バス旅スト presented by ウェルネット バスもり!教授とバス旅ストたちによるバス旅大好き番組です

TOKYO FM / JFN38 STATIONS EVERY SUNDAY 12:00-12:25 TS ONE EVERY FRIDAY 19:30-20:00
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甲信越

新宿−白馬・安曇野線で行く、立山黒部アルペンルートへの旅

バス旅の魅力を“音”で感じる番組「バス旅スト」。“バス旅スト”とは、普段住み慣れた街から遠く離れたあの場所へ、バスに揺られて自由気ままな旅をする人のことです。

4月29日のオンエアでは、アルピコ交通と京王バスが共同運行する「新宿−白馬・安曇野線」で向かう、立山黒部アルペンルートへの旅をお届けしました。
今年がラストラン! 関電トンネルトロリーバス
信濃大町駅からアルピコ交通などが運行する路線バスに乗って40分ほどで、立山黒部アルペンルートの入口、扇沢駅に到着です。
立山黒部アルペンルートは、黒部第四ダム=通称くろよんダムや立山連峰の主峰雄山直下の室堂ターミナルなどを中核とする、一大山岳観光ルートです。長野県側の扇沢駅から富山県側の立山駅までは、直線距離でわずか25キロほどなのですが、標高3,000メートル級の大変険しい山々をトロリーバスやケーブルカー、ロープウェイなど様々な乗り物を乗り継いで通り抜けていく、山好きにも乗物好きにもたまらないルートです。
中でも今年のお目当ては、扇沢駅と黒部ダムの間を走る関電トンネルトロリーバスです。架線から電気をもらって走るこのトロリーバスですが、今年のシーズンがラストラン。来年からはバッテリーで走る電気バスに生まれ変わります。1964年の運行開始以来50年以上にわたって走り続けてきたその様子を目に焼き付けるのもいいですね。

トロリーバスを降りたら、国内一の堤高を持つ黒部ダムの堰堤上を15分ほど徒歩で移動。まだ雪の残る山々に囲まれた雄大なダムの上を歩いて対岸のケーブルカー乗り場を目指します。このあたりからぐんと冷え込んできますので、厚手の上着を忘れずに出かけましょう。
巨大な雪の壁に圧倒される“雪の大谷”
その後、ケーブルカー、ロープウェイを乗り継ぎ、標高2,300mの大観峰に到着。断崖絶壁にせり出すように建っているため、屋上以外は出ることができませんが、展望台から一望する黒部湖や後立山の一大パノラマは圧巻です。
そして、名峰立山の直下を貫通するもうひとつのトロリーバスに乗り、標高2,450mの室堂に到着です。世界でも有数の豪雪地帯である立山室堂平。中でもここ室堂付近にある大谷は吹きだまりとなっている場所。道路の両側に除雪した巨大な雪壁がそびえる区間は“雪の大谷”と呼ばれ、人気の観光スポットとなっています。時には20mを超える深さにもなる雪壁で、この時期でもまだ10m以上の雪が積もっていて、すっかり雪景色のままです。

春から真冬まで季節を一気に駆け抜ける“立山黒部アルペンルート”の旅。ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
【今回のバス旅で利用したのは?】
新宿−白馬・安曇野線
【バス旅の乗り方&乗り換え方法】
?長野 信濃大町 → 扇沢
◆乗車バス・・・「扇沢線」 信濃大町駅〜扇沢
◆のりば・・・・「信濃大町駅」
◆おりば・・・・「扇沢駅」

?扇沢 → 黒四ダム → 室堂ターミナル → 富山
◆乗車バス・・・「立山黒部アルペンルート」
◆のりば・・・・「扇沢駅」

※上記情報は2018年4月現在のものです。また、曜日・日程等により異なる場合があります。最新情報(ダイヤ、乗り場等)は各バス会社のWEBページをご確認ください。

●「扇沢線」・・・アルピコ交通北アルプス交通
●「立山黒部アルペンルート」・・・立山黒部貫光株式会社
【オンエア楽曲一覧】
「地上の星」中島みゆき
「タイムマシン」Goose house
「桜」コブクロ
【高速バスはアプリで買える! スマホアプリ“バスもり!”とは】
http://www.busmori.jp/Concierge/lp/
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