取材日記

TOKYO FMが誇る報道スポーツチームが総力を挙げて取材します。
ラジオならではのハートフルなスポーツ報道をお送りします。

あのスターもリオに到着!

開幕が近づく中、選手や関係者が続々とリオ入り。
陸上界のスターの一人、ジャマイカのウサイン・ボルト選手も
リオに到着しました。
陸上男子100メートル、200メートルの世界記録保持者で、
リオではこの種目で3連覇を狙うスターが姿を現すと、
ファンからは大きな歓声が上がり、
到着ロビーは一時騒然となったそうです。

一方で、日本のホッケー女子とセーリングの選手は、
乗ろうとしていた飛行機が飛ばないという事態になり、
急きょ別便を手配したというバタバタも。


さて、多くの選手が
オリンピックは「独特の雰囲気がある」と口にします。
初めて出場する選手は、すでに何回も出ている先輩選手に
どんな雰囲気なのか、聞くことが多いようです。

そこで、
オリンピックに何回も出場した経験をもつリオ代表選手に、
初出場の後輩にはどういったアドバイスを贈っているか、
聞いてみました!
競泳の入江陵介選手、バレーの木村沙織選手、
ウェイトリフティングの三宅宏実選手です。

「≪入江選手≫
  そうですね、やはり今回競泳に関しては中学3年生が一番下で、
  若い世代がすごく多いんですけども、
  すごく見ていて楽しそうだなと思うんですけども、
  やっぱりオリンピックが終わった後にやっぱり自分自身の結果、
  いい結果が出ないと、
  なかなか心から楽しかったといえないと思うので、
  しっかりと自分の結果を出すことに
  集中してもらえればいいかなと思っています。

 ≪木村選手≫
  オリンピックは特別な舞台だと思うんですけれども、
  特別な大会と思わずにホントにいつも通り
  のびのびとやってほしいなと思います。

 ≪三宅選手≫
  オリンピックはホントに特別な、
  なんか想いであったり、雰囲気も全然違うので、
  その雰囲気をちょっと楽しみつつ、
  でも、しっかりいいパフォーマンスが、
  最高のパフォーマンスが出るように
  みんなでがんばりたいなと思います」


また、この3人は、
入江選手は「自分の持てる力を100%出すだけ」、
木村選手は「前回のオリピックよりもいい色のメダルをとりたい」、
三宅選手は「本番に最高のピークを持って行きたい」
と決意を示してくれましたよ!


現地・リオでの取材の際は、
それぞれの選手が本番に向けて
どうコンディションを調整していったのかにも
着目したいと思います!!


■鈴木晶久
  • 19:40

露のリオ五輪締め出しは見送り

IOC=国際オリンピック委員会は、
このほど、緊急の会議を開き、
国ぐるみのドーピング問題が発覚したロシアについて、
リオオリンピックから全面的に締め出す処分を
見送ることを決めました。

そして、出場できるかどうかは、
それぞれの国際競技連盟に判断を任せるとしました。
陸上は原則として参加認めないものの、
すべての競技で参加できない最悪の事態は免れたかたちです。

ただ、アメリカの反ドーピング機関のトップは
「IOCは指導力を発揮することを避けた」と批判するなど、
今回の判断には各国から批判。

IOCの今回の判断について、
ブラジル・サンパウロで調整している体操の内村航平選手は、
「違反してない選手が出られないのは
 絶対におかしい。今回の決定になってよかった」
と歓迎のコメント。

内村選手は、このドーピング問題をめぐり、
「体操はほとんど関係ないと思っている。
 興奮剤でつり輪の技術が上がることはないですし、
 以前の講習会で体操のドーピングは
 全世界で1件しかなかったと言われたことがある」
とも話していました。

リオオリンピックは、
特にロシアのドーピング対策が注目される大会となります。


さて、開幕が間近になる中、7月24日には
選手村が正式にオープン!
リオ市の西部のバーラ地区にあり、31棟のマンションに
およそ3600戸の住宅が用意されています。

建物の壁には国旗をあしらったカラフルな飾り付けがされていて、
日本の選手たちが泊まる建物には日の丸も。

この選手村には、日本でまず入ったのは、カヌーチーム!!
矢沢一輝選手は、
「いよいよという感じ」と話していましたが、
その後、床が汚いらしく、「足の裏が汚れた」と言って、
さっそく床を雑巾がけしたそう…

選手村のマンションは、9月のパラリンピックのあとは
高級マンションとして分譲されるということです。


■鈴木晶久
  • 20:00

初戦は母の誕生日−卓球・石川佳純選手

今回は、山口県出身のリオオリンピック代表、
卓球女子の石川佳純選手をピックアップ!

