今月、ワールド・クルーズに乗船していただいているのは
俳優、そしてシンガーとしてご活躍の夏木マリさんです。

海外旅行の経験が豊富な夏木マリさん。
3週に渡り、エチオピア、ニューヨーク、バングラデシュのお話を伺いました。

そして、ラストとなる4週目は初めての海外旅行についてお伺いします。



ー 年配のカップルがお食事とか、旅を楽しんでいるのを見ると、本当に成熟してていいなと思いますね ー


干場「マリさんは、プライベートでも色々と海外に行かれていると思うのですが、
初めて海外旅行に行かれたのはいつだったんですか?」

夏木「仕事を始めた時、初めて行ったのはハワイのお祭りに歌を歌いに行った記憶がありますね」

干場「歌を歌いにですけ、何か失敗談ともあるんですか?」

夏木「ニューヨークで、とても気の強い友達がいたんですよ。
「タクシーに乗る時はお金を払っているんだから、フロントまでつけないと駄目よ!」とよく言っていて。
私もその教えにならって言うんだけど、働きたくない怠け者のタクシードライバーだと、
手前とかで降ろされちゃうじゃないですか。

干場「そうですね、道の角とかで降ろされたりしてしまうんですよね」

夏木「私もいきがって、「絶対に前までいってね!」って言うもんだから、
大喧嘩になったりしてましたね(笑)」

干場「いや、それはすごいですよね(笑)」

夏木「ロシアの古都と言われてる、サンクトペテルブルグに行った時。
ペレストロイカで体制が崩れたすぐ後だったので、それまで公務員だった人達が、
急に民間になるから働かないんですよ。
撮影で行った時にレストランに入ったんですけど、こっちは撮影があるから急いでいるのに
向こうの人は時間が余ってるらしくて、フォークを持って来て、また5分くらいしてナイフを置いて来て、
一度に持って来ないんですよ(笑)」

干場「それはイライラしてしまいますね」

夏木「ランチが4時間くらいかかっちゃって、そうすると日が暮れて撮影時間がないんですよ。
それもトラブルっぽくなりましたけどね(笑)」

干場「やはり、色々な経験されてるんですね」

夏木「旅って自分の尺では出来ないので、受け入れて大笑いする。そういうキャパにしないと駄目ですね」

干場「なるほど、なるほど(笑)」

夏木「でも、自分のスタイルでは行きたいので、ホテル、飛行機は自分で計画して選んで行きますよ。
後は現地に一歩踏み入れたら、向こうの文化を楽しみますね」

干場「郷に入れば郷に従えという事ですね。これは個人的な事で聞きたいんですけど、
旅先で出会ったかっこいい男性、かっこいい女性はどんな感じの方でしょうか?」

夏木「例えばホテルでの朝食。そこで老夫婦がお食事してるんですけど、
必ずみなさん、髪型がパーフェクトなんですよ。
みんな、美容室から出た後の様に綺麗にセットされてるんですよね。
そういうご夫婦をみると、"ああいう風に年をとりたいな"と思いますよ」

干場「向こうの年配のご夫婦とかは、食事をしながらも手を繋いで、仲良くして、
たまに真剣な顔をして話し合ってると思ったら、キスしてたりとか、
そういう緩急があるじゃないですか。見ていると愛を感じますよね」

夏木「私、結婚って興味無かったんですけど、ああいう光景を見ると素敵だなと思って、
向こうはカップル文化じゃないですか。そういう意味で二人でお食事とか、旅とか楽しんでいるのを見ると、
本当に成熟してていいなと思います」

干場「これから行ってみたい国はありますか?」

夏木「彼の影響なんですが、二人でカリブ海のクルーズをしたいんですよ。
立ち寄りたい国がトリニダードトバゴでスティールパンのフェスティバルを見たいんですよ」

干場「スティールパンとは、どのような楽器なんですか?」

夏木「ドラム缶が楽器になっているんですけど、トリニダードトバゴが発祥の地なんですよ。
ブラジルのお祭りみたいに、子供から大人まで叩くというフェスティバルがあるんですよ」

