バス旅スト presented by ウェルネット バスもり!教授とバス旅ストたちによるバス旅大好き番組です

TOKYO FM / JFN38 STATIONS EVERY SUNDAY 12:00-12:25 TS ONE EVERY FRIDAY 19:30-20:00
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北関東

「那須・塩原号」で行く那須の旅【2】

バス旅の魅力を“音”で感じる番組「バス旅スト」。“バス旅スト”とは、普段住み慣れた街から遠く離れたあの場所へ、バスに揺られて自由気ままな旅をする人のことです。

9月16日のオンエアでは、ジェイアールバス関東と東野交通が運行する「那須・塩原号」で行く那須の旅の後編をお届けしました。
温泉で傷を癒す鹿!?“鹿の湯”の由来
南ヶ丘牧場のロシア料理を通して、那須開拓の深い歴史に触れた前回のバス旅。一軒茶屋近くのペンションで一泊したのち、翌日は東野交通の路線バスに乗り、那須ロープウェイへ向かいます。
途中、バスの車窓から見えるのは、九尾の狐伝説の舞台になった場所、殺生石。その昔、インド・中国から渡ってきた九尾の狐は、絶世の美女に化けて帝をたぶらかし、人の世を滅ぼそうとしますが、陰陽師に見破られ、ここ那須に逃れて来て悪行の限りを尽くしました。そこで朝廷が狐退治の勅命を出し、8万余りの軍勢が那須へ集結し狐を退治。射抜かれた狐は、今度は巨大な石に姿を変え、なおも毒気を放って人々を苦しめました。

そこで、今度はお坊様が那須を訪れ、お経をあげたところ、巨大な石は3つに割れて飛び散りました。そのひとつがこの場所に残り、殺生石と呼ばれるようになったといわれています。
この殺生石の道路を挟んで反対側にあるのが、那須温泉の元湯である鹿の湯です。今から1300年ほど前、現在の那須町に住んでいた狩野三郎行広という人が狩りをしていました。彼は取り逃がした鹿を山奥まで追ってきたところ、傷を温泉で癒やしている鹿を見つけたといいます。鹿が浸かる温泉というのが、“鹿の湯”の名前の由来となっているのです。
秋の色に染まりゆく茶臼岳で登山にチャレンジ
バスの終点が那須ロープウェイの山麓駅です。ここから全長812m、高低差293mの那須ロープウェイに乗れば茶臼岳9合目の山頂駅まであっという間です。 茶臼岳登山口の駐車場がある峠の茶屋から山頂まで登山道を歩くと1時間半かかるところを、ロープウェイを使えば半分の40〜50分で登ることができます。
とはいえ、登山道にはゴツゴツとした岩が多く、決して歩きやすい道ではありません。山頂を目指すなら登山靴を履くことをおすすめします。特に、下山する際はスニーカーだと滑りやすく、非常に歩きづらいです。

また、山頂に近づくに従って、気温もだいぶ下がってきます。そのため、長袖は必需品。防水機能のあるアウターも忘れずに持参しましょう。

紅葉の名所としても知られる茶臼岳。例年の見頃は10月に入ってからですが、9月の下旬にはロープウェイの駅周辺も、徐々に色づき始めるそうです。ぜひ、視界いっぱいに広がる紅葉を堪能してみてはいかがでしょうか。
【今回のバス旅で利用したのは?】
那須・塩原号
【バス旅の乗り方&乗り換え方法】
?一軒茶屋 → 那須ロープウェイ
◆乗車バス・・・路線バス「那須線」 下り
◆のりば・・・・「一軒茶屋」
◆おりば・・・・「那須ロープウェイ」

※上記情報は2018年9月現在のものです。また、曜日・日程等により異なる場合があります。最新情報(ダイヤ、乗り場等)はバス会社のWEBページをご確認ください。

●路線バス「那須線」・・・東野交通
【オンエア楽曲一覧】
「温泉に行こう」やもり(森山良子と矢野顕子)
「ワンダーランド」斉藤和義
「SEPTEMBER RAIN」the brilliant green
【高速バスはアプリで買える! スマホアプリ“バスもり!”とは】
http://www.busmori.jp/Concierge/lp/
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