石川選手のお父さんの公久さんは元卓球選手で、
山口市で広告代理店に勤務。
お母さんの久美さんも、元卓球選手で
国体にも出たことがあり、山口市ではジュニアに卓球を指導。
妹の梨良さんも大学生の卓球選手という卓球一家。

ある日、練習場への移動時間がもったいないと、
家に卓球台を置くことを決意。
1階は、2台の卓球台を置くために
柱のない40畳の卓球場になりました。

その環境で練習を積み、メキメキ強くなった石川選手は、
シングルス世界ランク4位。
日本の卓球界を引っ張る存在となりましたが、
その卓球人生はお母さんと二人三脚で
歩んできたものなんです。

石川選手が、お母さんに卓球を教えてといったのは
小学校1年生のとき。
そのとき、国体選手のお母さんは
「遊び半分やすぐ飽きてしまうなら、やめておきなさい」と返事。
それに石川選手は「必ず、やり続ける」と答え、
2人での日々の練習が始まったそう。

練習3カ月で山口県で2位になり、
国内の大会を制覇。
そして、ロンドンオリンピックにも出場し、
団体で銀メダルを獲得の大活躍!!

その石川選手、
先日、「ママの公式スポンサー」キャンペーンで
アンバサダーを務めているP&Gの壮行会に、
お母さんの久美さんと一緒に出席して、
リオにむけて、こう話してくれました!!

「今回はやっぱり4年前よりも団体戦では
 もっといい色のメダルがほしいですし、
 シングルスではメダルを取ったことがないので、
 金メダルを目指してがんばりたいと思っています。
 卓球、7歳で始めたんですけど、
 そのときからずっと母は隣で支えてくれてましたし、
 リオではやっぱりいいプレーをすることが
 母への恩返しになんじゃないかと思っています。
 また、8月7日から女子シングルスの初戦なんですけど、
 ちょうど母の誕生日なので、
 やっぱり初戦は必ず勝つんだという
 強い気持ちで戦いたいですし、
 リオでは攻め続けるプレーをできるように、
 最後の1本まであきらめずにがんばります」

一緒に頑張ってきたお母さんの誕生日に初戦とは
ドラマがうまれそうな予感。

リオでの卓球女子は、
石川選手と、福原愛選手、伊藤美誠選手の3名が出場します。
また、男子は水谷隼選手ら3名。
卓球のメダル獲得にも期待ですね!


■鈴木晶久
  • 19:30

日本の五輪初メダルは…

オリンピックでのテニス競技、
実は日本にとっては特別な競技といえるかも。
というのも、日本人が初めてオリンピックでとったのが
テニスなんです!!

 →1920年、第7回アントワープ大会のテニス男子シングルスで
  熊谷一弥選手、
  また、男子ダブルスで熊谷一弥・柏尾誠一郎選手のペアが
  それぞれ銀メダル!
  日本人選手として最初のオリンピックメダリストに!!
 
リオでのテニス競技は、男女のシングルスとダブルス、
それに混合ダブルスの5種目が行われます。

日本の男子では錦織圭選手が出場!
日本勢96年ぶりのメダル獲得に期待が高まります!
錦織選手は、リオに向けて
「オリンピックは気持ちの入り方が他の大会と違う。
 日本人としていいニュースを届けられるようにしたい」
と話していました。
テニスといえば、ウィンブルドンをはじめ
四大大会が盛り上がるイメージがある中、錦織選手は、
「四大大会とは違うモチベーションがある」、
「国を背負い、国がサポートしてくれ、その分重みがある」と
気持ちを明かしてくれました。

そして、女子は、2大会ぶりの出場となります!
しかも3人もリオへ!!
今年のウィンブルドン選手権でベスト16入りした、
世界ランキング36位の土居美咲選手も代表入り。
その土居選手は、初めてのオリンピックにむけての想いを
こう話していましたよ!

