風薫る5月に入りました。
今月、ワールド・クルーズに乗船していただくのは
俳優、そしてシンガーとしてご活躍の夏木マリさんです。

夏木マリさんには、東アフリカに位置するエチオピアの旅について、お話を伺います


ー 考えもしなかった出会いで、子供たちが応援してくれたみたいな感じなんですよね ー


干場「夏木さんは海外をあちこち旅してきていますが、第一回目の今日はエチオピアに行かれた時のお話を聞かせていただきたいと思います。東アフリカに位置するエチオピアなんですが、そもそもアフリカに行かれたきっかけは何だったんですか?」

夏木「私は子供がいないもんですから、少し前から知らない国の子供たちを支援しているんですね。時間が経ってきたので、その子たちの顔を見たいという気持ちになって、今は結婚しているんですが、当時パーカッショニストの彼と音楽と歌で、子供達に会いに行こうという旅に出ました」

干場「素晴らしいですね」

夏木「でも、最初はそういう事をやった事が無かったので、みんなが喜んでくれればいいねという感じで。言葉を選ばずに言えば上から目線的な気持ちで行ったんですけど、行ったら私たちが演奏したら、彼ら彼女たちが笑ってくれて、その笑顔、瞳だけでハッピーになったんですね。こういう事が支援なんだと感じましたね。一回目は私たちがハッピーになって、お土産をいただいて帰って来た旅だったんですね」

干場「そうなんですね、すごくいい旅ですよね」

夏木「今までは支援というのは難しくて、ご縁が無かったり、遠ざけていたりした部分があったんですけど、こういう事が何かシーンに繋がればいいねという事で、お土産話として、東京に戻って、東京の友人にお花屋さんがいたりとか、そういう事で今支援活動に繋がっているんですよ」

干場「そもそも、本当にそれがきっかけだったんですね」

夏木「考えもしなかった出会いで、子供たちが応援してくれたみたいな感じですよね」

干場「なるほどですね〜」

夏木「仕事はいつか辞めるときが来るかもしれないですけど、この活動、子供たちに会いにいく旅は一生続けていくんだろうなと、あの時思いました」

干場「じゃあ、生涯のものに出会ったという事なんですね。それがアフリカのエチオピアだったんですね」

夏木「そうですね、子供たちに色々教えられた様な気がしましたね。またエチオピアで色んな場所に視察というんですかね、子供たちに会いに行ったんですね。私が支援している子供のところだけではなくて、他の大きい支援団体のところもまわったりしたんですよ。そういうところに学校があったりとか、民間でサポートしてる学校の子供たちと遊んだりなんかすると、もうその時の匂いとか、空の色とか、乾いた空気感とか、彼女たちの手の温度とか、そういうのがすっごく印象に残るんですよね。他の旅では味わえない、そういう子供たちとの時間でした」

干場「すごい心がきれいな感じがしますよね」

夏木「みんな素直で、直球で来るから、私も心洗われる感じで、とても充実した旅でしたね」

干場「エチオピアで見た忘れられない景色を一つ教えていただけますか?」

夏木「アディスアベバという都市から、飛行機に乗って北の方に行くと世界遺産の滝があるんですね。ブルーナイルの滝の旅、これが素晴らしいんですよ。ブッシュの中を通り抜けて、歩いて30〜40分、なんでこんな山の中に滝があるのかというくらいに大きな滝が流れていて、そこに物売りの子なんだけど、その子が笛を吹いてくれて、最後にはそれを買えというんですけど、その音色と、滝の音と、夏のような青空、あの感じがいいですね。水が不便な国なのに、あそこに行くとこんなに水があるんだと、感激しましたね」

干場「行った事がないので、全然分からないんですけど。「ジャングル大帝レオ」とか「インディ・ジョーンズ」とか、ああいうイメージがあるんですよ」

夏木「もっと、農村の中のブッシュで時々色々な動物が出て来そうなところで、畑の中でブッシュの山の中で、そこに行くまでは川で手漕ぎボートで越えて、二回くらい乗り換えないといけないんですよ」

干場「大変な場所ですね(笑)」

夏木「大変な場所ですけど、すごく綺麗な場所で、行った甲斐がありました」



◆クルーズの旅、ドレスコードについて

干場「今日はクルーズというと、豪華な旅というイメージですが、ドレスコードが面倒だったりしませんか。それ以外にも色々と持っていかなければいけないんじゃないかと、恥をかいてしまいそうなイメージもあるので、ドレスコードについて聞いてみたいと思います」

保木「船旅って、そういうイメージが強いんですよね。「タイタニック」からくるんですかね」

干場「そうですね、そういうイメージは強いですかね」

保木「タキシードとイブニングドレスで優雅に踊って、みたいな感じなんですけど。今はどんどんカジュアル化が進んでいて、よほど長いクルーズで無ければ、エレガントカジュアルですね」

干場「それはどういう感じですか?」

保木「みなさんが夕食で街にお食事に行かれるような感じですね。男性は夜、レストランに行く時はシャツにジャケットを着て、ネクタイは必要無いと思います。女性は少しやわらかめのスカートとブラウス、セーター、パンツスーツとかでOKですね。日中はそれこそ、ドレスコードはありませんから、ジーンズとTシャツで良いと思います」

干場「そうなんですね」

保木「だいたい6時以降のドレスコードはパブリックスペースなど、みなさんが集まるような場所ではドレスコードは決められています。他の方とあまりちぐはぐにならない装いでいいと思いますよ」

干場「はい、そうですね」

保木「ドレスコードって、すごく面白くて。フォーマルとカジュアルだけって思いがちなんですけど、例えば船によって、今日は"白い日"とか決めたりするんですよ」

干場「船からの提案もあるんですか、素敵ですね(笑)」

保木「今日はジーンズの日とかね、その日は音楽も全部アーリーアメリカンのような。船の中のイベントの雰囲気作りということですよね。みなさんの装いで、なるべくコンパクトにトラベルライトにしたら良いと思います」

干場「トラベルライト、また良い言葉ですね(笑)ドレスコードについてのお話はまだまだ尽きないようなので、今度改めてお話聞いてもいいですか?」

保木「そうなんですよね、まだ私も話したい事いっぱいあります(笑)」