今月、ワールド・クルーズにご乗船していただいているのは
株式会社ビームスの代表取締役、設楽 洋さんです。

豊富な旅の経験をお持ちの設楽さんですが、本日は国内、
沖縄の伊是名島の旅についてのお話を中心にお聞きしていきます。

ー それはそれで良い思い出ですよ。今は学生時代のその仲間と会う度に、その話をするんですよね ー


干場「沖縄の伊是名島ですが、この島にはいつ頃行かれたんですか?」

設楽「今から40年くらい前、22、3歳の時ですね、大学を出て、社会に出た頃ですかね。男7人で沖縄の島に行こうと、邪な考えで計画したんですよ(笑)」

干場「何かあるかもしれないと?(笑)」

設楽「石垣島、久米島、そういうとこに行きたかったんですけどね、夏休み直前で、どこもとれなかったんですよ。全く知らない伊是名島だけは空いてたんですよね、行き飛行機の中は、女の子たくさんいたんですよね」

干場「もうイメージ通りですよね(笑)」

設楽「期待をしながら行ったんですけど、本島に着いた時にそれぞれ行く島毎に分かれていくと、僕ら7人だけが残ったんですよね(笑)」

干場「それで、予想してたのと違ったんですね」

設楽「それがね、漁船で行ったんですよ。僕ら男7人とヤギ30頭と一緒に運ばれて、向こうに着けば可愛い女の子もいるだろうと思ったら、全然いないんですよ(笑)。民宿も初めてやったみたいなところで、漁船は一週間後にしか来ないんですよね。その一週間は3食全く同じ物を食べましたから(笑)」

干場「一週間、全く一緒のものですか!それはすごいですね」

設楽「井戸水も塩水しか出なくて、当然クーラーも無い、家全体が牛の糞で作ってあるので銀蝿はすごいし誰もいない、最初はがっかりしましたけどね」

干場「"なんだよー"ってなりますよね(笑)」

設楽「でも、景色だけは絶景だったんですよ。無人島が2つあって、「日本にこんなところがあるのか!」というくらいの絶景で、途中からは男全員すっぽんぽんで過ごしましたね(笑)」

干場「それで許されちゃうんですね(笑)」

設楽「ビーチにも誰もいないですからね、それはそれで良い思い出ですよ。今は学生時代のその仲間と会う度に、その話をするんですよね(笑)」

干場「設楽さんはありとあらゆる所に行ってるわけじゃないですか、それだけ印象に残っているんですね。ビームスでは、旅をコンセプトにした「ビームスライツ」がありますよね?」

設楽「コンセプトが"Life as a Journey"という、旅のような人生という事なんです。よく旅は人生の道標と言いますけど、本当の旅もそうだし、普段の生活の中で、家の周りを散歩するのもそうかもしれない、恋愛する事もそうかもしれないんですよ。エッセンスというのは、旅の中にいっぱいあるという事で、それをコンセプトにした店を作ったんです」

干場「夏休みに入って、本格的なバカンスシーズンになりましたけど、おすすめのアイテムはなんですか?」

設楽「昔からありますけど、もう一回光りを当ててるのは、エスパドリューですね。これはぺったんこになりますし、外で履くのもいい、機内で履くのもいい、ルームシューズとしてもいい、一個で外も中も使えて、なおかつコンパクトになりますから旅に持って行くのに良いですね」

干場「エスパドリューといえば、フランスとスペインのリゾート地で生まれた、フランスのスリッパみたいな感じですよね」

設楽「それに遊びのエッセンスも入って、リゾートっぽい形にはとても良いんじゃないかと思いますよ」

干場「4週にわたってお話を伺ってきましたが、最後に設楽さんの人生において、旅はどんなインスピレーションを与えてくれるものでしょうか?」

設楽「自分は、人生自体も全てが旅だと思っています。それは本当に旅に出た時に色濃く分かる瞬間だと思います。悟りと、気付きを与えてくれるエッセンスですよね」


「オールインクルーシブの活用法は?」

クルーズ船はカジュアル船、プレミアム船、ラグジュアリー船の3つのカテゴリーに分けられます。

ラグジュアリー船の多くの場合には、オールインクルーシブ制というシステムがあるんです。

これは「"オールインクルーシブ"=すべてが含まれる」という意味、
つまり「全てのお料理、酒、船内のエンターテイメント、チップ」が含まれており、
さらには船会社によっては寄港地の観光までが付いてくるものがあるんです。
これが、ラグジュアリー船の注目すべきところ!

