新しい年が始まりましたね。
この時期だからこそ、
自宅の防災を見直す良いタイミングかもしれません!
そこで是非「自宅の耐震化」についても
考えてみませんか?

実は東京都が今月15日から、
耐震化についてより広く知ってもらうための
イベントなどを行ないます。
例えば、耐震改修をしたマンションやビルを巡る
バスツアーや、
個別の相談会、専門家による講演会など
日替わりで色々なプログラムが用意されているんです。
東京都民ではない方も参加できます。

でも、自宅の耐震化って
お金も時間もかかりそうですし、
そもそも、自宅が耐震化した方がいい建物なのか
よく分からない方も多いと思います。

耐震化すべきかどうかを調べる『耐震診断』は、
昭和56年=1981年5月31日よりも前に
建てられた建物で必要となります。
この他・・・

◆増築を2回以上している
◆過去に床上浸水・床下浸水、火災などの被害にあっている
◆一面が窓になっている壁がある
◆埋立地や造成地にたっている
◆建物の基礎が鉄筋コンクリート以外である

・・・などの項目に当てはまる方は、要注意です!
是非、今回の相談会などに参加してみて下さいね。

そして、住宅の耐震化って実は【防災の要】なんです。
どういうことか、
東京都 都市整備局 耐震化推進担当の
富永信忠(とみなが・のぶただ)さんのお話です。

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命が幸い助かったとしても、家に大きな損傷があると
避難所で生活しなくてはなりませんし、
大きな改修または建て替えしなくてはならないとなると、
その後の暮らしにも大きな影響が出ます。
また、東京のような大都市ですと、
密集している市街地で建物が倒れた場合、
避難や救助活動に支障をきたすことがあります。
建物の倒壊を防ぐというのは、
命や暮らしを守る上でも大切なことです。

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自宅が倒れた場合、自分たちが困るだけでなく、
周囲も巻き込んでしまうこと、
しっかり意識しなくてはいけませんね。

先程ご紹介したバスツアーや講演会、
そして耐震相談の窓口に関する情報など
詳しくは「東京都耐震ポータルサイト」を
ご確認ください!


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