「去年からオリンピックを目指して、
 頭の片隅に置いてプレーしてきたのでホントに嬉しく思いますし、
 そしてオリンピックの舞台でも一つでも多く勝って、
 少しでもメダルに近づけるようにがんばりたいと思います。
 今回3人出るということで、そういう意味でも
 若手の選手も育ってきていると思いますし、
 日本女子テニス界もすごく活気も出てきて、
 競争意識も出てきていると思うので、
 そういう意味ではすごくいい状態にあると思います」

キュートな笑顔が印象的な土居選手のコメントからは、
女子テニス界のエースとして、
テニス界全体もしっかり見ているなと感じました。

また、土居選手は、
「4年に一度という張り詰めた緊張感を感じられると、
 今後の競技生活にも、何か違ったところが出ると
 思います」としたうえで、
リオでは、「水泳を見てみたい(所属先の仲間と一緒に)」とも。

リオでのテニス競技は、
日本時間の8月6日から予選が始まります!!


■鈴木晶久

  • 20:20

「準備が整った」とIOC

開幕が近付くリオオリンピックの最新情報を
まとめてお届け!

IOC=国際オリンピック委員会は、このほど、
リオオリンピックの準備状況を監督する調整委員会の委員長が
現地の最終視察を終えたとして、
「世界を迎え入れる準備が整った」との声明を発表しました。

現地では治安対策も進んでいて、ブラジル全土から集まった
オリンピックセキュリティーの軍隊22,000人が
活動を始めたという情報もあります。

また、リオの大会組織委員会は、13種類の公式ポスターを公開。
ブラジル人・コロンビア人の芸術家が手掛け、
オリンピックのマークをあしらった凧を揚げる少年を描くなど、
斬新なデザインが多いんです!
ポスターのレプリカは、公式ショップなどで一般販売も。


そして、日本国内では、壮行会や会見が増えてきて、
選手が意気込みを語ることが多くなってきました。

オリンピックは3回目の出場となる男子テニスの錦織圭選手も会見、
「オリンピックは気持ちの入り方が他の大会と違う。
 日本人としていいニュースを届けられるようにしたい」と、
話してくれました。
目指すは、日本勢96年ぶりのメダル獲得です!

現地・リオへ日本選手を応援に行く、
という人もいると思いますが、
簡単なポルトガル語も覚えておきたいですね。
 →男性がいう「ありがとう」は「オブリガード」。
(女性だと「オブリガーダ」)
 →「私は〜です」は、「メウ ノーミ エ 〜」

リオオリンピックの開会式は8月6日午後6時
(日本時間の6日午前6時)スタートです!!


■鈴木晶久
  • 20:00

選手たちを支える1曲!Cheer up Song!

きょうは、このコーナーでも度々ご紹介している
「リオ五輪選手たちの大切な1曲をまとめてご紹介する
【Cheer up Song特集】でお届けしました。

駆け足になりましたが、
スタジオ内では堀内さんも私も、相当熱くなりました!笑

まずはアテネ五輪以来となる悲願の団体金メダルの期待がかかる
体操男子から、絶対的エース!内村航平選手のチアアップソング!

M.IRON HORSE -No Mark- / AK-69 AKA Kalassy Nikoff

“地方競馬出身の馬”が、競馬の頂点である“ダービー”に挑んでいく
という歌詞。
「自分も地方出身者なので共感し、
最初から王者だったわけではなく、
チャレンジャーから王者と言われるようになっただけ。
常に挑み続ける気持ちを大切にしたい。」という思いで
この曲をチアーアップソングとして紹介してくれました。

ちなみに、以前は大会中ずっと聴いていた曲として
「ジェニファー・ロベス」の「On the Floor」を
挙げてくれたことも。
「床競技」を得意とする内村選手ですが、
床にかけた選曲ではない!との事(笑)

体操男子と言えば、
28年ぶりに金メダルを獲得したアテネ大会。
「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架橋だ!」
の実況でも有名ですが、
今の体操選手たちもあの時の光景が印象的だそうで、
同時に「ゆずの栄光の架橋」がテーマソングのようにも
なっているんです!

続いてはサッカーU23日本代表から・・・
見事復活を果たしたFC東京・サイドバック!
室屋成選手のチアアップソングです!

M. 止まらないha〜ha / 矢沢永吉    

「タオルを投げるあの曲です!アツイのが好きなんで!!」
とのこと。
クールそうな室屋選手とのギャップが・・・(笑)
アニキ・・・熱いです!!

