住友生命保険が先日おこなったアンケート調査では
およそ6割の人が、
1年間で防災対策に使った金額「0」でした。
防災対策と言うと非常食や水が浮かびますが、
いつでも買えるとか、何を買ったらいいのか・・・と
結局、いまは何も準備していないというケースが
多いのではないでしょうか。

そんな中、
“普段から食べることのできる非常食”が登場します。
その名も「potayu」(ポターユ)。
野菜たっぷりのポタージュと
国産玄米のおかゆを組み合わせたもので、
「ポタージュ」と「おかゆ」で「ポターユ」と言う訳です。
熊本地震の被災者の声を元に、
石井食品と一般社団法人「防災ガール」が
協力して開発されました。

石井食品は東日本大震災を機に非常食の開発を始め、
実はこれまでも色々な種類の非常食を
セットにして販売してきました。
一方で、熊本地震の被災地では
「普段食べ慣れているものを食べたい」
「野菜を食べることができない」といった声が
聞かれたそうです。
そこでポターユは
『普段から食事になる非常食』として開発されました。
賞味期限がおよそ1年以内、
味にも素材にもこだわった無添加調理なので
普通にヘルシーなごはんとして食べることができて、
非常食としても役に立つというものなんです。

味の種類は、コーン、かぼちゃ、トマトの3種類。
コーンポターユには
たっぷりのスイートコーンとじゃがいもが入っています。
トマトポターユには、チキン、そして食感が違う
3種類のビーンズが入っているので、食べごたえがありそう!
かぼちゃのポターユにはあずきも入っていて、
食物繊維たっぷりです。

これらのポターユは常温で保存することができて、
温めて食べるのはもちろん、そのままでも食べられます。
6月10日に発売で、石井食品のホームページから購入できます。
http://shop.directishii.net/cate.php?ctg=15000

普段食べているものの延長で非常食にもなる。
そんな風に発想を転換して、
ムリなく防災対策をしていけたらいいですね。

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