ラグビー元日本代表、斉藤祐也さんがフランス挑戦を振り返る(2016/09/24 放送)
先週に引き続き、今週もラグビー元日本代表の斉藤祐也さんをお迎えしました。
「球技の中でいちばん人数の多いスポーツなんですね。その中でも体が大きい選手、小さい選手、太った選手もいます。いろんな人がいます。で、ラグビーの良さというのは、そういういろんな選手がいる中で、ま、適材適所ですね。それを一つにまとめて勝利を目指す、勝つために努力をするという魅力がありますね」
そんなふうにラグビーの魅力を語ってくれた斉藤さん。名門・明治大学でキャプテンを努め、卒業後は社会人チームのサントリーに進みます。先週、明治へ行くことは高校時代の監督に決められたとおっしゃっていましたが、社会人に進む際には自分で選択することができたそう。
そして、サントリーでは2年連続で日本一を経験。ただ、ご本人曰く「結果は出てるんですけども、自分の中の結果は出てないんですね」とのことで、24才にして海外への挑戦を決断します。
「やはり海外の選手は僕よりも能力が高いってわかってますから、そこに勝たなければ満足はしなかったんですね」「2年連続で優勝したってことが後押ししたんですけども、ここで行かなければもう行くチャンスはないなと思ったんですね」
フランス・リーグのトライアウトを受けた斉藤さんは、トライル期間を経て、見事にプロ契約を獲得。やはり言葉にも苦労したそうで、ラグビー用語もそれまで使っていた英語ではなく、フランス語が使われていたとか。
「全部ノートにラグビー用語を書いて。数字も100まで覚えてないと…結局、ラインアウトのサインは数字なんです。だから数字がわからないと。凄く大変でしたね。それだけは覚えて行きました」
フランス時代の斉藤さんは、自分を高めるためにあえて日本代表よりもフランスのリーグを優先していたとか。「日本代表のシーズンは、アジア予選とか…ま、アジアのチームだと日本はもう突出してますから自分を高められない。フランスのリーグで戦うことによって自分を高められると思っていたのでフランスで試合に出続けてたんですけど」
斉藤さんはそんなご自身の挑戦心についてこう話してくれました。「自分でターゲットを決めたら達成しないと満足しないんですね。僕はスポーツを通して感動を覚えたんですけども、その感動は自分で作らないといけない。で、自分で目標を立てて、達成した時にしか感動しないと思ってるんです」
「球技の中でいちばん人数の多いスポーツなんですね。その中でも体が大きい選手、小さい選手、太った選手もいます。いろんな人がいます。で、ラグビーの良さというのは、そういういろんな選手がいる中で、ま、適材適所ですね。それを一つにまとめて勝利を目指す、勝つために努力をするという魅力がありますね」
そんなふうにラグビーの魅力を語ってくれた斉藤さん。名門・明治大学でキャプテンを努め、卒業後は社会人チームのサントリーに進みます。先週、明治へ行くことは高校時代の監督に決められたとおっしゃっていましたが、社会人に進む際には自分で選択することができたそう。
そして、サントリーでは2年連続で日本一を経験。ただ、ご本人曰く「結果は出てるんですけども、自分の中の結果は出てないんですね」とのことで、24才にして海外への挑戦を決断します。
「やはり海外の選手は僕よりも能力が高いってわかってますから、そこに勝たなければ満足はしなかったんですね」「2年連続で優勝したってことが後押ししたんですけども、ここで行かなければもう行くチャンスはないなと思ったんですね」
フランス・リーグのトライアウトを受けた斉藤さんは、トライル期間を経て、見事にプロ契約を獲得。やはり言葉にも苦労したそうで、ラグビー用語もそれまで使っていた英語ではなく、フランス語が使われていたとか。
「全部ノートにラグビー用語を書いて。数字も100まで覚えてないと…結局、ラインアウトのサインは数字なんです。だから数字がわからないと。凄く大変でしたね。それだけは覚えて行きました」
フランス時代の斉藤さんは、自分を高めるためにあえて日本代表よりもフランスのリーグを優先していたとか。「日本代表のシーズンは、アジア予選とか…ま、アジアのチームだと日本はもう突出してますから自分を高められない。フランスのリーグで戦うことによって自分を高められると思っていたのでフランスで試合に出続けてたんですけど」
斉藤さんはそんなご自身の挑戦心についてこう話してくれました。「自分でターゲットを決めたら達成しないと満足しないんですね。僕はスポーツを通して感動を覚えたんですけども、その感動は自分で作らないといけない。で、自分で目標を立てて、達成した時にしか感動しないと思ってるんです」
フランスではラグビー専門誌でベスト15に選ばれたこともあるという斉藤さんですが、それでも「通用する部分と通用しない部分はもちろんあるんですけども、まだこのレベルだと厳しいなと正直思いましたね」とおっしゃっていました。
「やはりフィジカルの差だったんですね。日本では大きいかも知れないけど、海外に行けばこの体はもうたくさんいるわけですから。これでも弱い方に入ってしまうんですね。だからもっと体を大きくしなければいけないし、スピードも、僕100メートルを11秒ぐらいで走るんですけども、それでも遅いと。もっとスピードも上げながら体重も増やさないと世界には通用しないって思ってました」
そして「昨年のワールドカップで南アフリカ戦に勝ったのも、フィジカルを海外に近づけたことが大きな要因なんですね」と斉藤さん。「あれは凄いことです。あの試合を観て僕はラグビーを好きになったというか。観るファンになったんですね。感動しました。人のラグビーの試合を観て感動することってなかなかなかったんですけど」とおっしゃっていましたが、同時に羨ましくもあったそうです。
また、斉藤さんは最近の日本ラグビーについてこんなこともおっしゃっていました。「最近の若い選手は昔よりも上手いなと思ったんですね。スキル、テクニックが凄く上がったなと思ったんです。で、それプラス、今はトレーニング方法が変わってますから。食事も変わって」
現在、『アスリートクラブ』というサイトに動画を投稿している斉藤さん。「これは子供から高齢の方まで、運動する上で安全にウォーミングアップだとか、または筋力アップを目的にサーキット・トレーニングを映像を通して伝えていくものなんですね」。具体的には、走り方、走る基本を映像を通して教えてくれたり、ラグビーボールを使って脳と体の連動を早くするようなゲームなども紹介しているそうです。
また、このChallenge Storiesのスポンサーでもある東京海上日動でも、期間限定で特別バージョンをお届けしています。この番組サイトから東京海上日動のFacebookにアクセスして、アスリートクラブに参加登録すると、斉藤さんに質問して斉藤さんから返事をもらえるそう。9月いっぱいの限定アップロードなのでお早目にチェックしてくださいね。
最後に斉藤さんにとっての挑戦について伺うとこんな答えが返ってきました。
「やはり目標を立ててそこに向けて実現する行動力だと思っています。人生いろんな選択肢がある中で、自分が流されるんではなくて自分で決める行動力がないと何も始まらないと思ってるんですね。で、僕がフランスのプロリーグでできたことも、会社を辞めてしまったけどもそういう行動力があったからこそ、自分の目標、または夢を達成できたと思うので、行動力が凄く大事だと思います」
番組ではそんな斉藤さんの挑戦に関するメッセージを色紙に書いて頂きました!こちらの色紙を1名様にプレゼントします。このホームページ右のメッセージフォームから「斉藤祐也さんの色紙希望」と書いてご応募ください!