ちなみに室屋選手は、先週末のリーグ戦・甲府戦で
初スタメンJ1リーグデビューを果たしました。
チームの勝利に貢献し、デビュー戦で
初のお立ち台にも立っています。

続いては金メダルの期待がかかる日本競泳界の若きエース!
萩野公介選手のチアアップソングです。        

M.  ヘビーローテーション   /   AKB48    
 
自身で「アイドル好き」と公言する萩野選手。
AKBは初期の頃から応援していてファン歴は非常に長いそう。

もちろん、、、TOKYO FM「前田敦子のハートソングス」も
しっかりチェックしているそう。

独特な緊張が張りつめた中、スタート台に立つ直前まで、
イヤホンでこの曲を聴いているかも!?

そして最後は、陸上界から現日本記録保持者!
桐生祥秀選手のチアアップソング!        

M.Wake Me Up  /    Avicii    

アヴィーチーが大好きで、彼の曲は何でもよく聴くとのこと。

四つ打ちのリズムでグッと気分を盛り上げれば
日本人初の9秒台も夢じゃないかも!!

と、、、選手たちのすぐそばには、やはり「音楽」の存在!
アップ中、本番直前などの重要な場面で
イヤホンをしている姿を見たら、
こんな音楽聴いているんだなぁ〜と是非想像してみて下さいね。

■柴田幸子
  • 17:21

6年ぶりの日本記録更新−陸上・福島千里選手

陸上女子短距離のリオオリンピック代表、福島千里選手。

6月末の日本選手権では、女子200メートル決勝で、
22秒88という世界レベルの記録をマーク!!
自身がもつ日本記録を0秒01更新しました!
日本記録の更新は6年ぶりのこと。
女子200メートル6連覇を達成し、
苦しい状態が続いていましたが、復活を印象づけました!
 
福島選手は、このレース後、喜びにひたった状態で
マイクの前にきてくれました。

「嬉しいなって久しぶりになんか心から思えます。
 0.01秒ですけど、すごく嬉しいなって思えるので、
 よし、またここから気持ちを切りかえて、
 次にすっきり向かえるとてもいいきっかけに
 なったなと思います。
 どんどんどんどん日々進化、成長・進化していって、
 またしっかり新しく始めていけれたらいいなと思います」

日本記録を更新したあと、
「嬉しい! 嬉しい!」と口にしながら
メディアの前に姿を見せた福島選手でした。


福島選手といえば、バキバキに割れた腹筋!!
間近で見ると、本当にくっきり割れていて、
「スゴイ!」の一言。
その腹筋に貼られたシールが
このところ話題になっています。
これは、鉄や銅などの天然鉱石を砕いて練り込んだものを
吹き付けたものだそう。
福島選手の個人トレーナーを務めている整骨院の方が
考えたみたいですね。

リオオリンピック開幕を前に、福島選手は、
「ロンドンオリンピックでは満足な成績を残せなかった。
 それまでは一年一年、がむしゃらにやるだけだったが、
 リオに向けて4年間を見越したトレーニングをできた。
 結果を意識したい」とコメントしています。
 
日本女子陸上界を引っぱる存在の一人、
福島千里選手の力走もチェックですね!!


■鈴木晶久
  • 19:30

「絶対に金」と柔道・田知本選手!

メダル獲得が間違いないとみられている競技の一つ、
それが「柔道」です。
その柔道・女子70キロ級代表の
田知本遥選手に今回は注目します!
(ちなみに、お姉さんは、
 同じ柔道選手の田知本愛選手)

ロンドンに続き2回目のオリンピック出場になる田知本選手。
前回は7位に終わったことを受け、
今回のリオでは「絶対に金メダルをとる」、
「オリンピックチャンピオンになる」と言い切っていて、
メダルへの期待が高まる存在の一人です!
 
田知本選手は、前回のオリンピック出場経験をもとに、
リオに向けての意気込みをこう話してくれました!!

「1回目はホントにワクワク、ドキドキ楽しく
 感じだったんですけど、
 2回目はやっぱすごい優勝したい気持ちが大きくなって
 堅くなってくるところもあると思うんですけど、
 やっぱそうならず、臆さず、攻める部分は
 やっぱり変わらないでいたいですけど、
 オフェンスだけじゃなくてディフェンスも、
 それができることによって
 隙のない試合ができると思うので、
 その臆さないところがポイントだと思います」

お話をうかがっていると、すでにリオ本番のイメージが
できあがっている感じですね!

そのリオに向け、厳しい調整が続いている中、
田知本選手のリフレッシュ方法は、近くの山や海に行って、
ボーッとしたり、本を読んだりすること、とのこと。
「自然の力を借りて癒されている」と話し、
最近読んでいる本は、松井秀喜『不動心』。

また、田知本選手には、音楽好きの面もあって、
最近は、BIGBANGや、ゆずの「栄光の架橋」を聴くそう。
試合の前には、友達が教えてくれたという
安室奈美恵の「Get Myself Back」を聴いていると
話してくれました!

