今月ご乗船いただくのは、靴職人の花田優一さんです。

今週は、「アメリカ・ボストン」について伺いました。


ー 日本人として日本人の精神を体に染み込ませて海外に行くと、やっぱり日本人ってすごいんだなって ー



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干場「いつぐらいに靴職人になろうと思ったんですか?」

花田「15歳でアメリカのボストンに留学させていただいたんですけど、ものづくり、図工とか好きだったよな〜と、そこからですね」

干場「アメリカ留学はどれくらい行ってたんですか?」

花田「2年半行ってました」

干場「なぜアメリカに?」

花田「中学時代厳しく育ててもらったので、ここまで厳しくしてもらったなら、負けないだろうという自信もあって。
夢が明確に決まってなかったので、父がよく『夢が決まったあとよりも、決まる前の方が大変なんだ』と、中学生の時によく言ってたんですよ」

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干場「はい」

花田「夢が決まれば、一本道を突き進めばいいけど、決まっていないと全部の道に全力でいかないといけないので。
それはそれで大変と父は教えてくれたと思うんですけど」

干場「すごくいい言葉ですね」

花田「なるべく親元離れて、人として修行しなければという気持ちでアメリカに行きました」

干場「それがあって道を見付けに行ったんですね。
アメリカのボストン、生活はいかがでしたか?」

花田「一言で言うと、辛かったですけどね(笑)。寂しさと辛さと、ご飯も不味いですし。
寮生活で出てくるご飯って、アメリカは相当美味しくないんですよ(笑)」

干場「いわゆるアメリカの、ハンバーガーとポテトみたいな」

花田「そうですね。一度、ボストンで一番美味しいイタリアンがあるからと連れて行かれて、ミートソース頼んだら握りこぶしくらいのパスタが3つ出てきて、ミートソースがかかってただけっていうことがありました。これはどうしようかなと思ったような…そんな街でした(笑)」

干場「周りは外国人の方ですか?」

花田「はい、ボストンに行って一番強く思ったのは、日本人であることのありがたさというか。
日本人として日本人の精神を体に染み込ませて海外に行くと、やっぱり日本人ってすごいんだなって」

干場「例えばどんなところですか?」

花田「アメリカ人がガム噛んでて、パッと道端に捨てるのを、日本人はゴミ拾って歩いたりとか。
先生にハイタッチして『ハロー!』って言うのを、日本人だったら『おはようございます』と、頭下げるわけじゃないですか?
それが当たり前に、小さい頃からしてるっていう…日本人という文化の深さは、文化がまだ浅いアメリカにいるからこそわかりましたね」

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「家族で楽しむクルーズ」

お休み中のクルーズコンシェルジュ・保木久美子さんに代わって、イラストレーターで、「おトクに楽しむ豪華客船の旅 クルーズはじめました」という本も出版されている、くぼこまきさんに代打をつとめていただきました。

くぼこまき:「普段は、私たち夫婦プラス子供に加えて、義理の両親。3世代でクルーズ旅行に行くことが多いんですね。
料金は全般的に抑えたいなというのもありますし、今日は家族で楽しむクルーズについてお話させていただきたいと思います。

いま、子供が6歳なんですけど、クルーズ船の中ではどんなに小さい子供でも、1人のレディーとして扱ってもらえるので。
子供も親も、同じテーブルで一流レストランの味が楽しめる。テーブルサーブも、一流レストランのおもてなしをしてくださるので、娘も場の対応が慣れてる感じですね(笑)。ナイフやフォークの使い方も、慣れてくる感じがありますね。

船上ですと、さまざまなイベントがあって、ダンスみたいなものがあったり、次の寄港地に備えた講座みたいなのもあるんですよね。
朝食の時に一緒に船内新聞を見ながら『どんなのいきたい?』みたいな話を、それぞれのリクエクトを出してもらって
”これはみんなで行ってみよう”とか、そういう風に一緒に行動できる実感を持ちつつ、自由時間も差し上げてというね」