11月19日。
(1)年に(1)度は備蓄(19)の確認を、
と言うことで、東京都では『備蓄の日』としています。
そこで今回は
食べられる防災ブック『東京備食』をご紹介します!

「食を備える」と書いて「備食」。
実は、あの『東京防災』を作った
クリエイティブチームによる第2弾で、
現在、クラウドファンディングで先行発売しています。
こちら、どういうものなのでしょうか。
まず、4冊の本が
ハードカバーに収まったものを想像して下さい。
このうち3冊分がなんと、
それぞれ表紙を開けると中に缶詰が5つ!
お米、主菜、副菜、汁物、
そしてデザートの缶詰が入っているんです。
本の最後の1冊が、災害時の食に特化した冊子です。

この「東京備食」
そして「東京防災」の総合プロデューサー
榊良祐(さかき・りょうすけ)さんにお話を伺いました。

「東京防災」は僕たちが思っていたよりも
 話題になって、恐らく日本史上初めてといっていいほど
 防災ムーブメントが起きました。
 せっかく起きたこの防災ムーブメントを絶やさず、
 次に新しい防災ムーブメントを起こしていこうと言う
 思いがあって、食べれらる防災ブックと言うものを企画しました。
 災害時こそ本当に美味しくて温かくて、
 心がぱっと晴れやかになるような、
 今までの災害食をイメージを覆すようなもの。
 例えば、うなぎのかば焼きや海老真丈のお吸い物や
 ラ・フランスの赤ワインコンポートなど、
 普段でも食べたくなって気持ちが明るくなるような
 贅沢と言うか、そう言うメニューを意識して作っています。
 梱包している本は、
 基本的にこう言う備蓄が必要ですと言うような
 チェックリストのようなものから、
 家庭菜園のやり方、
 自宅にあるもので簡単に作れるレシピなど、
 新しい感覚になるような情報を入れようと思っています。


敢えて本の形にして
いつも目に触れるところに置けるようにしたのは、
しまい込んでいざと言う時に取り出せなかったり、
いつのまにか賞味期限が切れていたりするのを
防ぐためなんだそうです。
面白そう!と思って手に取って読んでいるうちに、
自然と防災力が高まっていくのがデザインの力だとも
榊さんは仰っていました。
クラウドファンディングのため、
応援資金を含めた価格で1セット1万2000円です。
興味が湧いた方、応援したい方、
こちらのページをチェックしてみて下さいね。
https://readyfor.jp/projects/tokyo_bishoku

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