事前にクルーズ料金を払っていますので、船に乗ってから降りるまで、お財布を持つ必要がないんですね。
友人と一緒に食事をした際の割り勘、日本にはあまり無い習慣の"チップ"など、そいうった煩わしさが無いんです。

カジュアル船、プレミアム船の場合では、スペシャルレストランや、ほとんどの場合、お酒は別料金となります。
色々な船が選ぶ事が出来るクルーズ船、旅行代理店などに事前に料金の相談をして、
"こちらの方が安い、高い"という事で決めるのでなく、色々なシステム等を考慮して、予約される事をおすすめします。

今月、ワールド・クルーズにご乗船していただいているのは
株式会社ビームスの代表取締役、設楽 洋さんです。

国内外問わず、豊富な旅の経験をお持ちの設楽さん。
本日はイタリアのポルトヴェーネレのお話を中心にお聞きしていきます。

ー 本来の人間の幸福感を悟る瞬間というか、そういうものをビームスを
                      通じて色んな人達に伝えていきたいなと思います ー


干場「設楽さんはイタリアもけっこう行かれてますよね?」

設楽「イタリア、ラテンが好きなので、ヨーロッパでは一番行ってるほうですね。自分もそういうタイプだと思ってます(笑)」

干場「ポルトヴェーネレとは「ヴィーナスの港」という意味ですが、どういう街なんですか?」

設楽「海岸線がものすごい絶景なんですよ。ヨーロッパをレンタカーで縦断した事があって、80年代の半ばに次はリゾートが来るだろうと、これはリゾートを見なければいけないと思って、ベルギーから入って、ずっと南フランスから地中海を旅した途中でポルトヴェーネレの街に出会ったんですね」

干場「けっこうレンタカーで色々とまわられているんですね」

設楽「地中海に夕陽が沈んで、その時に夕陽に照らされたサンピエトロ寺院がビームスカラーと言うんでしょうかね(笑)オレンジに染まっていく、城壁全体が独特のオレンジに染まるんですね、非常にいい景色なんですよ」

干場「イタリアの海岸線沿いは本当に綺麗ですもんね」

設楽「歴史的にも国の戦いをずっと見て来た城があって、そこを登って行くと、眼下にものすごい絶景が見えるんですよね。島々が徐々に染まっていき、最後にサンピエトロ寺院が染まるという、これは野郎ばっかりで行くのはもったいないなと思いましたね(笑)」

干場「お忙しい合間を縫って海外によく行かれている設楽さんですが、旅に出る事で、精神的にどういう影響があるんですか?」

設楽「幸福に関して色々な価値観があるんだなと思います。我々はファッションを売っていて、みなさん、暑さ寒さを凌ぐだけなら、いっぱい持っているわけですよね。物を売ってるという事よりも、幸せなどを売っているわけで、いろんな発展途上国であったり、文化、宗教、人種、色々違う中で、幸福に対してそれぞれの価値観があるんだなと思いますよね」

干場「そうですね、国によって全然違いますよね」

設楽「そういう部分をビームスがやっていこうと思うんですよ。非常に早い流行を追っている世界にいて、スローな空気を感じる事によって、それが肌でわかる事があるんですね。ベンチに横になってゆっくり沈む夕陽を見ながら「良いなー」と思っている、それは本来グータラな事なのかもしれないけど、一方で、ものすごい早い世界にいるなかで、本来の人間の幸福感を悟る瞬間というか、そういうものをビームスを通じて色んな人達に伝えていきたいなと思います」



「フライ&クルーズの活用法」

船旅というと、横浜、大阪の港から出る事を想像される方が多いと思いますが、
お仕事が忙しい中、長期のお休みといのは中々とれませんよね。

例えば、1週間のお休みで日本の港から出た場合、あまり遠くへは行けません。
通常、飛行機の1時間は船の1日と言われているんです。

時をゆっくり、優雅に楽しみたい船旅。
1週間のお休みで船旅を充実させる方法として「フライ&クルーズ」があります。

現地までの移動を飛行機で行い、現地に着いたら船にそのままチェックイン。
上手く飛行機を乗り継げば、お仕事が終わった後の深夜便に乗って、
同日に到着が出来、そこから1週間の船旅を楽しむ事が出来ます。

