今月、ワールド・クルーズに乗船していただいているのは
国内外を問わず、旅の経験が豊富な作家の島田雅彦さんです。

島田さんは経済評論家の佐藤 治彦さんとお2人で、
「アジア自由旅行」という本も出されています。

この本では、モンゴル、ミャンマー、ベトナム、台湾、マレーシア、
香港&マカオ、イスラエル...など、たくさんの国々のお話を書かれています。

第2回目のご登場となる今日は、アジアのお話を中心に伺っていきます。



ー 現地の人から直接仕入れた情報でも、仮にそれが口に合わなくても、騙されても、
                  それでコミュニケーションをした事になるので良いかなと思いますよ ー


干場「島田さんの本でも色々な国のお話を書かれていますが、中でも島田さんと波長の合った国というのはどこになりますか?」

島田「アジア諸国はどこも魅力がありますが、一番のリピーターは台湾ですね」

干場「その理由は何ですか?」

島田「九州よりも一回り小さい島の中に3千万人以上いるんですけど、中国大陸のあちこちから来ている人や原住民がいて、文化的多様性がせまい島の中に混在してるんですよ。だから飽きないんですよね」

干場「文化的多様性ですか、例えばどういうところになりますか?」

島田「中華料理というのはバリエーション豊かで、基本的には現地に行かないと食べられないんだけど、台湾に行けば互いに離れた地方料理を全部味わう事が出来るんですよ。さらに原住民の料理が食べれるという点ですね」

干場「オリジナルの味が味わえるという事なんですね。どんな料理が美味しかったですか?」

島田「屋台料理が美味いんですよね。レストランは21時くらいに閉まってしまうので、それ以降はみんな夜市に行くんですよ。ものすごく賑わっていて、各種屋台が出ていて、その種類が多様なんですよ。僕なんかは魚卵が好きで、カラスミが大好きなんですよ。台湾の物は品質も良くて安いんです。豚の内臓系の料理とか、臭豆腐はご存知ですか?」

干場「聞いた事ないですね、それは豆腐ようみたいな物なんですか?」

島田「豆腐ようとは違って、アンモニア臭いんですよ」

干場「それは食べた事ないですねー(笑)」

島田「それを辛いスープで煮るか、揚げ出し豆腐みたいにして食べるんですよ。甘酢漬けのキャベツと甘めのたれをかけて、その匂いが夜市中に漂っていて(笑)。そこで台湾美女の4人組がすごく美味しそうに食べてるんですよね」

干場「なるほど〜(笑)」

島田「こういうのを食べてるから、逆に綺麗になったとも考えられるので食べてみると、意外と食べるとそんなに臭くないんですよ」

干場「それはお酒と合わせるんですか?」

島田「紹興酒、ビールと合わせて食べますね。最初は恐る恐る食べたんですけど、それ以来見かけたら必ず食べる様になりましたね。臭いものには魅力がありますよ(笑)」

干場「島田さんが書かれた「アジア自由旅行」という本の中で「インターネット旅行術」を提案されていますよね。ご自身で旅をされる時、まず最初にインターネットから情報収集をされるんでしょうか?」

島田「ケースバイケースですが、あまり調べすぎても前夜祭で盛り上がって終わっちゃうんですね。やっぱり現地に行ってからでも、遅くはないかなと思います」

干場「現地の空気を感じたいという事ですよね」

島田「ガイドブックに振り回される事がありますから、そこで自由を奪われてしまうような事もあるんですよ。ガイドブックはけっこう重たいので、そういう物は現地調達で良いかなと思います。最近はスマートホンとかで情報は調べられますからね」

干場「確かに、すごく便利な時代になりしたよね」

島田「現地の人から直接仕入れた情報でも、仮にそれが口に合わなくても、騙されても、それでコミュニケーションをした事になるので良いかなと思いますよ」

干場「そういう旅は、自分の持っている人間力を試してるような感じですよね」

島田「そうですね、ガイドブックに頼る人は、"絶対に騙されないぞ!"という気合いが入り過ぎてるから、結果旅行する前に高いお金を支払ってるんじゃないかと思いますね」

干場「そうですよね、用意周到となると色々とかかってきますもんね」

島田「現地で買い物をする時、ふっかけられて、頑張って値引き交渉するけど、後で考えてみれば、30円の違いでこんなに頑張る事も無かったなと思ったりしますからね(笑)」

干場「その場では冷静に考えられなかったりしますもんね(笑)」

島田「過剰に用心深くなると、旅先で自由に振る舞えるのに、手かせ・足かせが掛かっちゃう気がするので、トラブルも観光の一環に組み入れるくらいの気持ちで行きたいですね」

干場「そこまで心の大きい方は少ないかもしれないですけど(笑)、旅慣れてる証拠ですよね」

島田「ある程度、旅慣れて来ると、トラブルが無いと物足りないですよね(笑)」

ハワイ諸島を巡るクルーズの旅

干場「夏休みが近付いて来ましたが、夏と言えば日本人の方の多くがハワイ旅行へ行くと思うんですけど、ハワイの辺りでクルーズは出来るものですか?」

保木「ハワイは8つの島と、小さな130くらいの島が集まっているのがハワイ諸島なんですよ。日本人に馴染みがあるのはホノルルのあるオワフ島ですよね。その他にカウアイ島、マウイ島、ハワイ島、それを巡るクルーズがあるんですよ」

干場「島を巡れるクルーズ、それは素晴らしいですね」

保木「ホノルルのホテルにチェックインしてワイキキでのんびり、というのも良いですが、ちょっと趣向を変えて、船にチェックインして、一気にその8つの島を巡るというのもアイデアとして面白いと思いますよ」

干場「成田からハワイへ行って、船へチェックイン。面白いですね(笑)」

保木「世界最大級の火山やとっても神秘的な渓谷のある島だったり、ホノルルだけでなく、マウイ島もいいですし、世界遺産のハワイの火山、国立公園のあるハワイ島など、運が良ければ溶岩が海に流れるところを海上、船のデッキから見れますからね」

干場「それはまたハワイの印象が全然違って見えますよね」

保木「島を巡るにも、スーツケースを持って飛行機で移動するのは大変じゃないですか。それが省かれるので、とてもs便利ですよね」

干場「飛行機での旅はどうしても荷物の運搬、スーツケースを持ち歩くというのが不便な点はありますよね」

保木「30分の飛行機移動でも、セキュリティチェックがありますからね。それを考えると船ってほんとに身軽じゃないですか。カウアイ島なんかはすごく綺麗なビーチがありますから、そこをちょっとシャンペン持っていくなんてどうですか?」

干場「素敵ですね、また提案がラグジュアリーですよね(笑)」

保木「ゴルフや乗馬も出来ますから、そこで時間のゆとりがある分ハイキングをしたり、ヘリコプターに乗ったり、違う事がで来ますよね」

干場「今まで聞いて来た、ハワイの楽しみ方とは全然違いますね。クラス感のある旅になりますよね」

保木「ハワイって1週間で回るのは大変じゃないですか。そういう、船を利用するのも、また違ったハワイを楽しんでいただけるんじゃないかと思います」