取材日記

TOKYO FMが誇る報道スポーツチームが総力を挙げて取材します。
ラジオならではのハートフルなスポーツ報道をお送りします。

注目のフィギュアスケート☆

昨日からスタートした『Cheer up STATION』!
2日目の今日は、最もメダルに近いと言われている
【フィギュアスケート】についてご紹介しました。

フィギュアスケートの名前は、
スケートリンクの上で、
「図 (フィギュア/figure) を描くように滑る」
というところから来ているそうです。
音楽に合わせて、ステップ・スピン・ジャンプなど、
技を組み合わせて見せていきます。

特に男子は層が厚くなってきて、
オリンピック出場枠の3枠を誰が取るのか
熱いバトルがが繰り広げられていますが、
そんな中でも、男子日本フィギュア界の
エースと言われてきたのが高橋大輔選手!

オリンピックに向けては・・・
「4回転の強化に尽きる。
あとは細かいディテールまでこだわってやっていく。
僕自身は、演技をする時に、テーマだったり、
はっきりこういうものを表現しよう!と殆ど決めないタチ。
曲を聴いて、聴いたままに、感じたままに、
正直に出していこうかなぁと思っている。
今年は不安やプレッシャーも自分自身でかけるけど、
それも含めて、全て楽しんで、楽しみ切りたいと思う。」
と語ってくてました。

いつも本当に美しくてキレがあり感情豊かで、
誰よりも“魅せる滑り”を届けてくれる高橋選手。
その高橋選手が「こういうものを表現しよう!と
決めずに滑っている」というお話には
とても驚かされました。

そして、女子選手の注目といえば、浅田真央選手!
今シーズン限りでの引退を表明していることもあり、
活躍に期待がかかりますね。
現在、3回転半のジャンプを飛べる女子選手は
真央ちゃんのみ!
金メダルの最有力候補です。

真央ちゃん、今シーズンは、シーズン始めから
トリプルアクセルを入れてくるという
気合いの入りよう。
良い仕上がりを見せていますね。

そんな真央ちゃんがフリーの曲に選んだのは・・・
ラフマニノフの『ピアノ協奏曲2番』
作曲家・ラフマニノフがロシア人であるため、
ロシアで開催されるオリンピックには、もってこいです。
実は、トリノ五輪で金メダルを獲得した荒川静香さんも
開催地・イタリアの作曲家・プッチーニの『トゥーラン・ドット』
を選び、ご存知のように成功を収めました。
会場のお客さんを味方に付けるというのは大きいですからね!

ちなみに、先ほどご紹介した高橋大輔選手が
フリーの曲に選んだのは『ビートルズ・メドレー』。
イエスタディ/カム・トゥギャザー/イン・マイ・ライフetc
「パーフェクトな演技が出来たら、
(自分の人生と曲が重なって)多分泣いちゃう」
とコメントしていました。

代表選手が最終的に決まるのは、
12月末に行なわれる「全日本選手権」の結果を受けてから。
勿論、現在行なわれているグランプリファイナルの結果も
反映されますので、
もうフィギュアスケートから目が離せません!

■柴田幸子

  • 23:27