今月ご乗船いただいているのは、「週刊プレイボーイ」や「プレイボーイ」の編集長を経て、作家としてご活躍の島地勝彦さんです。

週末には、東京の伊勢丹 メンズ館8階にある「サロン・ド・シマジ」で、バーマンとして、カウンターに立たれています。

第4回目の旅先は、「イタリア・ローマ」です。


ー 愛するって大変なことですよ、お金では買えないですからね ー



干場「ローマには、何度も行かれているんですか?」

島地「もう何回行ったことか(笑)。一番行ったと思います」

干場「一番最初に行ったのは、いつですか?」

島地「32歳くらいかな。今から42年前、私がペーペーのとき、わかなという常務がいたんですよ。その人から、『おまえ鞄持ちで、ヨーロッパを回ろう』と言われたんですよ。それに、『お前がスケジュールを考えろ』と言われたんですよ」

干場「それはすごいですね(笑)」

島地「私はベネチアに行きたかったんですよ。あそこもいいですよね〜、あそこは不倫の街だね、夫婦というより”不倫だな”っていうカップルが多いんですよ。不倫と言えど、純粋な愛はいっぱいあるんだから」

干場「先生が言うと、綺麗な言葉ですね(笑)」

島地「愛するって大変なことですよ、お金では買えないですからね」

干場「島地先生にとって、旅とはなんですか?」

島地「簡単に言えることは、風も刺激になるってことですね。日本とスコットランドの風は、違う香りがする気がする。本を読むというのは静的なものだけど、旅というのは動的なもので、最低1年はどっかに行きたいなと思います」

干場「いいですね(笑)」

島地「私はあっちこっち動き回って、編集者でしたから。今はしがない物書き、バーもやってますからね、ゆったりした時間をとれないんですよ。豪華船で船旅って、やりたいんですよね。シガールームで、シングルモルトを飲みながら、ゆったりとシガー吸いたいですね」



「プリンセスクルーズ情報」

保木「日本発着のプリンセスクルーズ、2016年も始まるんですけど、2つの新しいキャンペーンを発表してるんですね。
比較的短いクルーズも設定されているので、この年末年始に、おうちで家族団らんの時に来年のゴールデンウィークとか、夏休みの計画を話す時の参考にしてくれたらいいなと思います。

プリンセスクルーズが、3人目、4人目の無料キャンペーンというのをやってるんですよ。スイートルームを予約されると、同じお部屋だったら3人目、4人目、料金がタダなんですよね。ちょっと広めのお部屋なので、優雅な気分で、ご家族みんなで一部屋、お父さん、お母さん、お子さん2人でいけるんじゃないかなと思うんですよ。

女子旅も楽しいかもしれないし、おじいちゃん、おばあちゃん、お孫さんでもいいですね。料金も少し値下がりになっているのもあるので、要チェックです。

プリンセスクルーズって、アミューズメントパークのように遊ぶところがいっぱいあるので、4月25日から始まって、夏休みも連休もずっとやっているので、日本一周を列車の旅ではなくて、船の旅をされるのも、いいかもしれないですね」

いつもは、毎週土曜日のお昼からお送りしている、「SEIKO ASTRON presents World Cruise」ですが、
クリスマスイブ・イブの今日はラジオの海を旅する、Christmas Cruiseを、ゆったりとお楽しみください。

クリス・ハートさんが、この番組のために特別に演奏してくれた、クリスマス・スペシャル・ライヴもあります。


さらに、とっておきのクリスマス・プレゼントもご用意しています。
地球上どこにいても、今いる場所の時間とシンクロできる、
世界初のGPSソーラーウォッチ、「SEIKO ASTRON」の、<2015ジウジアーロ・デザイン限定モデル>を1名さまにプレゼント!


「SEIKO ASTRON 2015・ジウジアーロ・デザイン限定モデル」

プレゼントのご応募には、
あなたの <今年の海外旅行の思い出>を添えて送ってください。
☆今年、ハネムーンで行った、海外の思い出
☆親孝行のために、両親に海外旅行を贈りました!
☆今年、初めて船旅を体験しました!    
……などなど、

あなたの<今年の海外旅行の思い出>を教えてくださいね。
メッセージの応募はこちらから!



