今月乗船していただいているのは、ファッション・デザイナーの山本寛斎さんです。
1971年、日本人として初めて、ロンドンでファッション・ショーを開いたことでも有名。
ライフワークともいえる「KANSAI SUPER SHOW」では、ロシアやベトナム、インドでも大規模なパフォーミング・アートを展開されています。

世界を股にかけて活躍されている寛斎さん、本日は赤道直下の島国・パプアニューギニアの旅について、お話をお伺いしていきます。


ー 幸せの構造とか、お金の持つ意味、根本が全く違うんですよ ー


干場「昨年、南太平洋に浮かぶ島国・パプアニューギニアを旅されたそうですが、パプアニューギニアに行かれたのは初めてですか?」

山本「そうですね、初めてで10日間の旅でした。テレビの1時間番組で、現地の人と交流する、寛斎流の旅の仕方という企画だったんですよ。赤道の真下でジャングル、私は何年か前にインカ帝国にも行った事があるんですよ」

干場「インカ帝国というと、南米ですよね?」

山本「インカ帝国は北の上の方、ここも赤道の真下なんです。そこで気付いたのは世界の生き物で、赤道の真下が故に最も綺麗なのは鳥であると分かったんです」

干場「インカ帝国というと、国としてはメキシコとかになるんですか?」

山本「南米の上の方、ペルーのジャングル側ですね」

干場「そこでも、パプワニューギニアでも鳥が綺麗だったんですね」

山本「鳥の羽の色で、メス・オス共に綺麗で、求愛をお互いしてるわけですよね。次の世代を生む為の恋愛行為を色で訴えてるわけですよ」

干場「なるほど、なるほど」

山本「私は原色の洪水をその旅で見たわけですよ。これが日本の方に行くと、次にくるのはチョウチョです。その次が虫、黄金色の光とか、中国の西太后が冠に使ってるんですよね」

干場「面白いですね〜。今回の旅は"バイニン族"の皆さんと交流をされたそうですが、いかがでしたか?」

山本「話をする人も、通訳の通訳みたいな感じなんで(笑)でも、ちゃんと上手い具合に通じるんですよね」

干場「何語と何語をはさんでるんですか?」

山本「いや、オシャレ語でしょうね。こんな変わったオシャレをした人は見た事が無いと、向こうは思うじゃないですか。彼らの家に行かせてもらうと、ベッドの大きさがとても小さいんですよ。壁にかかってる衣類は、日本で言う我々の生活で、雑巾でもこれだけ汚いのは無いというくらいのものがかかっているんです」

干場「日本とは文化が全然違いますね」

山本「幸せの構造とか、お金の持つ意味、根本が全く違うんですよ。私は日本で生活していて、何が正しくて、何がかっこいいかとか、全く覆される世界があるんですよ。それが快感で、好んで辺鄙な場所へ行きましたね。旅に出るのが私の人生だと思っています」



「夫婦で色々な国に立ち寄る旅をしたいと思っています。今迄行ったクルーズで、おすすめの場所は?」

昨年、保木さんと干場さんが行かれたクルーズ。
この旅のルートは、北イタリアのベニスから乗船し、アドリア海からイタリアの東側を回り
南に位置するシチリア、さらに西側のナポリ、ローマ、フィレンツェを回る旅。
このアドリア海、地中海の旅はおすすめ!

日本から出発する船旅も良いですが、多くの国を回りたいという方は、日本から飛行機で寄港地の国へと移動。
例えば、イタリアからであれば、モンテネグロ、クロアチア等色々な国をまわることが出来ます。
他にはベニスから出発して、エーゲ海からイスタンブール、西ヨーロッパを回る旅もおすすめですよ。
地中海を回っての北欧の旅などもいいですね。