今月ご乗船いただいているのは、雑誌「暮しの手帖」の編集長を経て
現在、「くらしのきほん」の主宰・松浦弥太郎さんです。

今週は、「アメリカ・ニューヨーク」について伺いました。


ー ある種ニューヨークの暮らしに触れるっていうか、刺激的でしたね ー



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干場「ニューヨークは、何度も行かれているんですか?」

松浦「そうですね、サンフランシスコにいて新しい本屋さんのカルチャーに触れたんですよ。
本とか本屋を、もっと味わいたいなっていう気持ちがムクムク湧いてきて」

干場「なるほど」

松浦「友達に話したら、『ニューヨークに行くしかない』と言われて、次はニューヨークで暮らしてみたいという気持ちになったんですね」

干場「それはいくつのときですか?」

松浦「1985年、20歳の時ですね。ニューヨークが一番ダーティーでバイオレンスな時代ですよね」

干場「サンフランシスコの平和な感じと真逆じゃないですか(笑)」

松浦「街が汚いし、臭いし。ただ、活気がすごくありましたね。アンディウォーホルもまだいましたし、音楽も元気があったし、景気もよかったので活気がありましたね」

干場「ニューヨークはどこに住んでいたんですか?」

松浦「空港に着いたら公衆電話の下にある電話帳を開くんですよ、一番安そうなところにその場で電話して行くんです(笑)」

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干場「めちゃくちゃ無謀ですね(笑)」

松浦「住所の場所に行くとポルノ街だったりして、人が一人通れるくらいの細い急な階段を登っていくと、映画に出てくるようなカウンターがあって。1日10ドルとかお金を払うんです。
部屋に行くと、消毒薬の臭いだらけの、狭い窓のない部屋に泊まったりとかね(笑)」

干場「それって、映画の『ダーティハリー』とか、『タクシードライバー』の犯人が住んでるところじゃないですか(笑)」

松浦「銃弾が刺さってる(笑)、そういうホテルに泊まって大変でした。
逆に、そういうところが僕にとっては面白かったというか、ある種ニューヨークの暮らしに触れるっていうか、刺激的でしたね」

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「船の歩き方:船内での過ごし方編」

お休み中のクルーズコンシェルジュ・保木久美子さんに代わって、イラストレーターで、「おトクに楽しむ豪華客船の旅 クルーズはじめました」という本も出版されている、くぼこまきさんに代打をつとめていただきます。

くぼこまき:「船内で過ごしているとクルーとすれ違うことがいっぱいあります。
写真を一緒に撮ったり、とても楽しい瞬間なんですけど、特にキャプテンと撮る写真は特別なものなんですね。
実際に、キャプテンと撮影するというのはイベントとしてあるんです。撮った写真は有料で購入しないといけないんですね。
ただ、背景とかも豪華なところで撮ったりするので、クルーズへ行った思い出になるので、私も必ず買ってしまうんですけど。

船内探検していると、キャプテンの他に上級クルー、肩のワッペンを見てもらうと、たくさん線が入っている人ほど偉いんですね。
そういう方々は、”いかにも、クルーズ船”という制服を着ているので、『写真撮ってください』と言うと、どこでも応じてくれるんですね。
遠慮せずに、クルーにはどんどん声をかけて一緒に写真を撮ってもらうと、船での思い出ってたくさん増えるんじゃないかと思います」