そして、毎年、好評をいただいている、『World Christmas Cruise』。
今年は、クリスマス・ソングの詩の世界から、世界を旅していきます。

2015年の旅先案内人は、俳優の永瀬正敏さんです。

最初の旅先は、アメリカ・シカゴです。

ソウル・ミュージックの巨匠、
カーティス・メイフィールドによる、「ピープル・ネヴァー・ギブ・アップ」。
貧富の差が激しかった、1980年代のシカゴで生まれた、
クリスマスという輝かしい日の、決意表明です。

「神よ、
あなたにささやかながらも、祈りの手紙を捧げたい。
あなたに、クリスマスを届けるために。
ポストマンは、
この手紙を届けることはできないかもしれないけれど。

私がうちのめされてしまったとき、
どうか、私に触れてほしい。
そうすれば、心は安らぐ。

どうか、再出発できる場所を教えてほしい。
いま必要なのは、言葉以上のもの。

そう、人々は決してあきらめてはいけない。
あきらめなければ、
神が裏切ることなど、ありはしない。
天国に住む、私たちの神よ。

このクリスマスという日に、
私たちは、決してあきらめない」


番組にとどいた素敵なメッセージをご紹介!

『男ながら、干場さんのダンディな声にいつも魅了されています。これからもワールドクルーズを通して旅をテーマにした上質な時間を過ごせることを楽しみにしています』

干場「男性の方からも好かれる声というのは嬉しいですね」

高橋「良いお声に私も魅了されています」

干場「今日はこんな方からもメッセージいただいております」

『いつも楽しみになかなか体験できないクルージングをしている気分で拝聴しています。息子が来春から大学推薦が決まりまして、北澤さんがこの番組に出演したことでクルーズに興味を持ち、同級生と卒業のクルーズ旅行を計画しています。高校生グループが安価で楽しめるようなクルーズはありますか?』

ここで、クルーズ・コンシェルジュの保木久美子さんにリスナーの方からいただいたクルーズ旅行に関するメッセージにお答えいただきました。

保木「クルーズっていうとどうしても高いイメージがあると思うんです」

干場「そうですね。一生に一回しか行けないんじゃないかって思ってしまいます」

保木「今日はおすすめしたいのは、18歳以下だけだと保護者が必要なんですけど、例えば、ご家族揃っていても卒業記念に地中海や南フランス・スペイン・イタリアを10日間くらいでまわる。というのがあるんです。これがなぜ今いいのかっていうのは、オフシーズンなんですね。それもあって、少しお値段の安い、大体15万円くらいからのクルーズもあるんです」

干場「それ、安すぎませんか!」

保木「安いですよね。他にも、若い方ってディズニークルーズお好きですよね?常夏のカリブ海にディスニーのプライベートアイランドあるんですよ。そこに降りるとディズニーのキャラクターが待っていてくれるんです。とても楽しいですよ。飛行機代込みで30万〜35万くらいなので、リーズナブルで安心安全な旅だと思います。移動も楽ですし、ご家族皆さんで楽しめるんじゃないでしょうか?」

干場「しかもカリブ海なんですよね。最高じゃないですか!」

保木「海も綺麗ですし、島に上がったらディズニーのキャラクター達とBBQが出来たりするんです!」

高橋「わぁ〜!今、思わず想像してしまいました!」

保木「実は若い方にも人気の旅がクルーズはたくさんあるんです。おすすめは学生割引をやっている旅行代理店もありますので、調べてみると良いと思います。若い時に海外旅行を体験されると、その経験値はずっと使えるんじゃないかな。と思いますね」

干場「その後の人生が変わりますよね」

保木「世界の国々の方とコミュニケーションとって、何かの気づきになればいいなと思います」

俳優の永瀬正敏さんが案内する2つめの旅先は、ハワイです。
ハワイ語で「メリー・クリスマス」という意味の、「メレ・カリキマカ」。
南の島らしい、さわやかなクリスマス・ソングです。