干場「なるほど、サンバみたいな感じですね」

夏木「それが2月にあって、そこにクルーズの途中に立ち寄ってというのが、私たちの直近の夢なんですよ」

干場「素敵ですね、是非行って下さい。最後にお聞きしたいんですけど、夏木マリさんの人生において、
旅とはどんなインスピレーションを与えてくれるものですか?」

夏木「子供心に戻るし、マチュアーにもなれる。そんなものですね。
マチュレーションガールがマイブームなんですけど、ガールのようでもあり、マチュアーでもある
そういう女性でありたいですね」

干場「そういう方が日本の女性にも、もっともっと増えてほしいですね」

夏木「輝くマチュレーションガールが増えたら、クルーズの旅ももっと人口が増えて素敵になるんじゃないかと思いますよ」


◆夏のクルーズ、おすすめコース

干場「だんだんと暖かくなって、夏が近付いていますね。保木さん、今日のトピックは何ですか?」

保木「5月も終わりですよね。みなさんは、そろそろ夏のご旅行を考えてるんじゃないかと思って
夏のおすすめのクルーズコースがあるんですよ」

干場「夏はどこがおすすすめですか?」

保木「客船は季節のいいところを周遊してるんですね、大体5月くらいから
地中海とか北欧に向かって行くんですよ」

干場「はい、ヨーロッパの方ですね」

保木「カリブ海の方はものすごく暑いので、
夏のおすすめは地中海、エーゲ海、北欧のバルト海、あとはノルウェーの方もいいですね」

干場「また、ノルウェーとは、全然想像出来ないですね(笑)」

保木「お子様連れだとアラスカが面白いですよ。
氷河を見にる事が出来ますから、夏の間しか行けないんですよ」

干場「なるほど、逆にそうなんですね」

保木「飛行機では中々回れない場所なんですよ。
氷河の近くでは流氷とか流れているし、フィヨルドになっているので、
水面がとても静かなんですね」

干場「波が立たなくて、とても静かなんですね」

保木「例えばクジラを見るとか、大自然を楽しむ意味ではアラスカもたくさん船が出ますので、
楽しいコースだと思います。地中海のバカンスはなんとなく華やかでいいじゃないですか」

干場「去年行かせていただいた、クルーズも良かったですね(笑)」

保木「夏のエーゲ海の島を巡る、海の青さ、建物の白さを楽しむ事が
出来ますから、とても綺麗ですよ」

干場「素晴らしいですね」

保木「夏のおすすめは、アラスカ、地中海、エーゲ海、
白夜の北欧、これは絶対おすすめです」

干場「これだけで4回行かないといけないですね(笑)。
ぜひ皆さん体験していただきつつ、旅を満喫していただきたいですね」

今月、ワールド・クルーズに乗船していただいているのは
俳優、そしてシンガーとしてご活躍の夏木マリさんです。

今週はインドの東に位置する、インド洋に面した国、バングラデシュの旅のお話を伺います。


ー "ありがとう"って抱きしめたくなっちゃうでしょ
               子供達は私たちも忘れてるような事を言ってくれるんですよ ー


夏木「先日お話したように、私は行った事の無い国の子供達をサポートしようと思って、エチオピアとバングラデシュとエルサルバドルを選びました。バングラデシュは途上国としても最も大変な国だと聞いていたので、アジア人として、1つ国を選ぶならバングラデシュだと思って選んだんですよ」

干場「日本の人から「バングラデシュ」と聞いて、位置がぱっと浮かぶ人は少ないと思いますが、インドの東側の国ですよね」

夏木「地球上の国全てを見たわけじゃないけど、今まで行った中でも一番大変だと思いました。行った時期がちょうど雨期で、道が悪すぎてジープでも埋まってしまうから普通のセダンで行くんですよ。畑を走ってるとだんだん水面が上がって来て、気付くと湖の中をセダンが走っているような状態(笑)10メートル先に行くにも回り道をしたり、行くだけでも大騒ぎですよ」


