オンエアレポート

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Tue

ゲストは・・・ACIDMANの大木伸夫さん


“ロック男子3DAYS”と題してお送りしている今週月〜水のディアフレンズ。
二日目の今日は、今年、バンド結成15周年・メジャーデビュー10周年を迎えたACIDMANの大木伸夫さんにお越しいただきました。

今年3月から4月にかけて、ACIDMAN LIVE“15th&10th Anniversary Tour”で全国を回られ、夏には様々なフェスにご出演されているACIDMANなんですが、9月に2年ぶりとなるNEW SINGLE「アルケミスト」がリリースになりました。
パウロ・コエーリョ氏の小説『アルケミスト』をモチーフに作られた今回のシングル、なぜこの作品なのかというと・・・本好きで知られている大木さんですが、実は今までこのアルケミストという作品を読んだことがなかったそう。
「この曲を作ってる時に、うちのベースの佐藤君から本の差し入れが有って。で、その本を読んでみたら、ちょうど自分の書こうとしていることとすごくリンクして。だったらもうタイトルごと変えてしまって、『アルケミスト』っていうこれに影響された曲にしようと思って。それからすぐ歌詞が書けたんです。」とおっしゃっていました。
大木さん、実は薬剤師という意外な資格を持っていらっしゃるんですが、
「もともと科学が好きで、天文学も好きで、その両方がリンクするんですよね。この世界の成り立ちを知りたいと思えば、何でモノが出来ているんだろうって知りたいし、どんどんそれを追求していくと結局はちっちゃな粒になっていって、それから今度はヒモになっていって、超ひも理論になっていって、そうすると紐の振動で世界が成り立っている・弦の振動で成り立ってる、全ては音楽であるということに気づいて、「なるほど!」って思う事が大好きで。想像しきれないぐらいの世界の中に自分たちは生きていて、でも全てはすごく密接にリンクしてて。そういう事を考える感じでいつも曲を作ってますね。」というお話を聞いてから再度「アルケミスト」や他の曲も聞くと、今までとまた一味違った形で聞けるかもしれませんね。

さて、そんな大木伸夫さんの心の火とは・・・「ライブ」
「俺達ってロックバンドなんで、基本的には叫んでるんですよ。基本的には声を張って、エモーショナルな曲が多いので、そういう時は火のイメージがものすごくあるんですよね。
メラメラメラってなって・・・日常でそこまで燃える事って無いと思うし、ライブの時って瞳孔も開くし、頭の中でものすごく興奮してるし、体もものすごい硬直してるというか、そういう瞬間が多々あるので、それはまあこう、人間の生きてる証の瞬間でしょうね。自分の中ではそれが一番かな。ライブって決して楽しいものではなくて、そこまで気張ってるとすごくへとへとになるし、出る前もいやな気分にもなるし、緊張と言うかプレッシャーなのかわかんないけど、で、歌ってる時も吐きそうになるし、だけど大好きなんですよね。大嫌いですし、大好き。それはやっぱり目の前にいろんな人がいてくれて、めちゃくちゃ泣きながら手掲げてくれるのに力もらえたりするので・・・そこにいろんなものいただいてますよね。」

そして!今日ご紹介したリスナーの方の「心の火」。
今日は、石川県にお住まいの暴れうまさんからメッセージをいただきました。
「こんにちは。
自分の心の火は「褒められること」です。人によっては「褒められる事でモチベーションが上がるなんて生ぬるい!!」と言われるかもしれませんが、叱られるとどうしても気が滅入ってしまうんですよね・・・しかし、褒められると「より良くなるよう頑張ろう」「次はさらに期待以上にしよう」と燃えるんです。」
ん〜、確かに。これは坂本美雨も同じです。褒められて伸びるタイプです。暴れうまさん、男性なんですが、女性目線で言うと、素直に「褒められたい」という男性は、素敵だなと、可愛いなと思います。やっぱり気付いたことからお互い褒めていくと良い事がいっぱい生まれるような気がしますね。

ACIDMANの15周年・10周年記念ライブを収録したDVD
「LIVE “15th&10th Anniversary Tour” in さいたまスーパーアリーナ」もリリースされています。ぜひ、観てみてください♪