今月は4回にわたって、世界的に名高いレストラン「NOBU」
そして「MATSUHISA」のオーナーである、松久信幸さんにご乗船していただいています。

あのロバート・デ・ニーロのビジネス・パートナーとしても有名な、NOBUさんですが、
世界各国に20店舗以上のレストランを展開されている方だけに
色々な国の旅の思い出をお持ちです。



干場「NOBUさんが食の道に進もうと思われたきっかけは何だったんですか?」

松久「今の若い子供たちもそうですが、小さい時の憧れってありますよね。僕は親父を小さい時に亡くして、長男が親父の後を継いでるんです。その長男に小さい時に寿司屋に連れていってもらったんですよ。そこで、あの雰囲気に吸い込まれるような自分がいて、僕の小さい頃の夢は寿司屋になりたいと思っていたんですよね」

干場「そういう体験があったんですね」

松久「中学、高校と行って、寿司屋に住み込みで就職しました。なりたいと思ってそのまま食の道に進んで来た自分なんですよね」

干場「すごいですね、やりたことを最初からやってしまったって事ですよね」

松久「憧れの部分はすごくあって、その中に入っていった。順風満帆では無かったけど、若いというのは後先を考えず、自分の思った事に向かえる素直さが若さの一つじゃないのかなと思います。僕にとっては本当に小さい時から寿司屋という道に進めたのは天職だと思ってるんですよ」

干場「NOBUさんが旅先の中で食べた、一番驚かれたもの、感動したメニューをお聞かせいただけますか?」

松久「こういう仕事をしていると、"これは珍しい!"っていうものは、昔に比べて少なくなりましたね」

干場「チャレンジはするんですよね?

松久「ストレンジなものに対するチャレンジはないですね。それ以外は大体食材で使ってますからね。一番最初にイタリアのミラノに行った時、9月の終わり頃にはミラノファッションウィークがやるんですよね。その時期にはミラノの白のトリュフがシーズンになるんです」

干場「確かに、そうですよね」

松久「僕の好きなイタリアンレストランに行くと、白のトリュフのリゾットを作ってくれるんですよ。シンプルなリゾットで、それにパルメジャンをふんだんにかけてくれるんですよ」

干場「それすっごい、美味しいんじゃないですか」

松久「食材に驚きじゃないんですけど、白のトリュフはいつも食べられるものではないので、旬の出始めの食材をシンプルに食べるというのはベストな食べ方だと思うし、毎年、白のトリュフの時期はそれが楽しみですね」

干場「ミラノのあの時期のものは美味しいですもんね。僕もファッションウィークの時にNOBUさんのレストランに行かせていただいてました。そこでアルマーニさんに会って感激しましたね」

松久「彼は家もすぐ近くなので、歩いてよく来るんですよ。彼の持ってるセンスは他の「NOBU」のインテリアとは違うし、僕が一番感動したのはアルマーニさんが、NOBUの料理から、彼のファッションもインスパイアされているという事を言ってもらった事があるんですよ」

干場「すごいですね。僕、今震えましたね」

松久「雑誌か何かに出ていて、感動でしたね」

干場「今日の質問なんですけど、番組が始まってまだ二回目という事で、まだまだクルーズの事を知らないリスナーがいっぱいいると思うんですね。なので、基本的な部分から教えていただいてもよろしいですか?」

保木「はい、わかりました」

干場「例えばなんですけど、クルーズでいくつかの国をまたがって移動するじゃないですか、そんな時ってビザの取得とかパスポートとかはどうすればいいんですか?」

保木「クルーズの場合は船にチェックインされた時に、パスポートをフロントに預けてしまうんですね、その時に、お部屋の鍵と身分証明書の代わりになるカードキーを受け取るんです。そのカードで積み残しがないかとか、船をコントロールしてるんですよ」

干場「なるほど、パスポートの代わりにカードキーをもらうんですね。それで船を降りたり、乗ったりするという事なんですね」

保木「国が変わっても、パスポートはフロントの方で預かってもらっていますので、税関検査は公安局が船にやって来て、まとめてそこで通関手続きをするんですよ。飛行機の場合だと降り立って、そこで長い行列に並んで、疲れてるのに嫌じゃないですか?それが無いので、すごく楽なんですよ。時間の無駄がないんですよね」

干場「どこまでも究極の優雅さというか、ゆったり感があるんですね」

保木「時間を無駄にしないというか、おうちみたいな感覚ですよね」

干場「なるほど、ほんとに優雅ですね」

保木「干場さん、最近クルーズに魅せられてますからね(笑)」