
甲信越
避暑地、軽井沢で生まれるバスロマンス

7月29日のオンエアでは、西武観光バスと千曲バスが共同運行する高速バス「軽井沢線」で行く、軽井沢の旅をお届けしました。

軽井沢は標高1,000mの高原の町として、古くから、国内外たくさんの人たちに愛される避暑地です。朝9時10分に池袋を出発して、軽井沢駅前に12時頃到着。そこから西武観光バスの路線バス「鬼押出し園行き」に乗り継ぎ、最初に旧軽井沢を訪れました。
「旧軽井沢」のバス停から降りてすぐの「旧軽井沢銀座通り」は、旧軽ロータリーから江戸時代初期創業の老舗旅館「つるや」まで続く、おおよそ500mの商店街。「旧軽銀座」の愛称でもおなじみです。
江戸時代、軽井沢は中山道の宿場町として栄えました。そして、明治時代に入ると避暑地として発展を遂げていきました。当時、軽井沢を訪れたアレキサンダー・クロフト・ショーというカナダ人の宣教師が、軽井沢の自然や気候を気に入り、その魅力を知り合いに広めたことから、外国からたくさんの人が訪れるようになったと言われています。その功績から宣教師のショーは「軽井沢の父」と呼ばれ、この地の歴史に名を刻んでいます。

現在の通りには、モカソフトで有名なミカド珈琲、蜂蜜屋、ベーカリーなど目を引く商店がたくさん並び、多くの人たちでにぎわっています。






木立の中に溶け込むようにして佇んでいるのは、日本の西洋式ホテルの草分け「万平ホテル」です。江戸時代に開業した旅籠「亀屋」が前身で、外国人の避暑客をもてなすために、軽井沢初の洋風ホテルに改装したという歴史があります。ホテルのフロントロビーに入ると、大きな2つのステンドグラスがあることに気が付きます。このステンドグラスは軽井沢の歴史を表したもので、ひとつは、江戸時代に中山道を参勤交代する様子、もうひとつは昭和初期の頃、クラシックカーにゴルフバックを積み、レジャーに出かける様子を表しています。他にもホテル各所にステンドグラスが飾られており、フロント脇にある階段の天上には、「亀屋」にちなんだ亀のステンドグラスがあります。これらは、国会議事堂のステンドグラスも手掛けている宇野澤辰雄が制作したものです。
1970年代にはジョン・レノンがひと夏を過ごすのに、万平ホテルを何度か訪れています。館内の喫茶「カフェテラス」のメニューにあるロイヤルミルクティーは、当時ここに足繁く通っていたジョン・レノンがレシピを伝授したという逸話が残っています。また、信州産のリンゴを使ったアップルパイも人気メニュー。ギッシリと詰まったリンゴの適度な酸味と、サックリしたパイ生地の食感は絶妙です。
【今回のバス旅で利用したのは?】
軽井沢線
軽井沢線
【バス旅の乗り方&乗り換え方法】
?池袋 → 軽井沢
◆のりば・・・・「池袋駅東口」
◆おりば・・・・「軽井沢駅前」
?軽井沢駅 → 旧軽井沢銀座通り
◆乗車バス・・・西武観光バス 草津温泉行き(旧軽井沢・星野温泉トンボの湯・鬼押出し園経由)
◆のりば・・・・「軽井沢駅 ?のりば」
◆おりば・・・・「旧軽井沢」
★このバス旅の続きは次週をお待ちください★
※上記情報は2018年7月現在のものです。また、曜日・日程等により異なる場合があります。最新情報(ダイヤ、乗り場等)は各バス会社のWEBページをご確認ください。
●高速バス「軽井沢線」・・・西武観光バス/千曲バス
●西武観光バス 草津温泉行き・・・西武観光バス
?池袋 → 軽井沢
◆のりば・・・・「池袋駅東口」
◆おりば・・・・「軽井沢駅前」
?軽井沢駅 → 旧軽井沢銀座通り
◆乗車バス・・・西武観光バス 草津温泉行き(旧軽井沢・星野温泉トンボの湯・鬼押出し園経由)
◆のりば・・・・「軽井沢駅 ?のりば」
◆おりば・・・・「旧軽井沢」
★このバス旅の続きは次週をお待ちください★
※上記情報は2018年7月現在のものです。また、曜日・日程等により異なる場合があります。最新情報(ダイヤ、乗り場等)は各バス会社のWEBページをご確認ください。
●高速バス「軽井沢線」・・・西武観光バス/千曲バス
●西武観光バス 草津温泉行き・・・西武観光バス
【オンエア楽曲一覧】
「夏の日の恋」パーシー・フェイス・オーケストラ
「大空で抱きしめて」宇多田ヒカル
「おとなの掟」Doughnuts Hole
「夏の日の恋」パーシー・フェイス・オーケストラ
「大空で抱きしめて」宇多田ヒカル
「おとなの掟」Doughnuts Hole
【高速バスはアプリで買える! スマホアプリ“バスもり!”とは】
http://www.busmori.jp/Concierge/lp/
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