オンエアレポート

10
08
Mon

今日のゲストは・・・石井竜也さん

体育の日の今日は、ディアフレンズの大先輩、石井竜也さんにお越しいただきました。

石井さんは今年でソロ活動15周年!
9月にNEW ALBUM「LOVE」をリリースされたんですが、実はこのアルバム、石井さんが作詞・作曲を手掛けていない曲が多く収録されているんです。

何年も活動していると後輩が多くなってきて、今では誰も自分に意見を言ってくれなくなって来た、という石井さん。
そこで、今回は全てを人に任せてみようということで、米米クラブ時代の浪漫飛行などでもお世話になったという、ヒットメーカー・中崎英也氏に全部お願いしたんだとか。
「自分で作ってしまうと、自分の意見が強くなっちゃう。一度、自分を素っ裸にしてくれる人に、ただの歌い手としての石井竜也を引き出してもらおう、という思いで作ったのがこのアルバム。」ともおっしゃっていました。

そんな石井さんの「心の火」とは・・・
「情熱という意味での『火』というのは、人間は消してはいけない。特に、モノを作る人は、人の“応援”じゃないといけないと思う。」と最初に言った石井さん。
「歌を歌っている人間の一番の聖なる部分というのは、人の応援に回れることなんじゃないかなぁと僕は思う。」とも語ってくれましたが、これを如実に表現してくれたのが、実は石井さんのお父さんだったとか。

ソロデビューの時、借金を背負ってしまった石井さん。当時とても落ち込んでしまい、作るもの全てが無意味に思え、自分なんて世の中にいないほうがいいんじゃないか、とまで考えたことがあるそうです。そんなある日、普段は全く電話もかけてこないようなお父さんがいきなり電話してきて、石井さんは何も言っていないのに、
「竜也、お前の作る作品は俺は大好きだ。お前はいい仕事してきたなぁ。」と言った後、
「竜也、お金ってのは、血が流れてないんだよ。血が流れてないようなものに、お前は命をかけるのか?お前が命をかけてきたのは、血が流れてるものだろう。歌も、音楽も、絵も、お前が血で作ってきたものだろう。お前の血が流れてるモノに、俺は賛同する。お前がいくらお金持ちになって、お城作ったって、お父さん、喜べねえなぁ。」
と話したんだそうです。
そんなお父さんの言葉が、石井さんの心の火となっているんだそうですよ。

リスナーの方からの「心の火」メッセージ、今日は、福岡県にお住まいのフーコさんからメッセージをいただきました。
「私が大切にしている想い、“心の火”ですが、それは、家族との絆です。私には、今年85歳になる母がいます。その母の元へ、週に一度、一時間以上かけて会いに行きます。母は、デイサービスやショートステイにも行っていますが、根本的に自分が出来ることは自分でするようにと、いつも心がけています。外に出て、いろんなところに行って、楽しむ事が大好きな母なんです。そんな母を見ていると、時には羨ましいなぁと思う時があります。元気な母が、いつまでも私たちのそばにいてくれたら良いなぁと思う、今日この頃です。」
石井さんも、お父さんとのお話をしてくださいましたが坂本美雨は「親はいつまでもいないからね。」という言葉を聞いて、改めて、まめに連絡しなくちゃなぁ・・・と言っていました。


現在、全国ツアー“MOONLIGHT DANCE PARTY”真っ最中の石井さん。
今日も、広島で公演があります!
詳しい日程などは公式HPをチェックしてくださいね。