この番組も、ことし最後の更新となりました。
2017年・・・
【災害】という視点で振り返ると、
やはり最も被害が大きかったのは
7月の九州北部豪雨ですね。
つい先週、筑後川の河川敷で人の骨が新たに見つかって、
行方不明の男性のものと確認されました。
豪雨から5か月以上経ちましたが、
被害はまだ現在進行形だと改めて感じた方も
多いのではないでしょうか。

このような豪雨やこれからの時期の大雪、
地震や津波、火山の噴火、
そして残念ながらテロやミサイルなど、
私たちを取り巻く災害は年々、増える一方です。
そんな中。
この年末年始という時期だからこそ、
防災のために家族で是非して欲しいことがあります。

それは・・・『お互いの写真を撮影し合う』
防災とどういう関係があるのか、ちょっと不思議ですよね。
東京・有明にある防災学習施設「そなエリア東京」の
スタッフリーダーで防災士、
澤善裕(さわ・よしひろ)さんのお話です。

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災害が起きて家族を探す時、
いつもの避難場所に行っても会えない可能性もあります。
「この避難場所に来る約束をしています。
写真があって、こういう顔なのですが・・」と
聞いて回ることが出来れば、初めて会った人でも
「さっき似た人があそこにいたよ」と
助けてくれるかもしれません。
これは、自分が被災した時に助けてもらうための
準備でもあります。
お正月は親戚一同がぱっと集まるチャンス。
ですから、そこで写真を撮り、
印刷しておくことをお勧めします。
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確かに、年末年始で集まるからこそ、
一人ひとりの顔写真をしっかり撮ることが出来ますね。
改めて家族にカメラを向けるのが
照れくさい方もいるかもしれませんが、
是非、正面からの鮮明な写真を撮影して下さいね。

来年も、最新の防災に関する情報をお伝えします!

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