これによって、無駄な時間がなく、時間を有効活用が出来るんですよ。
違う場所に身を置いてみたいと思う方、フライ&クルーズは気分転換になり、とても良いプランです。

今月、ワールド・クルーズにご乗船していただいているのは
株式会社ビームスの代表取締役、設楽 洋さんです。

国内外問わず、豊富な旅の経験をお持ちの設楽さん。
本日はメキシコのプエルト・バジャルタのお話を中心にお聞きしていきます。


ー 太陽が神様と思うくらいに感動をして、
         ビーチでひざを抱えながら、ずーっと涙を流しながら見ていましたね ー


干場「メキシコのプエルト・バジャルタ、日本ではあまり知られていないと思いますが、知る人ぞ知るリゾートですね、いつ頃行かれたんですか?」

設楽「1980年代の後半くらいだったと思います。当時、メキシコ、アメリカの中でも南の方がトレンドになってきて、どうせなら、メキシコの本体のところへ行こうと飛びましたね」

干場「本当に好奇心が旺盛なんですね」

設楽「今まで見た事もないようなものを持って来たり、普通のブランドだとか、そういうものは20年前でも、大体持って来れる時代だったんですよ。だったら奥地、作ってるところまで行こう、ということになったんですね」

干場「訪れるのはどんな方が多いんですか?」

設楽「アメリカの本土の方は、その場所の絶景さをご存知ですからね。特にビーチサイドに非常に世界で評価されているようなホテルもありますね」

干場「どんな風に過ごされるんですか?」

設楽「そこでは何もせずに、ゴールデンサンセットを見るのが大好きなので、何処時へ言ってもそれを見ますね。おそらく今まで色んなところで夕陽を見て来ましたが、プエルト・バジャルタで見た夕陽が僕の中では最高で、太陽ってこんなにでかいんだという事がわかった。おそらく生まれて初めて、太陽が海に沈むのを見ながらぼろぼろと泣いきましたね」

干場「それは印象に残りますね」

設楽「太陽が神様と思うくらいに感動をして、ビーチでひざを抱えながら、ずーっと涙を流しながら見ていましたね」

干場「話を聞いてゾクゾクしましたね。滞在はどのくらいですか?

設楽「出張で行く時は色々な街をまわりますので、かなり早足でまわるのが残念で、以前は気に入った街に何日かいようよという感じでしたね。昔は、今よりお金無かったんですけど、楽しかったですね」

干場「アメリカを横断して、まさにイージーライダーの世界ですよね」

設楽「レンタカーで途中モーテルがあったら、泊まったりしますね」

干場「色々な旅の形がありますけど、それもそれで、決めてないのもいいですね。必ず持って行く物とかあるんですか?」

設楽「僕はゴールデンサンセットを見るのが大好きなので、お香を持って行くんですよ。色んなタイプ、携帯用のやつも含めて持っていって、それで波の音を聞いて、ズーンと太陽を見るんですね」


番組初のイベントが決定!
「豪華客船の船内見学&ディナーご招待」


船内見学と優雅なディナーにご招待する企画が始まる
8月22日に横浜の大さん橋に停泊中の「飛鳥供

中々無いこのチャンス!
船内を見学出来て、ディナーも出来るんです。

世界一周からちょうど戻って来る「飛鳥供
ちょっと雰囲気の違うところで、ディナーをいかがでしょうか?

