バス旅スト presented by ウェルネット バスもり!教授とバス旅ストたちによるバス旅大好き番組です

TOKYO FM / JFN38 STATIONS EVERY SUNDAY 12:00-12:25 TS ONE EVERY FRIDAY 19:30-20:00
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北関東

「那須・塩原号」で行く那須の旅

バス旅の魅力を“音”で感じる番組「バス旅スト」。“バス旅スト”とは、普段住み慣れた街から遠く離れたあの場所へ、バスに揺られて自由気ままな旅をする人のことです。

9月9日のオンエアでは、ジェイアールバス関東と東野交通が運行する「那須・塩原号」で行く那須の旅をお届けしました。
創業70年。那須高原の定番スポット・南ヶ丘牧場へ。
バスタ新宿を出発して3時間ほど。東北自動車道を気持ちよく走ってきた高速バスはインターを降りて、牧場やリゾートホテルなど那須エリアの各地を回っていきます。今日は終点の那須温泉に向かう少し手前の“一軒茶屋”というバス停で下車。15分ほど歩いて、今回の旅の最初の目的地、南ヶ丘牧場にやってきました。
ここ南ヶ丘牧場が開業したのは戦後間もなくの1948年。今年で創業70周年を迎えました。大きく広がる放牧場、こどもたちが動物と触れ合える広場、さらに乗馬体験やアイスクリーム作り体験が出来ておいしい牛乳も飲めるなど、動物に会えて遊べる開かれた牧場として、小さな子どもを連れた家族連れに人気です。

さらに、ここの特徴のひとつは入場のゲートがないこと。写真の木の門が入口の印です。ということは入場が無料ということ。ここは酪農家と動物たちが暮らす我が家。我が家に遊びに来た人からお金をもらう人はいませんよね。それがここ南ヶ丘牧場のポリシーなんです。
那須高原に伝わる、開拓に賭けた男の伝統の味
お腹が空いたら場内にある古民家を移築したレストラン“お食事処・庄屋”に行ってみましょう。ハンバーグやステーキなど魅力的なメニューが並んでいますが、今日のチョイスは“南ヶ丘牧場伝統の味 ボルシチセット”。ロシア料理のボルシチやペロシキなどがセットになっています。ピロシキじゃなくてペロシキ?これは創業者の岡部勇雄氏がロシアの人に作り方を教わったとき、自身の耳で聞いた名前が“ペロシキ”だったので、それをそのまま引き継いでいるのだそうです。
なぜ南ヶ丘牧場の伝統の味がロシア料理なのか。そこには創業者・岡部勇雄氏の苦難の歴史があったのだそうです。昭和初期に旧満州、現在の中国東北部に入植。ロシア人やコサックたちと酪農を始めますが、太平洋戦争の終結とともに牧場を追われ、幾多の苦労の末にようやく帰国。その後、酪農への夢を追い求めてここ那須高原に入植。荒地を拓いて苦労の末始めたのが、この南ヶ丘牧場だったのだそうです。ボルシチもペロシキもそんな創業者の若き日の夢が詰まった料理だったんですね。
【今回のバス旅で利用したのは?】
那須・塩原号
【バス旅の乗り方&乗り換え方法】
?バスタ新宿 → 那須
◆乗車バス・・・高速バス「那須・塩原号」下り(那須温泉・塩原温泉・西那須野方面)
◆のりば・・・・「バスタ新宿(新宿駅新南口) Aエリア」
◆おりば・・・・「一軒茶屋」

★このバス旅の続きは次週をお待ちください★

※上記情報は2018年9月現在のものです。また、曜日・日程等により異なる場合があります。最新情報(ダイヤ、乗り場等)は各バス会社のWEBページをご確認ください。

●高速バス「那須・塩原号」・・・ジェイアールバス関東東野交通
【オンエア楽曲一覧】
「大丈夫」wacci
「ペドラーズ」東京スカパラダイスオーケストラ
「いのちの歌」竹内まりや
【高速バスはアプリで買える! スマホアプリ“バスもり!”とは】
http://www.busmori.jp/Concierge/lp/
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