この4月から池袋で
金曜の夜限定のある『体験ツアー』が始まります!
・・・こう聞くと、ちょっと気になりませんか?
その名も「夜の防災館・ナイトツアー」!
今回はこちらをご紹介します。

夜に災害が発生した場合、
暗闇の中で身を守ったり、避難したりするのは
想像以上に難しいものです。
そこで、東京消防庁の防災教育施設「池袋防災館」では
災害が夜起きた場合どうすればいいかに特化した
防災プログラムを4月からはじめることになりました。

では、どんなことが体験できるのかご紹介しましょう。
まずは地震体験。
こちらは、部屋の照明を落として、
布団に寝た状態で震度7の揺れを体験し、
身を守る方法を学びます。
寝た状態では身体全体で揺れを感じるので、
同じ震度7でも
立っている時より揺れを強く感じやすいそうです。
どれだけ強く感じるのか、これは是非体験しておきたいですね。

つづいて、消火体験です。
こちらは夜、家の警報器が鳴って火災に気づいたとき
初期消火をどのように行うべきかを学ぶもので、
火災の炎が唯一の灯りともなる中、
消火器を探して火を消すという訓練をします。
また、煙体験では、煙が充満する暗闇の中を
出口まで避難する体験も出来ます。

池袋防災館・館長の金田正史(かねだ・まさし)さんは
夜の災害での避難や消火がどれだけ難しいかを実感した上で、
自宅の対策・・・例えば
「家具の転倒防止」や「懐中電灯の置き場所確認」など
出来ることからはじめてほしい』とお話されていました。

「夜の防災館・ナイトツアー」は
毎週金曜日、夕方5時からと夜7時からの2回行われます。
所要時間は1時間40分ほど。
4歳以上であれば、
お子さんも保護者と一緒に参加することができます。

参加するには池袋防災館に電話をして、事前予約をしてください。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-ikbskan/
03-3590-6565(休館日を除く9:00〜17:00)
当日、空きがあれば、飛び入りの参加も可能です。
夜の美術館や動物園に遊びに行くのも楽しいですが、
この春は『夜の防災館』で、夜ならではの災害対処法、
学んでみませんか?

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