取材日記

TOKYO FMが誇る報道スポーツチームが総力を挙げて取材します。
ラジオならではのハートフルなスポーツ報道をお送りします。

ソチ代表にも年男!

オリンピック開幕まであと1カ月と少しとなったソチでは、
日本代表選手たちのサポートをする場所が確保されています。
日本選手団のために、
黒海沿岸のスケート会場付近ではホテルの一部を、
そして山間部のスキー会場ではホテルを丸ごと借り切ります。

「マルチサポートハウス」と呼ばれる、その場所では、
日本食を提供するほか、
スケートの刃を磨く器具や、
スキーにワックスをかけるための部屋を設けるそうです。
4年に1度の大きな舞台で選手たちが競技に集中できるよう、
開幕に向けて、環境づくりも着々と進んでいますね。


さて、今年、2014年は午年。
年男・年女は、全国でだいたい1000万人ほど。
ソチの日本代表や代表候補にも、年男・年女が2人ずついます。

ここでは年男をピックアップしてみましょう。
まずは、フィギュアスケートの町田樹選手。
ことしで24歳の年男!
ソチでオリンピック初出場となる町田選手は、
これまでを
「楽な道のりじゃなかったが、地道に歩んできた結果」としています。
広島にいた小学生のときは、
スケートリンクを1年間通して使うことができなかったため、
福岡へ移動を重ねたこともありました。
また、高校時代は、
憧れの高橋大輔選手と同じ高校に通うため、
広島から岡山まで新幹線通学で競技を続けたそうです。
努力を重ねてきた年男は、
ソチで「金メダルを狙わなきゃ」と話していますよ。


そして、スノーボード・ハーフパイプの青野令選手も、
今年24歳の年男!

今は日本体育大学のスキー部で、寮に入って、
10人部屋で生活しているそうです。
みんな頑張っているので、
自分も負けられない、と刺激を受けているそう。
1月3日からはアメリカ遠征に出かけ、
ソチに向けて調整を続けます。
オリンピックについては、
「通過点でしかない。
 でも、まずはオリンピックで結果を残して、
 自分の活躍している姿を魅せたい。
 そのあとは、自分のスノーボードを突き詰めていきたい」と
話しています。
スノーボードのソチ代表の正式発表は、1月14日です。


年男のソチでの活躍にも期待しましょう!!!


■鈴木晶久
  • 17:30