3月3日はひな祭り。
女の子のお祝いの日ですが、
そんな中、以前に出た『東京防災』の
いわば女性版の冊子を東京都が
3月1日から都内の色々な場所で
配っていることをご存知でしょうか?
今回は、その冊子「東京くらし防災」についてご紹介します。

ピンクの表紙に可愛い女性4人のイラストが描かれた
「東京くらし防災」。
巻頭特集は「いますぐできる!15のこと」。
例えば、『生理用品はもう1周期分買っておく』とか、
『ママバッグは使った分だけ足しておく』と言った、
女性ならではの項目が盛り込まれているのが特徴です。

このほか、普段から備えておくべきこと、
災害が起きた時にどう行動すべきか、
被災した後はどう暮らすかなど、
東京防災と同じサイズのB6版
162ページにぎゅっとまとめられています。

でも、そもそも『東京防災』があるのに、
どうして「東京くらし防災」を改めて作ったのか。
東京都に聞いたところ、
過去の災害では、例えば着替えや授乳など
女性に対して、より細やかな配慮の大切さが浮き彫りになったこと。
そして、防災の取り組みや活動となると
どうしても男性が中心になりがちとなってしまうため、
女性リーダーをもっと育てていきたいこと。
これらがあって、作成したと言うことでした。

いま、私の手元にこの「東京くらし防災」があるんですが、
確かに可愛いイラストで読みやすいですし、
日常の延長、女性目線で何をどう用意しておけばいいのか
具体的に書かれているので、イメージしやすいんです!
例えば、非常袋については、
【いつもの旅行のアイテムをアレンジして
 役立つ非常袋を作ることができる】という項目があって、
女性向けアレンジの例として

・鏡
・生理用品
・防犯ブザー
・化粧水や保湿クリーム
・自分の好きなアロマオイル
などが挙げられています。

このほか、子供や高齢者向けアレンジ例も載っていて、
家族の分の準備の参考にもなります。

「東京くらし防災」、
配布場所は東京都のHPに詳しく載っています。
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/1005427/index.html

是非、1冊手元に置いておいておくことをお勧めします!

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