干場「すごい光景ですよ、話を聞いてるだけでもすごいなと思います」

夏木「こういうところで生活している子供達もいるんだなと、すごく勉強になりましたね」

干場「いつ、どんなタイミングで音楽を聞かせるんですか?」

夏木「昼間ですね、支援をしている施設があって、その施設で演奏するんですよ。そうすると子供達がお返しに踊りとか劇を見せてくれるんですよ。そういうものを見ると、こっちが癒されるというか、色々なものをいただいて帰って来る旅ですね」

干場「2007年からチャイルド・スポンサーになられているという事ですが、そもそもチャイルド・スポンサーになられたきっかけな何でしょうか?」

夏木「私は子供がいなかったので、女性としてギルティを感じていたという事はお話しましたけど、友達もやっていたという事もあったので、そういうサポートの仕方があるんだという事を知りました。支援といっても、お金を送るという事なんですよ。それだけじゃ寂しいし、その子達に会いたくなるんです。そういう事もあって、エチオピア、バングラデシュの旅を私たちが自主的に始めたんです」

干場「そういうきっかけだったんですね」

夏木「ノブさんが、バングラデシュにはないジャンベというアフリカの楽器を持っていって、それを叩いて、私が即興で歌うんです。夫婦漫才のようなんですけど(笑)」

干場「子供達はびっくりするんじゃないですか?見た事もない楽器でうわーっとやられるわけじゃないですか(笑)」

夏木「とにかく、外国人を見たのが初めてですからね。日本ってどういう国って聞くと「日出ずる国」って言うんですよ。「お日様が最初に登る国でしょ」って言うんですよ」

干場「そういう教育を受けているんですね」

夏木「そんな事聞いちゃうと"ありがとう"って抱きしめたくなっちゃうでしょ。子供達は私たちも忘れてるような事を言ってくれるんですよ。本当に、子供達に勉強させられました」

干場「なるほど、ある意味そういうところに行って、日本の良さを知るんですね」

夏木「旅ってそうですよね。海外に行って、日本の良さがわかりますよね。世界中のどのフレンチもイタリアンもチャイニーズも日本が一番美味しいじゃないですか。旅に行かないとわからないんですよね」

干場「日本がそれだけ恵まれているという事ですよね」

◆大型クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」

干場「今月10日、日本で建造された大型外国客船、ダイヤモンドプリンセス号が横浜に初入港して話題になりましたよね」

保木「ダイヤモンドプリンセス号は11万トンという、とても大きな船ですね。北太平洋を横断して大阪に入り、大阪から朝7時に横浜に入り、その日の夕方6時にはアラスカへ向けて出航したんですね。その日は船内見学会、旅行代理店の方、メディアの方などへ説明会も行われたみたいですね」

干場「全長が290メートルで11万トンってすごい大きさですよね」

保木「メインダイニングが5ヶ所、サブレストランもたくさんあってバーは12ヶ所あるんですよ、干場さん良いですね?」

干場「お酒好きとしては良いですね(笑)。プールも4ヶ所、ジャグジーはもっとあるそうで、これは規模感が違いますね」

保木「ダイヤモンドプリンセス号は海上に出ている高さが54メートルなんですよ。18階建てのビルという感じですよね。横浜のランドマークタワーを横にしたような大きさみたいですよ(笑)中にはウェディングチャペルも付いているそうですよ」

干場「もう、規模感がすごい大きさという事ですよね。船旅の上で、結婚式をされる方もいらっしゃるんでしょうね」

保木「そういう企画も楽しいと思いますよ。このプリンセスクルーズは、今年から日本発着が始まって、来年はもっとあるんですよ。お値段もわりとリーズナブルで話題になるんじゃないかと思います」

