名古屋古き良き時代の風情が残る街
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名古屋古き良き時代の風情が残る街

日本最大規模の菓子問屋街

いつからだろう。
こんなふうに感じるようになったのは。
時間が、あっという間に過ぎていく。

旧友との再会を喜びあう時間も、
趣味の映画を観ている時間も、
のんびり過ごしているはずの、家族旅行の時でさえも。

まるで注意深く見ていない時だけ、時計の針が駆け足しているかのように、
時間が、私を追い抜いていく。

時の流れが追いつけないほど、風をきって全力で走り回っていた子どもの頃。
お小遣いで買った駄菓子を片手に、友だちと遊んでいたあの時間は、
今よりもずっと、ゆっくりと流れていた。

それでも、こうしてバスに乗っている間だけは、
今でも、変わらない時間が流れている。

そうだ、久しぶりに、あの駄菓子屋に行ってみよう。

今、窓に映っているのは、どう見ても無邪気に笑う少年の顔ではないけれど。
せめて今日くらいは、少年の心で。

INFORMATION

名古屋市西区。かつて明道町と呼ばれたその街の一角には、数多くの駄菓子問屋が軒を連ね、巨大な問屋街を形成しています。「西区の明道町」といえば、名古屋では駄菓子の代名詞と言われるほど。
かつてこの場所にあったのは、「中京菓子玩具卸市場」。その周辺に駄菓子問屋やメーカーが集中していたことから、日本最大規模の菓子問屋街として栄えました。関東大震災の直後に、東京の子どもたちにお菓子を供給したのも、この問屋街でした。
「中京菓子玩具卸市場」は2000年に閉鎖されましたが、この地に残った問屋が今でも営業を続けており、右を見ても左を見ても、駄菓子一色。
もちろん、一般の人でも買い物が可能。古き良き時代の風情をのこす街並みも評判を呼び、子どもから、童心に返りたくなった大人まで、連日多くの人で賑わっています。
訪れる人を子どもに戻してくれるこの街も。JR東海バスのバスは走る。

樹齢1000年以上の楠の木

小さな頃、少しだけ住んでいたこの街に、10年ぶりにやってきた。
下の名前しか覚えていないあの人に、会うために。

「10年後に会おうね。」

そんな約束を思い出したのは、つい最近のことだった。
聴いていたラジオから、偶然流れた歌詞に、ハッとした。

待ち合わせ場所は、2人だけの「秘密の場所」
そこは、地元では有名な神社だった。

そういえば、日にちも時間も決めていなかった。
子どもの約束って、ずいぶんと無責任だ。

あのころ、どんな話をしていたのか。
どうして彼と、仲良くなったのか。
彼のことを…、好きだったのか…。

なんだか急に照れくさくなって、
それを振り払うかのように、祠(ほこら)に向かって手を合わせた。

「彼に、会えますように。」

こんなことでも、少しドキドキしている自分がいる。
10年前の小さな約束に、
「ありがとう」。

INFORMATION

名古屋市の市街地を歩くと突如現れる「熱田神宮」は、日本神話に伝わる「三種の神器」の一つ、「草薙神剣」を祀る神社として知られています。
そんな熱田神宮に縁のある人物が、戦国時代の三英傑の一人、織田信長。全国にその名を轟かせた「桶狭間の戦い」の出陣前にも、信長はこの地を訪れ、戦勝を祈願したと言われています。
桶狭間の戦いに勝利した信長は、この熱田神宮にお礼参りに訪れます。その時に寄贈したとされる塀、「信長塀」は、今でも当時のままの姿で遺されています。
自然豊かな境内には、楠の木が多く見られ、特に大きい7本は「七本楠」と呼ばれています。その中でも、弘法大師が直接手植えしたとされる「大楠」は、樹齢1000年以上にもなり、戦国時代より遥か昔から、この地を見守り続けています。
日本の歴史に寄り添う、楠の木が育つこの街も。JR東海バスのバスは走る。

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