星占いは難しくない!

石井ゆかりさん(ライター)×福田春美さん(ブランディングディレクター)

2016

12.11



独学で星占いを学び、雑誌やWEBで活躍中の石井さん。毎朝、占いをつぶやくTwitterのフォロワー数は、24万人超え。一方、数々のブランドやショップを手掛ける福田さんは、その衣食住、全てが注目され、今の時代にあったライフスタイルを提案されています。今朝は、ともに女性たちから高い支持を得ているおふたりの出会いから交流までを語ってくれました。


人生の転機になった星占い


 


石井
今日は、私がお誘いしたのですが、出会いは雑誌の対談で、福田さんから声をかけていただき、出版社の会議室でお会いしたのが最初でしたね。

福田
10年くらい前ですかね。きっかけは私の連載のゲストで石井ゆかりさんにとにかく会いたい!ということで来てもらったんです。

石井
その頃は、今みたいに本をたくさん出してはいなかった時だったので、知る人ぞ知るみたいな存在だったのですが。

福田
人生ですごく行き詰まる数年間ってあるじゃないですか?その時に幼馴染みたいな存在のヒッピーの友だちから、石井さんの星占いがすごいと教えてもらって、その時は、ファッション業界の忙しい仕事を全部投げ出して、パリに行くと決めた時でした。石井さんの言葉で「とにかくこの喧噪から、このパーティー会場から抜けて!独りで海の側に体育座りをするのが今年の乙女座の気分です」と書いてあって、パリの部屋を決めて、帰ってきた時だったから、「はぁ、これは!」となってから、それから毎週、石井さんのサイトをチェックして、それから2〜3年後に実際に会えたんです。



星の動きから言葉を綴る




「福田さんの愛犬のリタちゃん」

福田
石井さんの魅力は、そのまんまで書くところ。こうとも言うけど、だけど、そう言っちゃうと、こう取られるから、私的にはこういう言い方がいいかなとか、読むとホットします。表に出る人は言いきらないといけないみたいな感じの中、そのまんまで言うみたいなところが魅力で、どこか、それでいいんだなという言い方や言葉で救われる、癒される、許されるところがみんな好きだと思う。前に石井さんが運命という言葉を使わないとみたいなこと言っていましたよね?

石井
気をつけていることは、その意味が本当はわかっていない言葉は、使わないことです。雑誌の特集や書籍でわかりやすくするために使われてしまうことはあるんですけど、わたしは「運」「運勢」「運気」とかは、ほぼ使わないです。なぜかというとそれがなんだかわからないからです。あるのかないのかもわからないし、見えないし、だったらそれは使えないなと。愛とは何か?とか、幸せとは何か?そういうことはいっぱいあると思うんです。でも自分なりにこの言葉はこういう意味で使おうと思えるものだったら使うのですが、わからないものはわからないので使わない。カギ括弧つきにしておくとか。

福田
そういうところがいいですよね。すごく具体的な時もありますよね?

石井
誰でも自分のことだと思えるようなことを言うとなると、例え話にするしかない。男性でも女性でも、中学生でも、おばあさんでも自分のことだなと思える様な書き方となると比喩的に書くしかないんです。あと私はとしては論理的に書いていて、インスピレーションが降りて来てという書き方はしていないです。

福田
星占いではなくて星読みという言い方をしているのは論理的に読むというのを思い出した。

石井
そうですね。占いは、特別な才能や霊感を持った人しかできないというイメージがあるけど私は誰でもできると思うので、読もうと思えば誰でも読めるのでたぶん「星を読む」という考えをしているんですね。一人一人、10個の星と12個のポイントが生まれた瞬間に決まるので、お互いの星の関連を読んでいく、それなりにややこしんですけど、そんなに難しくないんですね。麻雀のほうがわたしは難しいと思うんですけど(笑)




使いやすい手帳に年間占い、月間占い、12星座プロフィールなど、石井ゆかりさんによる占いが盛りだくさんの「星ダイヤリー2017」が幻冬舎コミックスより発売中。



福田春美さんがディレクションを務める北海道のいろいろなものを集めた新しい北海道物産展「to the north」。土地と人の魅力を見つめ直し、そこで出合った食材やプロダクトを紹介しています。

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