干場「なるほど、思い出に残るものになりますよね」

保木「日本発着だと便利ですよね。宅急便で荷物を送って船の中に入れておけば、荷物の移動もないですからね」

干場「今年はクルーズ元年と言われていますからね、ますますクルーズが注目を浴びそうですよね」

保木「そうですね。そうなるといいですよね」

今月、ワールド・クルーズに乗船していただいているのは
俳優、そしてシンガーとしてご活躍の夏木マリさんです。

今週はアメリカ、ニューヨークに暮らした事もあるという夏木さんにお話を伺います。


ー 映画で言えばコメディ、ニューヨークって色んな人種がいるから、
             自分が英語喋れなくてもいいんだと思って、あの旅で太っ腹になりました ー



干場「夏木さんは、初めてニューヨークに行かれたのはいつ頃だったんですか?」

夏木「1970〜80年代で一番ニューヨークが面白い時に行きましたね。 友達に連れられて、ゲイナイトとかに行って。まだゲイの事もよく分からなかったんですけど、夜ドレスアップして行くと、上から下まで嫉妬の目で見られて、全然気持ち良くなかったみたいなね(笑)。色々学習したのが70、80年代でしたね」

干場「僕も行った事はありますが、流石にその文化に触れた事はないですね」

夏木「あの時代はめちゃくちゃでした"ザ・ニューヨーク"という感じ。今は東京より安心なんじゃないかっていうくらい安全になってますよ。あの頃は後ろで足音がしたら、振り向かないといけないような危険な場所でしたね。私の目の前を拳銃の弾が通ったみたいな事ありましたから」

干場「え、そんな事もあったんですか!危険というか、死と隣り合わせですよね」

夏木「命がけの旅ですね。その代わり夜とかエンターテイメントは充実してるので、誘惑に駆られて遊びにいっちゃうんですよね(笑)」

干場「マリさんはお酒は飲まれるんですか?」

夏木「私はそんなに強くないですけど、その頃はお酒も覚えたい年頃だったので、ちょっと無茶しましたね(笑)」

干場「半年間、住んでいた事もあったんですよね?」

夏木「90年代ですかね、ちょうど私が演劇に没頭してた時期なんですけど。ディレクターとかプロデューサーが英語圏の方が多く来日するようになって、さすがに英語でダイレクトで話せないといけないわと思った頃、英語のブラッシュアップに行きたかったんですよ。それで半年間ニューヨークに住んだんです」

干場「どこに住んだんですか?」

夏木「マンハッタンの57丁目のカーネギー・ホールの並びですね。貯金をはたいて、すごい良いマンションに住みましたね(笑)。生活をするのと旅では大違いなので、ケーブルテレビを引くところから大騒ぎ(笑)」

干場「それは大変でしたね(笑)」

夏木「当時、ワールドトレードセンターのあった、ダウンタウンまで毎朝地下鉄に乗って英語教室に通っていましたね。午後はまだミュージカルに出たいなと思っていた時期だったので、色々なプロデューサーにアプローチしたり、レッスンに行ったり、楽しい半年でしたね」

干場「映画のような半年間ですね」

夏木「映画で言えば、コメディですね(笑)ニューヨークって色んな人種がいるから、自分が英語喋れなくてもいいんだと思って、あの旅で太っ腹になりました(笑)」

干場「先月はニューヨークで撮影された写真展が行われたそうなんですね」

夏木「私の友人であるマイケル・トンプソンという写真家がいるんですけど、ファッションフォトで色々な女性誌のカバーを飾っている世界的に活躍している写真家なんです」

干場「そうですよね」

夏木「去年、私が60歳という事もあって、そのアニバーサリーに写真を撮って欲しいなっておねだりしたら、いいよと言ってもらえたんですよ」

干場「すごいコラボレーションですよね」

夏木「プライベートフォトなんですけど、それをとって置くだけじゃもったいないと思って、先月写真展をしたんですよ。マイケルのチームと写真を撮ってもらえたのはすごく良い経験でしたね。マイケルのチームはすごい大人でしたね」

干場「ヘアもメイクも、全て完璧にされたんですね」

夏木「向こうは、スタイリストじゃなくて、ソーイングっていう人がいるんですよ。写真を撮る時、60歳で生まれ変わるという意味で白いドレスを持っていったんですよ。現場ではソーイングの方が衣裳をマイケルの注文通り、裾をほどいたりだとか、そこでアレンジしていくんですよ」

干場「素晴らしい、その現場でやるんですね。音楽のジャムセッションみたいなものですよね」

夏木「その時に撮った写真はすごく気に入っていますね」



◆クルーズの長旅、退屈をした場合はどうすればいい?

