先日、有楽町の駅前に突然現れたプロレスのリング!
蝶野正洋さんが登場して、話題になりました。
戦った相手は・・・「災害」です!

実はこれ、蝶野さんが2014年に立ち上げた
『NWHスポーツ救命協会』による
地域防災と救急救命を呼びかけるための
5時間半にも及ぶイベントでした。
でも、なぜ蝶野さんが防災や救命の活動を行なっているのか。
ご本人に伺いました。

 元々は救急救命AEDの講習を受けたことがきっかけです。
 講習を受けた理由は、業界で同期の選手である
 橋本選手や三沢社長が40代で亡くなったこと。
 その講習を受けた時、東京消防庁から
 蝶野さん、興味があるのだったら
 協力してくれないかと言われて、分かりました、と。


そして蝶野正洋さん、
災害の時に最前線で地域を守る消防団のことを
もっと広く知ってもらいたいと活動する中、
今回の有楽町のイベントで
新たに気付くこともあったそうです。

 地域防災って、素人目から観たら、
 ちゃんとルールを決めて、
 全国で実施すればいいのじゃないかと思っていました。
 そうしたら『山間部、農村部、漁村部で違います』と。
 そして、ここ有楽町は昼間すごく人数が集まるけれど、
 住民がいない。
 つまり、地元の消防団がいない。
 その代わり、マルイさんの中の自衛消防の方たちが
 消防団と言う組織を組んで共助を担っていると聞き、
 ああ、なるほど、
 地域地域によって仕組みが違うんだなあと思いました。
 防災も救命も、基本はまず、自分の身を守る。
 住んでいる街で状況が違うので、
 自分の街で最初に自分をどう守ればいいのか。
 次に、その街にいる時にどうすればいいのかと言うことを
 最低、勉強しなくてはいけないことだと思います!


蝶野さんが力強く呼びかける、地域防災と救急救命の啓発。
まさに、ヒーローを育てる取り組みですね。
詳しくは、NWHスポーツ救命協会のHPもご覧ください。
https://ja-jp.facebook.com/nwhsla/

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