オリンピックでは金メダル獲得が続いている柔道は
リオでもメダルは間違いなし。
メダルを「いくつ」とれるのか、
という話になっています!
リオでは、開会式翌日の8月6日から行われます!!


■鈴木晶久

  • 20:00

歴史を作れ!サクラセブズ!

リオ五輪から新競技となった
7人制女子ラグビー・日本代表・サクラセブンズ!

男子の7人制ラグビーをご紹介した時にもお話ししましたが
前後半それぞれ7分で、ハーフタイムは1、2分!笑
短時間行われるため、どんでん返しが起きやすい!
何が起こるかわからない!そんな楽しみにがあります。

そして、先日発表された日本代表選手団をみてみると・・・
殆どの選手が「普通の会社員として働きながら(or学生)
競技を行っている」!ということ。

そういう意味では、まだまだ環境が整っていないのが現状。
苦労人が多いのもこの競技の特徴なんですよね。

そんな中、今回選ばれた選手団には学生が3人。
その内の1人がスクラムハーフの山中美緒選手。
立正大学のラグビー部に所属する大学3年生です。

ラグビー選手というと体格が良いのかな、と思いがちですが、
小柄な選手も多く、山中選手も157cm。
そんな山中選手にオリンピックに臨む今の気持ちについて
聴いてみました!

「五輪種目に決まった時からずっと目標にあったので。
多分凄い緊張すると思うけど、初めてであんな大きな舞台で・・・
でも今まで練習でやってきたことを信じて戦いきれれば
良いかなと。
皆が本当にラグビー大好きでそこにかける思いが凄い。
人生かけてる!
もっともっと女子ラグビーを皆に知って貰うために、
まずは結果を出さないといけないと思うので、
結果を出して勇気とか感動を与えられるプレーが
出来たら良い。
馬場俊英さんのスタートラインが凄く好き。
友達に進められて聴いたときにケガしてたのだけど、
凄い心にしみて好きになった。」

山中選手のチアアップソングは馬場俊英さんの「スタートライン」
20歳の山中選手からすると馬場俊英さんは「お父さん世代」!
あまり良く知らなかったそうですが、
ケガをしてくじけそうな時にこの歌詞が凄く心に刺さった、と。  

ちなみに・・・緊張すると話していましたが、緊張するのは
会場に向かうバスの中だけで、ピッチにたったらワクワク!
楽しみな気持ちが勝るそう!

緊張感に包まれたバスの中では皆で
一緒に音楽を聴いて唄って盛り上がるとのことで、
よく皆で聴いていたのは、、、
EXILEの「ki・mi・ni・mu・cyu」
盛り上がって緊張も吹っ飛ぶそうですよ!

取材をしていて、この感じ・・・
何年か前の「なでしこJAPAN」に似ている気がします。

仲の良さ・結束力や競技の普及に関する面、
そして皆が本当に競技を愛している所、、、

まずは大注目の五輪という舞台で結果を出して、
「7人制女子ラグビー」という競技を
もっと多くの方に知ってほしいと思います。

サクラセブンズの最終的な五輪代表メンバーは
今月中旬に発表される予定です。

そして毎週木曜日18時過ぎ〜の
スカロケ・サクラセブンズ応援部では
最新情報をお届け中ですよ。
こちらも合わせてチェックして下さいね!

■柴田幸子
  • 20:19

一通のメールから始まったペアの絆

きょうは、セーリング日本代表
「日の丸セーラーズ」に注目します。

セーリングというと、会場になるグワナバラ湾で、
「水質汚染」が深刻な問題になって、
「巨大トイレ」という異名がつけられていたりと、
心配なニュースもありますが・・・
一方で、日の丸セーラーズの中でも世界ランキング5位と
最もメダルに近い位置にいるのが
女子470級の吉田・吉岡組です。



二人は、3回目のオリンピック出場となる
ベテランスキッパーの吉田愛選手35歳と、
25歳で、オリンピック初出場となるクルー・吉岡美帆選手の、
ちょうど年の差10歳ペア。

ちなみに、スキッパーとは、かじ取りと
メインセールという「一番大きな帆」の操作をする選手、
クルーとは全身を使って船のバランスを取る選手のことです。

ふたりがペアを組みだしたのは、およそ3年前。
実は、一通のメールがきっかけで始まったご縁だったんです!