干場「クルーズって、旅が長いじゃないですか。"退屈してしまったら..."と、そういう事を心配される方も多いと思います。実際に船に乗られた事が無い人が多いので、船の中をちょっと垣間見せていただいてもよろしいですか」

保木「船旅は船の中に閉じ込められてしまうんじゃないかという印象を持っている方もいらっしゃると思います。クルーズは大体毎朝、寄港地に入ります、それで観光に行く方は下船されますよね。観光に行かないで、船の中でのんびりしたいという方もいらっしゃいますから、船内にはジム、プール、ジョギング出来るようなスペース、テニスコートがあるんですよね」

干場「確かに、ありましたね」

保木「船の大きさにもよりますが、カジュアル船になると、アイススケートリンク、ロッククライミング、波乗りプールもあったりしますね」

干場「え!?波に乗っているのに、波乗りプールがあるんですか!?発想が大胆過ぎますね」

保木「アメリカの船はやる事が大胆過ぎて、新造船が出て来ると勉強するのも大変ですよ(笑)。あとは、何もしない贅沢というのも船旅のいいところですよ。日常から逃れて時間を過ごす、退屈する事も楽しんじゃうのもいいと思います」

干場「なるほど、船の中には色々な楽しみが詰まっているという事ですね」

風薫る5月に入りました。
今月、ワールド・クルーズに乗船していただくのは
俳優、そしてシンガーとしてご活躍の夏木マリさんです。

夏木マリさんには、東アフリカに位置するエチオピアの旅について、お話を伺います


ー 考えもしなかった出会いで、子供たちが応援してくれたみたいな感じなんですよね ー


干場「夏木さんは海外をあちこち旅してきていますが、第一回目の今日はエチオピアに行かれた時のお話を聞かせていただきたいと思います。東アフリカに位置するエチオピアなんですが、そもそもアフリカに行かれたきっかけは何だったんですか?」

夏木「私は子供がいないもんですから、少し前から知らない国の子供たちを支援しているんですね。時間が経ってきたので、その子たちの顔を見たいという気持ちになって、今は結婚しているんですが、当時パーカッショニストの彼と音楽と歌で、子供達に会いに行こうという旅に出ました」

干場「素晴らしいですね」

夏木「でも、最初はそういう事をやった事が無かったので、みんなが喜んでくれればいいねという感じで。言葉を選ばずに言えば上から目線的な気持ちで行ったんですけど、行ったら私たちが演奏したら、彼ら彼女たちが笑ってくれて、その笑顔、瞳だけでハッピーになったんですね。こういう事が支援なんだと感じましたね。一回目は私たちがハッピーになって、お土産をいただいて帰って来た旅だったんですね」

干場「そうなんですね、すごくいい旅ですよね」

夏木「今までは支援というのは難しくて、ご縁が無かったり、遠ざけていたりした部分があったんですけど、こういう事が何かシーンに繋がればいいねという事で、お土産話として、東京に戻って、東京の友人にお花屋さんがいたりとか、そういう事で今支援活動に繋がっているんですよ」