今月、ワールド・クルーズに乗船していただくのは
株式会社ビームスの代表取締役、設楽 洋さんです。

国内外問わず、豊富な旅の経験をお持ちの設楽さん。
ファッションのお話も含めて、いろんな旅のエピソードをお伺いしていきます。


ー アメリカの生活を売る店を始めようと、まだ行った事もないのに、憧れがが形になった最初ですね ー

干場「「BEAMSの原点」といえばロサンゼルスですよね。少年時代から、アメリカにご興味があったんですか?」

設楽「僕は1951年生まれでミッドセンチュリーのど真ん中に生まれたんですよ。僕らの世代は男の子はアメリカに憧れ、女の子はパリに憧れという時代。小さい頃にテレビが入って来て、ディズニーやアメリカのホームドラマなどで、アメリカに憧れた時代ですよね。思春期になると、VANとコカ・コーラがアメリカを教えてくれた。そういう世代なんですよ」

干場「そうですよね、もうどっぷりという感じですよね(笑)」

設楽「初めて洋楽に目覚めた世代だし、中学生くらいの時にはロックだとか、完全に染まりましたね」

干場「ほんと、その時代という感じですもね。ポパイとかもそうでしたよね」

設楽「ちょうど、ビームスが1976年にスタートしてるんですけど、その同じ年にポパイが創刊したんですよ。最初のビームスは原宿の今の店の端っこの6.5坪で始まったんですよ(笑)」

干場「そんなに小さかったんですか!?」

設楽「そのうち3坪をストックにしましたから、実質3.5坪。7畳ですよね。今の若い方のワンルームよりも小さいスペースでお店を始めて、その時にビームスの看板の上に「アメリカンライフショップ ビームス」と付いていたんですね。アメリカの洋服屋というよりは、アメリカの生活を売る店を始めようと、まだ行った事もないのに、憧れがが形になった最初ですね」

干場「アメリカに行かれたのはいつですか?」

設楽「アメリカのロサンゼルスに行ったのは1973年前後、学生時代にものすごく憧れていましたからね。大学に入った頃は学生運動が最後の頃で、学校に行くと封鎖されていて、行きたくても行けなかったし、雨が降ったら雀荘、晴れたら湘南の海に行ってました(笑)」

干場「それはサーフィンもやられていたんですか?」

設楽「サーフィンもしてましたし、海が好きなんですよ。しょっちゅう湘南に行ってると、横須賀のベースのキャンプの子たちと友達になって、そのキャンプに入ると夢で見たアメリカがそこにあるんですよ」

干場「これまでに、ロサンゼルスは何回くらい行かれてるんですか?」

設楽「もう40回50回...分かりませんね(笑)」

干場「もう住んでてもおかしくないですよね」

設楽「ずっと住んでみたいな思っていますし。住んでもいい年だと思っていますね」

干場「ロサンゼルスはどんな刺激を感じるんですか?」

設楽「一番最初に行った時は、憧れているものを目の当たりにした部分と、学生時代はアメリカ風にするために、裾幅を短くして、短めにしてコインローファー履いて、その格好でアメリカに行ったら「全然、俺みたいな格好してるやつがいない!」って思いましたね」

干場「いないんですか?」

設楽「1970年代のロサンゼルスといえば、ヒッピー文化でしたし、帰って来た途端に髪の毛が伸びて来ましたよね(笑)」

干場「1950、60年代のアメリカを見て育って、コットンパンツを短くして行ったのにもかかわらず、行ったロサンゼルスはヒッピー文化だったと?(笑)」

設楽「何よりもカルチャーショックを受けたのは、ビームスの原点でもあるUCLAに初めて行った時、日本の大学とはスケールが違いますし、自由な雰囲気、フレキシビリティのある学生生活が、これがアメリカなんだなと思いましたね」


クルーズファッションは?

船の旅といって、思い浮かぶのは「どんな服を着て行けばいいのか?」

日本発着の船であれば、服装に国内旅行との違いはそこまでありませんが、
外国船の場合は、飛行機を乗り継いで行くので、"飛行機の中で楽な格好"がおすすめ。

直接船にチェックインする場合もありますが、乗船地のホテルに泊まるという事も考えられるので、
ラフ過ぎない格好がいいですね。

例えば、9月に地中海に行く場合は?

保木「私は楽な格好で行きますね、ジーンズとぺったんこの靴を履いて、Tシャツに機内の中を考えると温度調節出来るようなスエットシャツみたいなものがいいですね。着いた所が、すごく真夏かもしれないし、アラスカの方に行かれる場合は涼しいですからね。温度調節の出来るジャケットをお持ちになる、それが行き帰りの服装としてはいいんじゃないでしょうか」