「スチール・ギターが奏でる、ジングル・ベル。
椰子の木のはざまから、
どの星も、明るく輝いて見える。
晴れやかな、ハワイのクリスマスの日。

メレ・カリキマカ。
それは、あなたに贈る、島の挨拶
椰子の木が揺れる島の、
緑に包まれた、明るく輝くクリスマス。

昼は太陽が輝き、
すべての星たちは、夜にさんざめく。

メレ・カリキマカ
それは、あなたに贈る島の挨拶。
ハワイの、明るく輝くクリスマス」


旅を愛する皆さんからメッセージが沢山届いておりますのでご紹介いたします!

『私は、シンガポールから出航している2泊3日のクルーズに行きました。クルーズ初体験。どこにも寄港せずに海上を回るものでした。少し安めの部屋にしたら窓のない部屋だったので、プールで泳いで、ヨガに参加して…と出来るだけ外に出て楽しく過ごしました。その中でも思い出深いのは、デッキの椅子に座って読書したことです』

干場「デッキで読書をするだけでも日常とは違う時間になるんですよね」

高橋「贅沢ですよね〜」

干場「僕も、サングラスをして真っ黒にしながらピニャコラーダ飲んでいるんですよ(笑)」

高橋「意外に可愛いものを飲まれていますね(笑)」

干場「それを飲みながらSEIKO ASTRONをいじっていますね。ちゃんとした時間を刻んでくれるので、触っているのが楽しいんですよね」

高橋「それも醍醐味なんですね!」

他にも、こんな海外旅行の思い出がある方からのメッセージも…

『オーストラリアの思い出。ゴールドコーストに行った事です。朝から海を眺めながらの散歩やプールでの読書。若い頃とは違ってのんびり過ごしました』

高橋「やっぱり年を重ねたからこそ、楽しめる時間ってあるんですよね」

干場「時間の流れ方が年齢によって変わるでしょうし、ゆったりとした時間を過ごすっていうのは本当に素敵ですね」

本日、3つめの『World Christmas Cruise』。
フランス語で、サンタクロースというタイトルの「プチ・パパ・ノエル」。
歌は、メアリー.J.ブライジでした。

「サンタさん、
たくさんのプレゼントといっしょに
空から降りてくるとき、
ぼくの小さな靴も忘れないでね。

きれいな雲の上をまわって、
まっ先に、ぼくらのうちに来てね。

毎日いい子じゃなかったことを
ちゃんとあやまりたいんだ、

サンタさん、
たくさんのプレゼントといっしょに、
空から降りてくるとき、
ぼくの小さな靴を忘れないでね。

きっとだよ」



ここで、クルーズ・コンシェルジュの保木久美子さんに再びご登場いただき、2016年のクルーズ情報を教えていただきました!

保木「今、日本の客船『飛鳥II』がワールドクルーズに出かけて、ちょうど南極に向かっております。2016年ももうすぐですけれど、実は、たくさん新しい船が就航するんです。アメリカではどんどん作られていて、私が知っているだけでも6隻就航します。一番大きく話題になっているのが、ロイヤル・カリビアンという、カジュアル船を沢山持っている船会社なんですけど、『Harmony』という船が就航します。22万7千トンで、世界で最大級なんです」

干場「世界最大級!」

保木「お客様の数は5479人ですから、ちょっとした小さな町ですよね。タイタニック号の5倍くらいの大きさなんです」

干場「想像がつかないですね…!」


保木「その他にもラグジュアリー船など色んな船が就航するので、この夏はカジュアル船で日本の発着をお試しなってみたらいかがかなと思うんです。プリンセスクルーズも日本の発着を始めますので、案外手の届くお値段でクルーズを楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。6隻の船が新しく就航するという事は、今まであった船が違う場所に配船されてくるという事なんです」

干場「なるほど」

保木「新しい船は地中海やエーゲ海の方に行くので、今まで就航していた船はアジアの方に向かってくるのでは。と思っているんです」

干場「という事は、これからますますクルーズブームが!」

保木「そうですね。オリンピックに向けてたくさんの客船が日本にやってきます。ホテル代わりに使うっていう構想もあるそうなので、皆さんぜひ、ワールドクルーズを聴いていただきたいなと思いますね」