干場「そもそも、本当にそれがきっかけだったんですね」

夏木「考えもしなかった出会いで、子供たちが応援してくれたみたいな感じですよね」

干場「なるほどですね〜」

夏木「仕事はいつか辞めるときが来るかもしれないですけど、この活動、子供たちに会いにいく旅は一生続けていくんだろうなと、あの時思いました」

干場「じゃあ、生涯のものに出会ったという事なんですね。それがアフリカのエチオピアだったんですね」

夏木「そうですね、子供たちに色々教えられた様な気がしましたね。またエチオピアで色んな場所に視察というんですかね、子供たちに会いに行ったんですね。私が支援している子供のところだけではなくて、他の大きい支援団体のところもまわったりしたんですよ。そういうところに学校があったりとか、民間でサポートしてる学校の子供たちと遊んだりなんかすると、もうその時の匂いとか、空の色とか、乾いた空気感とか、彼女たちの手の温度とか、そういうのがすっごく印象に残るんですよね。他の旅では味わえない、そういう子供たちとの時間でした」

干場「すごい心がきれいな感じがしますよね」

夏木「みんな素直で、直球で来るから、私も心洗われる感じで、とても充実した旅でしたね」

干場「エチオピアで見た忘れられない景色を一つ教えていただけますか?」

夏木「アディスアベバという都市から、飛行機に乗って北の方に行くと世界遺産の滝があるんですね。ブルーナイルの滝の旅、これが素晴らしいんですよ。ブッシュの中を通り抜けて、歩いて30〜40分、なんでこんな山の中に滝があるのかというくらいに大きな滝が流れていて、そこに物売りの子なんだけど、その子が笛を吹いてくれて、最後にはそれを買えというんですけど、その音色と、滝の音と、夏のような青空、あの感じがいいですね。水が不便な国なのに、あそこに行くとこんなに水があるんだと、感激しましたね」

干場「行った事がないので、全然分からないんですけど。「ジャングル大帝レオ」とか「インディ・ジョーンズ」とか、ああいうイメージがあるんですよ」

夏木「もっと、農村の中のブッシュで時々色々な動物が出て来そうなところで、畑の中でブッシュの山の中で、そこに行くまでは川で手漕ぎボートで越えて、二回くらい乗り換えないといけないんですよ」

干場「大変な場所ですね(笑)」

夏木「大変な場所ですけど、すごく綺麗な場所で、行った甲斐がありました」



◆クルーズの旅、ドレスコードについて

干場「今日はクルーズというと、豪華な旅というイメージですが、ドレスコードが面倒だったりしませんか。それ以外にも色々と持っていかなければいけないんじゃないかと、恥をかいてしまいそうなイメージもあるので、ドレスコードについて聞いてみたいと思います」

保木「船旅って、そういうイメージが強いんですよね。「タイタニック」からくるんですかね」

干場「そうですね、そういうイメージは強いですかね」

保木「タキシードとイブニングドレスで優雅に踊って、みたいな感じなんですけど。今はどんどんカジュアル化が進んでいて、よほど長いクルーズで無ければ、エレガントカジュアルですね」

干場「それはどういう感じですか?」

保木「みなさんが夕食で街にお食事に行かれるような感じですね。男性は夜、レストランに行く時はシャツにジャケットを着て、ネクタイは必要無いと思います。女性は少しやわらかめのスカートとブラウス、セーター、パンツスーツとかでOKですね。日中はそれこそ、ドレスコードはありませんから、ジーンズとTシャツで良いと思います」

干場「そうなんですね」

保木「だいたい6時以降のドレスコードはパブリックスペースなど、みなさんが集まるような場所ではドレスコードは決められています。他の方とあまりちぐはぐにならない装いでいいと思いますよ」

干場「はい、そうですね」

保木「ドレスコードって、すごく面白くて。フォーマルとカジュアルだけって思いがちなんですけど、例えば船によって、今日は"白い日"とか決めたりするんですよ」

干場「船からの提案もあるんですか、素敵ですね(笑)」

保木「今日はジーンズの日とかね、その日は音楽も全部アーリーアメリカンのような。船の中のイベントの雰囲気作りということですよね。みなさんの装いで、なるべくコンパクトにトラベルライトにしたら良いと思います」

干場「トラベルライト、また良い言葉ですね(笑)ドレスコードについてのお話はまだまだ尽きないようなので、今度改めてお話聞いてもいいですか?」

保木「そうなんですよね、まだ私も話したい事いっぱいあります(笑)」