15周年の平原綾香さんがミュージカルへの挑戦を語る(2018/05/19 放送)
先週に引き続き、今週も平原綾香さんをお迎えしました。
2003年リリースの曲「Jupiter」でブレイクした平原さんは、今年でデビュー15周年。今日5月19日からは、主演ミュージカル『メリー・ポピンズ』の大阪公演が梅田芸術劇場で始まります。
ミュージカルに初挑戦した2014年の『ラブ・ネバー・ダイ』(来年2019年に再演されるそう)ではオペラ歌手、昨年は『ビューティフル』で実在のシンガソングライター、キャロル・キングを演じた平原さん。今回の『メリー・ポピンズ』については、「楽しいけど、大変な部分の方が大きかった」とおっしゃっていました。
「たったの3作品ですけど、今回は一番大変でした。“宇宙人”役だったから…宇宙人ってなんなんだろう?って。プロデューサーに『メリー・ポピンズは宇宙人だから、それこそ瞬きもしないぐらいの感覚で』って言われたんですね。いやちょっと私、ドライアイだし無理だな…とか思ったんですけど」
2003年リリースの曲「Jupiter」でブレイクした平原さんは、今年でデビュー15周年。今日5月19日からは、主演ミュージカル『メリー・ポピンズ』の大阪公演が梅田芸術劇場で始まります。
ミュージカルに初挑戦した2014年の『ラブ・ネバー・ダイ』(来年2019年に再演されるそう)ではオペラ歌手、昨年は『ビューティフル』で実在のシンガソングライター、キャロル・キングを演じた平原さん。今回の『メリー・ポピンズ』については、「楽しいけど、大変な部分の方が大きかった」とおっしゃっていました。
「たったの3作品ですけど、今回は一番大変でした。“宇宙人”役だったから…宇宙人ってなんなんだろう?って。プロデューサーに『メリー・ポピンズは宇宙人だから、それこそ瞬きもしないぐらいの感覚で』って言われたんですね。いやちょっと私、ドライアイだし無理だな…とか思ったんですけど」
「でも、前世を昔みてもらった時に『平原さんはまだ地球に慣れてないから頑張って』って言われたことがあり…。思い当たるフシはあるんです。Jupiter(木星)だし。なんか宇宙寄りなのかな?なんかあるのかな?みたいな。嘘かホントかわからないけど。メリー・ポピンズを“宇宙人”って一括りにするのもあれなんですけどね。人間ではない動きで歌ったり、踊ったりするのはとっても難しかったです」。
また、平原さんにとってはミュージカルで演じることも大きなチャレンジだったようです。
「やってても自分が役者だとは思えないけど、主人公とかキャラクターとかそういう人たちを掘り下げていくと、いろんなところに共感したりもするので、共感した時に、ふと自然に“演じる”っていうよりは“その役として生きる”ことができる瞬間があるかなって思います」「演じることっていうのは凄くいろんな影響をもらえますね」。
演技と言えば、2008年に倉本聰さんが脚本を手がけたドラマ『風のガーデン』に歌手役で出演していた平原さんですが、この作品についてはこうおっしゃっていました。
「私の代表作(笑)。もうたぶん2度と出ないであろうドラマ(笑)」「でもなんか、あまりにも素人だからこそ演技が自然だったらしいです。倉本さんとか、あと中井貴一さんにも言われたんですけど、ほんとになんか素でやってるね、って」。
そして6月23日からは、ニューアルバムを引っさげての全国ツアー『平原綾香 15th Anniversary CONCERT TOUR 2018 ~Dear Music~』がスタート。平原さんは今回のツアーについてこう話してくれました。
「平原綾香で歌うのとメリー・ポピンズで歌うのと、あまり区別はしてないんですけど、楽曲が違うので。うわぁ!って発散したくてもメリーでは発散できないので、そういう意味ではまた平原綾香として歌えるのは嬉しいですね」。
「“今まで”と“これから”を表現するコンサートにしたいと思っています。で、ミュージカルで平原綾香を知ってくださった方もいっぱい来てくださるってメッセージも頂いて。なので、やっぱりミュージカルの曲も歌いつつ、だけど外せないところはあるので」。
デビュー15周年を記念した平原さんのニューアルバム『Dear Music ~15th Anniversary Album~』は、デビュー曲の「Jupiter」から、ミュージカル『ビューティフル』で歌ったキャロル・キングの楽曲、『メリー・ポピンズ』『ラブ・ネバー・ダイ』の曲、さらには新たな書き下ろし曲なども収められた作品です。
「この番組と凄いテーマが合っちゃってるんですけど、ほんとに今まで15年間チャレンジしてきたものを収録しようと思って。“これから”の平原綾香を表した曲も入れようというので新曲。そしてチャレンジしてきたミュージカル。平原家のルーツがジャズなのでジャズ、あとクラシックも入り、『Time To Say Goodbye』もチャレンジで歌った曲なので入れて、みたいな」。
そして、平原さんは「音楽ってなんですか?」という質問に対して、こう答えてくれました。
「私はなんか“天と地を繋ぐもの”っていう感じがするんです。歌ってると、いろんなものに繋がっていける、それは天と地だけじゃなくて、人間ともそうだし、動物ともそうなんですけど。共感っていう絆で繋がっていけるものなので、そういう感じですね」。
では、平原さんにとっての挑戦とは?
「いやぁ、なんだろう…人生?(笑)。ほんとに苦しい道ばっかり選んできた人生だったので、ま、こういう人生も悪くないなって思います。だから時々、岡本太郎さんのツイッターの言葉とかを読んで共感したりとかして(笑)。でも、やりたいなって、チャレンジしたいなって思うものほど大変な道なんですよね。だけど、それに飛び込んでいくのが私の今の人生かなと思います」。
番組では、そんな平原さんの挑戦に関するメッセージを色紙に書いて頂きました!この色紙を1名の方にプレゼントします。このホームページのメッセージフォームから「平原綾香さんの色紙希望」と書いてご応募ください。