バス旅の魅力を“音”で感じる番組「バス旅スト」。“バス旅スト”とは、普段住み慣れた街から遠く離れたあの場所へ、バスに揺られて自由気ままな旅をする人のことです。

12月24日のオンエアでは、南海バスと江ノ電バスが共同運行している「サザンクロス号」で行く藤沢・鎌倉の旅をお届けしました。

今回のバス旅で使うのは、堺・大阪・京都から、神奈川県の藤沢・鎌倉方面へ向かう「サザンクロス号」。南海バスと江ノ電バスが運行し、およそ540キロを11時間ほどで走る夜行バスです。

藤沢といえば『江ノ島プリズム』、『陽だまりの彼女』、『海街diary』など数々の映画の撮影が行われた人気の観光地。

最近、アニメや映画、ドラマなどの舞台となった場所にファンが訪ねる“聖地巡礼”がブーム。藤沢や鎌倉にもいわゆる“聖地”が点在しています。例えば、江ノ電の鎌倉高校前駅すぐそばの踏切は、TVアニメ「スラムダンク」のオープニングに登場した場所。国内のファンはもちろん、海外、特に台湾からの観光客が連日訪れているのだとか。

聖地巡礼にはこれらの映画やアニメの予習をしていくのもオススメです。南海バスは24時間無料でWi-Fiが使えるため、移動中にネット配信の映画を観られるというお楽しみも。ただバス会社によっては、同じ無料Wi-Fiサービスでも制限を設けている場合があるため、事前に調べていくと良いでしょう。

バスは朝7時前に藤沢駅南口に到着。駅の改札近くにあるハンバーガーショップ「Becker's」でテイクアウトをしたら、江ノ電に乗り稲村ヶ崎駅へ。稲村ヶ崎は、『海街diary』で綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが演じる四姉妹が歩いた稲村ヶ崎海岸が有名。『江ノ島プリズム』のラストシーンでも使われました。

次に向かったのは、『陽だまりの彼女』で浩介と真緒が訪れた新江ノ島水族館。2人が見ていたのが、相模湾の海を再現したという大水槽。上層にはマイワシの大群8,000尾が回遊し、中層ではマアジ30尾前後、イサキなど90種2万尾の魚が泳ぐ館内では最大規模の水槽になります。2メートルにもおよぶエイも人気です。

水族館を出た後は、劇中の浩介と真緒にならって、紀の国屋本店でお饅頭を食べ、江の島エスカーに乗り江島神社にお参り。締めくくりに龍恋の鐘で縁結び祈願……という江ノ島デートを満喫してみてはいかがでしょうか？

物語の世界観と旅を同時に楽しめる“聖地巡礼”。次回の放送では、後半をお届けします！

【今回のバス旅で利用したのは？】
サザンクロス号

【バス旅の乗り方＆乗り換え方法】
?大阪→藤沢
◆乗車バス・・・「サザンクロス号」堺・大阪・京都⇔小田原・藤沢・鎌倉
◆のりば・・・・「南海なんば高速バスターミナル」
◆おりば・・・・「藤沢駅南口」

?藤沢→稲村ヶ崎
◆乗車電車・・・江ノ電 鎌倉行き
◆のりば・・・・「藤沢」※最新ダイヤ
◆おりば・・・・「稲村ヶ崎」

?稲村ヶ崎→新江ノ島水族館
◆乗車電車・・・江ノ電 藤沢行き
◆のりば・・・・「稲村ヶ崎」※最新ダイヤ
◆おりば・・・・「江ノ島」

【オンエア楽曲一覧】
「夢で逢えたら」吉田美奈子
「君が好きだと叫びたい」BAAD
「Wouldn't It Be Nice」The Beach Boys

【高速バスはアプリで買える！　スマホアプリ“バスもり！”とは】
http://www.busmori.jp/Concierge/lp/