

この他、注意箇所になっていなくても、
思わぬ豪雨で冠水する道路は沢山あります。
普段から、道路の高低差を少し意識しておきましょう!

音声ファイルはこちら


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