ロンドンオリンピックが終わったあとに、
吉田選手は新しくペアを組める選手を探していて
ある女子レースの試乗会に参加しました。

そこに参加していた一人が当時大学生だった吉岡選手。
コーチの方が仲介役となって、メールアドレスを交換!

ただ、しばらくは、どちらからも連絡をせず・・
大学生だった吉岡選手は、テスト期間中だったにも関わらず
メールが気になって勉強も手につかない状況だったそうです。

そして思い切って、吉岡選手から
「一度一緒にヨットに乗ってみませんか。」とメールをしたそうです!
大学生の吉岡選手にとって、オリンピックに2度出場している
吉田選手は雲の上の存在!

勇気を振り絞ってのメールが功を奏して、
二人は、一緒にヨットにのることになりました。

その中で、吉田選手は吉岡選手に対して
「この子は根性がある!
この子なら一緒にオリンピックを目指せそう!」と
彼女の芯の強さを見出し、
一方の吉岡選手は、
「雲の上の先輩と一緒にヨットに乗れるなんてチャンスだ、
やってやろうという気持ち。」になり、
オリンピックへの想いが強くなったそうです。

こうしてペアを組むことになった二人、
ペア歴3年と他国の有力ペアに比べて経験は浅いですが
ペアを組んで翌年からリオに行き、
6回に渡って調整を続けるなど
リオ・オリンピックに照準を絞ってきました。

今では、世界ランキング5位まで上り詰めた
年の差10歳ペアの活躍に期待しましょう♪

■中村
  • 22:28

1万人で壮行会!

リオオリンピックに出場する選手ら
およそ300人が出席して、
日本選手団の結団式と壮行会が開かれました!

選手たちは、オリンピックの開会式などで着る公式服装、
赤のジャケットに白のズボンという
日本選手団おなじみともいえるスタイルで登場。

結団式では、選手団で主将を務める
レスリング女子の吉田沙保里選手が
「最高のオリンピックとなるよう臨む」と
決意を示しました。

吉田選手は、
夏のオリンピックの日本選手団で
女性初の主将ですよね。
「自分が4連覇を達成することで、
 明るく元気になってくれたり、
感動してくれたら嬉しい」とも話していました。

結団式に続いての壮行会には、
代表選手を見ようと、1万人が集まって、
選手にエールを送りました!
さまざまな競技の選手がそろうので大歓声!

壮行会では「ゆず」のミニライブで盛り上がる場面も。
「栄光の架け橋」と「夏色」をパフォーマンス。
主将の吉田選手や体操の内村航平選手をはじめ、
選手団のほとんどをステージにひっぱりあげ、
マイクを向けて一緒に歌うシーンも。
歌声を披露した内村選手は
「まさかの無茶ブリでびっくりした」と
笑いながら振り返っていました。

壮行会で選手たちは、
普段なかなか一緒にならない他の競技の選手と
会えたこともあって楽しそう!

陸上のケンブリッジ飛鳥選手と桐生祥秀選手、
そして、体操の白井健三選手、
競泳の池江璃花子選手の
オリンピック初出場組が顔をあわせて、
「誰が本番に強い?」なんていう話になっていました!!

「【飛鳥選手】
 えっ、白井君ですかね(笑)
 いろいろ一番経験してそうなんで、はい。
【桐生選手】
 じゃあ、ボクも白井君で、はい(笑)
 いっぱい世界経験しているんで。
【白井選手】
 ボクは陸上の2人だと思います。やっぱその一発本番で、
 メンタル的な問題がすごく関係してくるスポーツの中で
 オリンピック代表っていう結果を得ているので、
 陸上のほうがよっぽどメンタルは強いと思います。
【池江選手】
 私も白井さんで(笑)
【白井選手】
 嬉しいですけど、代表という立場はみんな同じなので、
 もう日本選手団として一つでも多くのメダルを
 とれるように、みんなでがんばりたいと思います」

ということで、4人の「投票結果」だと
白井選手が本番に強いということに(笑)

その白井選手から出た「メダル」の話でいえば、
壮行会後の会見で、
日本選手団の高田裕司総監督は、
「金(メダル)14個、総数で30以上を
目指してがんばりたい」とコメント。

壮行会でエールを受けとった選手たちは
事前合宿などで調整を続けて、
来月5日の開幕を迎えます!!!


■鈴木晶久
  • 20:30