俳優の永瀬正敏さんが案内する4つめの旅先は、
ドリーム・アカデミー。1986年の「ライフ・イン・ア・ノーザン・タウン」から、
イギリス北部へと向かいます。

「救世軍の鼓笛隊の演奏が鳴り響く。
子どもたちが飲むのは、あたたかいレモネード。
こんな場面が一日中、つづいていく

開け放たれた窓から、
若いころのフランク・シナトラのような声が、
街にむかって流れていく。

みんな、仕事は休みなんだ。

天気は夕方から雨、
僕らは、駅まで彼を見送りに行った。
決して「さよなら」とは言わなかったけれど、
彼の瞳は語っていた。
汽車が動き始めたら、
それが、さよならだと。

みんな、きょう、仕事は休みなんだ。

これが、イギリスの北のはずれにある、小さな街の暮らし。
これが、イギリスの北にある街の暮らし。
そう、これが北国の暮らし」


そして、番組の後半にはクリス・ハートさんのスペシャルライブをお届けしました!
いかがだったでしょうか?クリス・ハートさんありがとうございました!



俳優の永瀬正敏さんがお届けする最後の『World Christmas Cruise』は、ジョン・メイヤー、
2006年の「ウェイティング・オン・ザ・ワールド・トゥ・チェンジ」で、アメリカへと向かいます。

「僕らはまったく立ち上がろうとせず、
立ち上がりたくても、
そのやり方がわかっていないらしい。

舵取りをしている僕らのせいで、
世界全体が、
困難な状況を切り拓くための手段をもっていない……
そんなふうにも思えてしまう。

だから、僕らは待ち続けている。
世界が変わることを。

僕らの友人を、
戦地から、ふるさとへと呼び戻せる、
そんな力が僕らにあれば、
家族みんなで、クリスマスを過ごすことができるはず。

だから、僕らは待ち続けている
世界が変わることを。

世界が変わることを待ち続けているんだ、
世界が変わることを」




高橋「干場さん、2時間のロング・クルーズはいかがでした?」

干場「あっという間でしたね。クリス・ハートさんの歌声とか、永瀬正敏さんの世界のクリスマスソングと詩の世界。本当に素晴らしかったです。いよいよクリスマスが近づいてきていますが、世界で一番大切な人と教会にでも行って、厳かで神聖な気持ちで過ごして、その後は美味しいワインを飲んでゆっくり過ごしたりしたいですね。高橋さんはどうされるんですか?」

高橋「私は家族と一緒に過ごそうかなと思っていて、久しぶりに手作りの料理を頑張ってみようと思います!」

干場「それではみなさん、素敵なクリスマスをお過ごしください!」

今月ご乗船いただいているのは、「週刊プレイボーイ」や「プレイボーイ」の編集長を経て、作家としてご活躍の島地勝彦さんです。

週末には、東京の伊勢丹 メンズ館8階にある「サロン・ド・シマジ」で、バーマンとして、カウンターに立たれています。

第3回目の旅先は、「イタリア・ナポリ」です。


ー 生の人間から教わるっていうのは面白いですよ ー



干場「今日はナポリのお話を伺いたいと思います。ナポリって、どういう風に過ごされていたんですか?」

島地「ナポリはやっぱり、ファッションでしょ。サルヴァトーレ ピッコロというシャツの職人がいて、すごく仲が良いんですよ。日本に来ると『会いたい、会いたい』って言ってね(笑)。私、バーカウンターは人生の勉強机だとずっと思っていたんですよ。私が教授で、お客さんが生徒だと思っていたの。それはとんでもなかった、向こうが先生で、私が生徒っていうことがいくつもあるんです(笑)」

