今回は、都内在籍の大学生・専門学校生を対象に
警視庁が行なう、一泊二日の
『宿泊型防災プログラム』についてご紹介します!

警視庁が一泊二日で防災・・・
ちょっと不思議な感じもしますよね。
実は、警視庁としても初めての取り組みなんだそうです。
6月17日と18日の土日、
有明にある防災体験型施設「そなえリア東京」で
行なわれるもので、概要はこんな感じです。

 ある日、大震災が発生。
 帰宅困難者となった学生たちは
 一時滞在施設である大学の中で、
 協力し合って一晩を過ごす。
 震災発生後の混乱する状況の中、
 次々と現れるミッション・・・
 彼らは果たして、
 危機的状況をクリアできるのか!?

・・・と言うことで、出来る限り
リアルな想定のプログラムを組んでいるそうです。

最初のプログラムは、
『被害を受けた街から情報を集めつつ脱出、避難せよ』。
「そなえリア東京」の中にある
被災後の街を再現した施設の中で行なわれます。
無事にクリアできたら、
今度は大学をイメージした一時滞在施設に移動。
チームを作って、身近なもので
食事やトイレ、寝床を作りながら、一夜を過ごします。
活用するのは、段ボールやビニール袋、新聞紙など。
何をどう使うか、時間配分も含めて
全て参加者に委ねられていて、
うまく解決できなかったとしても、
スタッフや警視庁のメンバーは
危険でない限り、助言はしないそうです。

そして、警視庁ならではのプログラムも。
実は警視庁の中には、
災害現場で活動する「特殊救助隊」という
30人程のチームがあります。
この特殊救助隊員が、
実際の災害現場で経験したことや
そこから学ぶ災害現場での注意点などを
当日レクチャーしてくれるんです。
プロの生の声を聞けるって貴重ですね。

なお、参加者は
被災のリアルな状況を体験するためにも、
特別な持ち物や服装は必要ありません。
参加してみようかな、と
興味をもった都内在籍の大学生・専門学校生の方は
警視庁HPの こちら をご覧ください!

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