今月ご乗船いただくのは、日本文学の研究者 ロバート キャンベルさんです。

ハーバード大学の大学院へ進み、27歳で九州大学へ留学。
東京大学大学院・教授などを経て、現在は「国文学・研究資料館」の館長を務めていらっしゃいます。
今月は、日本の文化だけでなく、世界中の文化に精通するロバート・キャンベルさんに
旅について伺いました。

ー トルコは2000年前にタイムスリップしたような感じなんですよ ー


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干場「今日はどちらへ行かれたお話を聞かせていただけますでしょうか?」

ロバート キャンベル「トルコの話をしようかと思っています。紺碧の海、トルコは海が綺麗ですよ。
トルコって、イスタンブールが、ちょうどヨーロッパとアジアの交差点ということを学びますよね」

干場「はい」

ロバート キャンベル「見たいなっていう気持ちはあったんですけど、人々がどういう導線を描いて街を歩いてるかとか、何を食べてるか、トルコ語に囲まれて浸ってる感じはどういうものなのか、とか。
映画とか音楽とか、全然聞いたことないんですね。親しいようで、実は全然わかってない文化ということで行ってみたんですけど、驚きがいっぱいあったんですね」

干場「例えばどんなことですか?」

ロバート キャンベル「本で読んだことはあったんですけど、ローマ時代のフロンティアなんですね。トルコ半島があって、ローマ時代の人たちは、そこを帝国の基地をたくさん作っていて、その遺跡が残っているんですね」

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干場「遺跡、ご覧になってどうですか?」

ロバート キャンベル「素晴らしいですね、エフェソスというところに最初に行きまして、残っている状態がものすごくいいんですね。
何百年もの間に観光客が歩いていって、開発とか、いろいろなことがあって環境が変わっているんですけど。トルコはほとんど2000年前にタイムスリップしたような感じなんですよ」

干場「なるほど」

ロバート キャンベル「例えば、3階建くらいの大理石でつくった図書館があるんですけど、これがすごく綺麗なんです。
立体的にどこでも歩けるんですね。スケールというのかな、当時の人たちがその建物に対してどういう風に使っていたか……面白かったのが、トイレですね」

干場「トイレ?図書館ですよね?」

ロバート キャンベル「図書館にも外にも、いたるところにトイレがあって、一見トイレだってわからないんですよ。
トロイにも遺跡があって、トルコって、行ってみて初めて知ったんですけど」

干場「トロイの木馬で有名な?」

ロバート キャンベル「そうですね。古代世界を、イタリアとかギリシャも素晴らしいけどトルコが穴場ですね、そんなに人もいないし。
天気のいい日だと、自分が帝王になっているようなね(笑)」

干場「なるほど、2000年前のローマ時代のね(笑)」


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「夏休みクルーズ情報」

くぼこまき:MSCスプレンディダ号で行く、真夏の北日本を満喫できる9日間の旅です。
私も乗船するんですけど、なんと言っても横浜発着で手軽に行くことができるんですね。
自宅から横浜港までスーツケースを直接送ることができるので、手ぶらでクルーズに行くことができるんです。

帰りも同様で、船から自宅までスーツケースを送ってしまうことができるので、また手ぶらでお帰りいただけるという。
寄港地なんですけど、室蘭、青森、仙台、ウラジオストク、外国船なので、必ず外国の港にタッチしてこないといけないんです。
ちょうど、青森でねぶた祭りが開催中なんですね。
なので、ホテルを予約することなく、船で直接青森に行ってねぶたを満喫する、すごくいいなと思ってすぐ予約しちゃったんですけど(笑)。
寄港地のひとつであるウラジオストク、ロシアの都市なんですけど、ビザをとるのが大変なんですけど、船会社が主催するツアーに参加した場合は、船内で寄港地観光をお申込みいただくとビザが免除になるので、気軽にロシアの旅行を楽しんでいただけます。

そして仙台なんですけど、サーカス、オペラ、ミュージカル、シアターでは日替わりでいろいろなプログラムが行われます。
こじのクルーズは10万円台から参加していただくことができますし、12歳未満のお子様は無料です、もちろんキッズクラブもありますので預けて遊ばせることもできるんですね。
ご家族で船旅を楽しんでいただく、いいチャンスなのではないかと思います。