干場「面白いですね(笑)」

島地「生の人間から教わるっていうのは面白いですよ。特に若い人からね、それでお金もらっているんですから最高ですよ(笑)」

干場「ナポリの魅力って何ですか?」

島地「僕はやっぱりファッションだと思う。シャツは若い時はみんな、ロンドンで修行するんですよ。それから故郷に帰ってきて”自由にもっと”ということで、作るんです。サルヴァトーレ ピッコロなんて天才ですよ」

干場「ファッションの楽しみというのは、イタリア人はあるんですね」

島地「特に今はナポリでしょう。ナポリに行ってブティックとか見ると、楽しいですよ。工房も見させてくれますから」

干場「イタリア人の享楽的な人生が詰まっていますよね」


「先日、テレビの特集で、残りの余生をクルーズで過ごすおばあちゃんを見ました」

保木「このおばあちゃんね、自分の家を全部売って、海の上で過ごしているんですよ。船の上には、たくさんの若い人が働いてるじゃないですか。エネルギーもらいながら、毎日掃除もしてもらえるし、お部屋で静かに過ごしたり、パブリックスペースに出れば皆さんにかまってもらえますからね。
お年寄りの方で住んでらっしゃる方はけっこういるんですよね。夏休みには、お孫さんたちが寄港地に目がけてやってくるんですよ。

私もずっと乗りたいと思っちゃうんだけど、2週間くらいで1回下りたくなるんですよ。もし時間にゆとりがあれば、10日間〜2週間だと、ちょっとおうちに帰りたくなるっていうのもあるし。また船と別れて、おうちに帰って戻ってきたいなっていう、そこにロマンがあったりするので。
できれば1週間くらいだったら、中日に「終日航海」の日が入ってるようなコースを選ばれるといいんじゃないかと思います」

今月ご乗船いただいているのは、「週刊プレイボーイ」や「プレイボーイ」の編集長を経て、作家としてご活躍の島地勝彦さんです。

週末には、東京の伊勢丹 メンズ館8階にある「サロン・ド・シマジ」で、バーマンとして、カウンターに立たれています。

第2回目の旅先は、「マルタ島」です。


ー やはり絵は本物を観ないとね ー



干場「2015年は、日本とマルタ共和国が国交を樹立してから50周年という、メモリアルイヤーでもあります。島地さんがマルタに行かれたのはいつ頃ですか?」

島地「3年くらい前ですね。カラヴァッジオという絵描きがいるんですけど。ルネッサンスの後に生まれる大天才で、この最後の大きい絵を、ジョヴァンニ大聖堂という教会があって、その教会に飾っているんですよ。素晴らしいことに、その天才の生涯最後の絵なんですよ。
「洗礼者聖ヨハネの斬首」という、首を持っている絵なんですよ。残酷な絵なんですけど、美しいんです」

干場「実は、1ヶ月くらい前にマルタ島に行ってきたんですけど、その絵は見れなかったんですよ」

島地「マルタ島はこじんまりしていて、小さな島。やはり絵は本物を観ないとね。絵描きのオーラというか…、そういうものが感じられないじゃないですか」

干場「マルタ島では、どんな風に過ごされていたんですか?」

島地「あの島は砂浜がないんですよ。断崖絶壁で、だからオスマントルコに攻められても勝ったんでしょうね。島自体が一種の要塞になっていて。歩いて行くと絶壁ですから。下が深い海で、海水の温度は温かいですね。それでいて澄み切ってる。日本の海では味わえないですね」

干場「先生は向こうに行ったら、ずっと英語ですか?」

島地「いや、僕は日本語ですよ(笑)。一人で行ったことないんですよ。マルタもそうですが、ボローニャという野外オペラで有名な、ながたけ先生というオペラを大学で教えてる先生と親しくなって、奥さんがイタリア人だから、ずっとイタリア後で話してるんですよ。その人が通訳で行くから安心でしょ。タイトに教わるっていうのは、重要なことですね」

干場「なるほど〜(笑)」

島地「一人旅って、あんまり学べないね。僕は一人旅したことない。僕は言葉が通じないと無理だから。しかも、一緒に旅行して、飽きなくて、こっちが勉強するような人と行くことですよ」


