つい先日、水害と津波から身を守る方法を
楽しみながら学べるカードゲームが発表されました。
カルタのようにもトランプのようにも遊べる
全く新しいカードゲーム・・・
作ったのは、実は国土交通省です。
今回は、このカードゲーム
「このつぎなにがおきるかな?」をご紹介します。

カードはAからDという4枚が1セットになっていて、
全部で14セットあります。
全てのカードは、バラバラのイラストや文字が書かれています。

例えば「津波1」と名付けられたセット。

Aのカードには家がぐらぐら揺れるイラストと
「地震が起きると」という文字が描かれています。
Bのカードには津波が迫るイラストと、
「自分の家が津波に」という文字。
Cのカードには家の中で溺れるイラストと
「巻き込まれてしまうことがあるよ!」という文字。
最後、Dのカードは、文字だけです。
これまでのA〜Cを全てつなげた
「地震が起きると自分の家が津波に
 巻き込まれてしまうことがあるよ」という文章。
そして、その下には
『自分の家や通学路が危ない場所かどうか
 調べることが大事!』と書かれています。
つまり、Dのカードには、
その災害でのリスクと対処法が凝縮されているんです。
ここまで、なんとなく想像できたでしょうか?

では、ここからが遊び方ですが、
最初にお伝えしたように、
トランプのようにもカルタのようにも遊べます。
一番簡単な、カルタとしての遊び方を説明しましょう。

まずは、14枚あるDのカードを読み札として集めます。
残りのA〜Cのカードはすべてテーブルに並べて、
取り札にします。これで準備OK。
あとは、読み手がDのカードを読んで、
その災害について書かれたA〜Cのカードをみんなで取る!
最終的に、カードを一番多く取った人が勝ちとなります。

このカードゲームの名の通り
「この次に何が起きるのか」
子供自身で考える力がつくもので、
何よりも、ちゃんと楽しいです!
国土交通省のHPで
プリントアウト用のカードデータを
自由にダウンロードすることが出来るので、
春休み、お子さんと是非一緒に遊んでみてください。

http://www.mlit.go.jp/saigai/saigai01_tk_000005.html

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