公認サンタクロースのパラダイス山元さんが餃子を語る!(2016/10/08 放送)
先週に引き続き、今週もパラダイス山元さんをお迎えしました。
かつてスバルのデザイナーだったパラダイスさんは、脱サラしてミュージシャンに。たくさんの肩書がある中、現在は『グリーンランド国際サンタクロース協会』の“公認サンタクロース”としても活動していますが、そのきっかけは98年の公認サンタ試験。実は、その時、日本から試験を受けに行くことになっていた人たちが直前に辞退してしまい、急遽、白羽の矢が立ったのがパラダイスさんだったとか。
「(公認サンタのPRをしていた)スカンジナビア政府観光局の職員の方が、とりあえずデブが必要だと。デブでいつもニコニコしてて、それで他の国のサンタクロースとコミュニケーションが取れる、声も大きい人がいいとか、子供もいなきゃいけないとか。で、テレビ局のプロデューサーが、山元さん!デブで活躍できる何かがあるから来月の1,2週間ちょっとデンマークに行きませんか?って」
「番組だと思ったから、はいはいはいって言って他薦を受けて行ったんですけど、番組でもなんでもなかったんですね。しかも、一人で行くことになっちゃってたんです。交通費も最初の年は観光局で出すけど、来年からは自腹で行ってくださいって。たぶんそのことを聞いて、先に決まってた人たちは、え〜それキツくない?って話だったみたいですね」
「正直、これはもう私の人生の最大の挑戦ではありましたね(笑)」とパラダイスさん。公認サンタの試験には、ハシゴを速く登ったり、煙突に入ったり、クッキーを早食いしたり、“ホッホッホッホッー”というあの声を5分ぐらい出し続けたり…といった内容もあったそう。しかも、試験は7月。「自宅からサンタの格好をしたままデンマークのコペンハーゲンまで行かなければならない」という決まりのため、パラダイスさんは暑い中、奥様が作ってくれた自前のサンタ衣装を着て電車や飛行に乗ったそうです。
かつてスバルのデザイナーだったパラダイスさんは、脱サラしてミュージシャンに。たくさんの肩書がある中、現在は『グリーンランド国際サンタクロース協会』の“公認サンタクロース”としても活動していますが、そのきっかけは98年の公認サンタ試験。実は、その時、日本から試験を受けに行くことになっていた人たちが直前に辞退してしまい、急遽、白羽の矢が立ったのがパラダイスさんだったとか。
「(公認サンタのPRをしていた)スカンジナビア政府観光局の職員の方が、とりあえずデブが必要だと。デブでいつもニコニコしてて、それで他の国のサンタクロースとコミュニケーションが取れる、声も大きい人がいいとか、子供もいなきゃいけないとか。で、テレビ局のプロデューサーが、山元さん!デブで活躍できる何かがあるから来月の1,2週間ちょっとデンマークに行きませんか?って」
「番組だと思ったから、はいはいはいって言って他薦を受けて行ったんですけど、番組でもなんでもなかったんですね。しかも、一人で行くことになっちゃってたんです。交通費も最初の年は観光局で出すけど、来年からは自腹で行ってくださいって。たぶんそのことを聞いて、先に決まってた人たちは、え〜それキツくない?って話だったみたいですね」
「正直、これはもう私の人生の最大の挑戦ではありましたね(笑)」とパラダイスさん。公認サンタの試験には、ハシゴを速く登ったり、煙突に入ったり、クッキーを早食いしたり、“ホッホッホッホッー”というあの声を5分ぐらい出し続けたり…といった内容もあったそう。しかも、試験は7月。「自宅からサンタの格好をしたままデンマークのコペンハーゲンまで行かなければならない」という決まりのため、パラダイスさんは暑い中、奥様が作ってくれた自前のサンタ衣装を着て電車や飛行に乗ったそうです。
そして、パラダイスさんは見事、公認サンタの試験に合格。当時35才で、世界最年少の公認サンタだったとおっしゃっていました。ちなみに、『グリーンランド国際サンタクロース協会』の公認サンタは現在、世界中に120人ほどいて、オーディションは数年に一度行われているそうです。
そんな公認サンタクロースの大きな役割は、お父さんやお母さんと会えなかったり、長期入院中でクリスマスに家に帰れなかったりする子どもたちのところに行ってあげること。「ボランティアとかっていう精神がまるでなかった人なんで、まずはそこにつまづきましたね」というパラダイスさんですが、サンタの活動を続けているうちに気持ちの変化があったようで、「こんなに時間取られてこんな汗だくになって…ってぐらいに最初は思ってたんですけど、やっぱり不思議なもので、何年かやると自分はあの当時けっこう冷たい人間だったっていうか…」とおっしゃっていました。
今年7月に『餃子の創り方』という本を出したパラダイスさんは、完全会員制の餃子店『蔓餃苑』のオーナーで職人でもあります。きっかけは15年ほど前にSNSで「私の餃子を食べたい人が1000人集まったら店をオープンします」と募集したことだったそう。
『餃子の創り方』の表紙には、タコ、ウニ、イクラ、貝、キノコ…といった食材を使った餃子の写真が使われていますが、パラダイスさんはこんなことをおっしゃっていました。「だいたい餃子の印象っていうと、豚肉とニラとキャベツ、あと何かじゃないですか。でも私は、それはもう東京オリンピックを前に忘れていいんじゃないかなと。包むと美味しくなる素材って実はけっこう多いんですよ」
そして『餃子の創り方』の載っている中で一番の挑戦について伺うと、こう答えてくれました。「“エビ立ち餃子”っていうのがあるんですね。これがですね、餃子が立ってるんですよ。餃子って普通パリッと焼けてても横にクタッと寝てるじゃないですか。それが直角にそそり立ってる餃子なんですよ。あと、“ヤリイカ セクシー餃子”も。焼くだけで美味しいヤリイカなんですけど、皮で1枚包むだけでさらに美味しくなります」
飛行機好きとしても知られ、『パラダイス山元の飛行機の乗り方』という本も出しているパラダイスさん。1年間に1000回以上乗ったこともあるそうで、東京から名古屋に行くのにも飛行機を使うんだとか。貯めたマイルを使って羽田からファーストクラスでドイツのフランクフルトに飛び、空港に3時間弱滞在した後、またファーストクラスで名古屋のセントレア空港に飛んだこともあると話してくれました。
10月23日には大阪で、11月20日には名古屋で、飛行機に関するトークショーを開催。世界一多くの航空会社の飛行機に搭乗し、ギネス認定された飛行機オタクにして写真家のチャーリィ古庄さんと世界の飛行機・空港について語りまくるそうです。
そして最後にパラダイスさんにとっての挑戦とは何かを伺うとこんな答えが返ってきました。「挑戦はマイルをたくさん貯めること。やっぱり人生もう後うん百万マイル貯めたいですね」