「クルーズならではのお土産といえば?」

保木「船の中には、いわゆるロゴグッズってあるじゃないですか。あれは船の中でしか買えないんですよね。トランプから、ちょっとしたコップ、バッグ、Tシャツ、帽子……。私もTシャツを買ったりしますね。

たくさんの人数の方へのお土産であれば、船の形をしたチョコレートを売ってる船もあります。こないだ乗った船は、25周年の特別なロゴが入ったTシャツが売っていましたね。なので、やっぱり船の中でしか買えないものがいいと思います。

私はスーツケースを開かないようにする、ベルトがあるじゃないですか。最近新しくしたんですけど、あれはクリスタルクルーズでしか買えないものなんですよ。Tシャツなんかは、ジムに行く時とかに着てますよ(笑)」

今月ご乗船いただくのは、「週刊プレイボーイ」や「プレイボーイ」の編集長を経て、作家としてご活躍の島地勝彦さんです。

週末には、東京の伊勢丹 メンズ館8階にある「サロン・ド・シマジ」で、バーマンとして、カウンターに立たれています。

12月は島地さんに、4週にわたってお話をうかがっていきます。

第一回目の旅先は、「スコットランド」です。


ー 理想は年齢不詳になりたいんですよ(笑) ー



干場「先生のお家が、また面白いんですよね。趣味が全部詰まっていますよね。お酒は何本くらい持っているんですか?」

島地「200本以上あると思います。シガーは毎日5本吸って、シングルモルトは7〜8杯飲んでますね。その為に、74歳で一生懸命働いてるんですよ」

干場「先生、74歳なんですか!?見えないですね〜(笑)」

島地「理想は年齢不詳になりたいんですよ(笑)」

干場「今日は先生の好きなスコットランドのお話をうかがっていきたいと思います」

島地「この間も行ってきたんですよ。トマーティン、グレンファークラス、バルブレア、キルホーマン、アラン、5つの蒸留所を8日間で回るのは大変でした(笑)」

干場「今、スコットランドは寒いんですか?」

島地「夏でも寒いですよ。8月の末に行ったんですが、ダウンを持って行きましたから。向こうの人は短パンでTシャツ、スコットランド人の体温は7度5分くらいで高いんですよ。私は特に低くて、5度2分くらいなんです」

干場「それはダウン必要ですね(笑)」

島地「その寒さが、いいシングルモルトを作るんじゃないかと思います」

干場「最初スコットランドに行かれたのは、いつだったんですか?」

島地「30代の前半です。まずゴルフですね、セントアンドリュースに行きたいと思って。天気がいいと、わりと簡単に回れるんですよ、フラットですからね。
ところが、1日春夏秋冬があるんです。嵐のように雨が降ったり、風も強いし、雨なんて気にしないんですよ。これは英国全般、雨っていうのは当たり前のものと思っているんですよ。嫌がるよりも、愛してるんですよ。愛すると気にならないみたい(笑)。だから、傘をさす人はいないんですよ」

干場「そういう風に聞きますよね」

島地「雨降ってるのに、傘ささないで持って歩いてるんですよ(笑)」

干場「それ意味ないじゃないですか(笑)」

島地「そこがダンディズムなんじゃないですかね。そう思いますよ」


「お年寄りや子供と行くのに手頃なツアーで、大人も楽しめるツアーはあるのでしょうか?また、クルーズ船の見学会のチェックポイントは?」

保木「今は3世代、お年寄りや子供と行く手頃なツアーもあります。来年も、連休過ぎから「プリンセス・クルーズ」が日本発着を始めます。それだと、横浜・神戸から、3世代揃ってリーズナブルな値段で旅ができると思うんですよ。

見学会では、お子様をお連れになっての船だったら、遊び場だとか、施設が整っているところをチェックされてきた方がいいと思います。子供は子供で楽しんでほしいし、大人は大人で楽しみたいし、子供プログラムがあるのかとか、遊び場があるかとか、お食事のメニューを聞かれるのもいいと思いますね。
停まっている船の見学会だと、施設を見るだけで終わってしまったりするので、キッズ用のプログラム、お年寄り用のプログラムがあるかを聞くのはいいですね」