明けましておめでとうございます。
2014年も「SEIKO ASTRON presents World Cruise」をよろしくお願い致します。

今月乗船していただくのは、ファッション・デザイナーの山本寛斎さんです。
1971年、日本人として初めて、ロンドンでファッション・ショーを開いたことでも有名。
ライフワークともいえる「KANSAI SUPER SHOW」では、ロシアやベトナム、インドでも大規模な
パフォーミング・アートを展開されています。
世界を股にかけて活躍されている寛斎さんに、色々な旅のお話を伺っていきます。


ー 私の作風は日本で発表するより、受ける国で発表した方がいいと、
               端っから勝負かけるならロンドンでやるべきだと思いました ー


干場「山本寛斎さんが日本人で初めて、ロンドンでファッション・ショーを開いたのは有名なお話ですが、当時はまだ27歳という若さだったんですよね。海外でコレクションを開催するには、ご苦労もあったと思いますが、今振り返っていただくと、真っ先に何が思い出されますか?」

山本「その頃から、必ずやっていたのは自分がデザインした服を着て、街に出る事ですね。つまり、自作自演でデザイナー兼モデルをやってるわけですよ。すれちがう人は、私の一人のショーを見てる観客なんですね」

干場「出会う人全てが見ているという事ですね」

山本「ですから、一日一日が果たしてどうなるのか?わくわくドキドキの日々を送ってるので、尋常な一日じゃないですよね(笑)。毎日がファッション・ショーですからね」

干場「すごい、それはドキドキですよね」

山本「日本では、人のリアクションが冷たいなという感じなんですよ。同じ格好でロンドンを歩くと、当時ブティック街で販売してる人達が指差して、"なんとかっこいいのか""どこで買ったのか"と、褒められるんですよ。あまりにも温度差があって、良い意味で愕然としました」

干場「ロンドンの、どの辺りだったんですか?」

山本「キングスロードというところで、繰り返し歩いてましたよ。ある時、肩を叩かれて「写真を撮らせてほしい」と言われて、3週間くらいしたら、世界のかっこいい男10人の中に私の1枚が出たんですよ」

干場「それは新聞ですか?」

山本「それが「LIFE」だったんですよ」

干場「え!?うわ−、すごい話ですね」

山本「その反面、10人の中の一人かと、愕然とする落ち込みもありました」

干場「キングスロードを歩いてた時はどんな格好だったんですか?」

山本「全身スネークスキンの柄ですね、靴も含めて(笑)」

干場「今で言うパイソン柄で金髪のアフロだったと、すごいインパクトですね(笑)」

山本「何故、民族によって評価の違いが出るのかと考えてみると、イギリス人は一番使われる英語が"individual"個性という事を大事にする民族だと分かったんです。日本は"周りとはずれちゃいけない"という国ですよね。私の作風は日本で発表するより、受ける国で発表した方がいいと、端っから勝負かけるならロンドンでやるべきだと思いました」

干場「海外の音楽家達の間でも有名な山本寛斎さんですが、昨年レディ・ガガが来日した際に、彼女も寛斎さんの衣装を着ていましたよね。彼女との出会いのきっかけは何だったんですか?」

山本「私がロンドンで40数年ぶりに発表して、それをガガのグループのどなたかのアンテナに引っ掛かったんでしょうね。日本に行く予定があるから、賃してほしいと依頼が来たんですよ。それまで僕は、彼女がどこのお国の出身かも知らなかった。前のデヴィッド・ボウイの時もそうだけど、出会うまでに本人の事を知ってないんですよ。理由は、私は視覚の人、聴覚は駄目な人だと思ってたんですよね」

干場「それはどういう事ですか?」

山本「つまり、美しいものを見たら音楽までが出てくるくらいの才能があるというと、ちょっと偉そうに聞こえるかもしれないけど。1週間ラジオを聞くとか、レコード聞くとか、CDを聞く、そういうのが無くても、なんの苦しみもないんですよ。だから、聴覚から情報を得るという事はほとんど無いんですよね」

干場「つまり、視覚からという事なんですね」


「世界トップクラスを誇る豪華客船『クリスタル・セレニティ』」

お正月という事で、船内見学のご招待!
2月11日横浜港・大さん橋 客船ターミナルに停泊中の豪華客船「クリスタル・セレニティ」の
船内見学にリスナー5組10名様をご招待。
ご応募はホームページ上部、特設バナーより。

そして、「クリスタル・セレニティ」とは、どんな船なのか?
保木久美子さんにお聞きしました。

保木「これはクリスタルクルーズという会社のバハマ船籍の船。

私が最初に乗った船、久しぶりにお目にかかれますね。
トン数は、およそ68000トン、長さが250メートル、幅は30メートル
従業員の数は650人ほどのラグジュアリー船ですね。
欧米の方にも、日本の方にも楽しんでいただいてる客船です。

親会社が日本郵船ということで、いつも日本人のアクティビティ・ホステスが乗船しています。
この番組の最初のゲスト、松久信幸さんのレストラン「シルクロード」が入っていって、
お寿司も和食も召し上がっていただきながら、船旅が出来るんですよ。

各港でシェフが魚市場で仕入れてきたものを、その日のうちにお料理して出してくださったり、
他の船と違ってフレンチ、イタリアンと同じ様に和食も食べられるんです。
日本人にとってはすごく親しみやすいですね。

カリフォルニア・サンタモニカにあるバレンティーノという古い有名なレストランが
プロデュースしているプレーゴというレストランも入ってるんですよ。

これは私にとってもスペシャルな日になると思います、みなさんにも是非見ていただきたいですね」