オンエアレポート

02
05
Tue

ゲストは・・・矢野顕子さん


今日は、矢野顕子さんにお越しいただきました。
明日、2月6日にカバーアルバム「矢野顕子、忌野清志郎を歌う」がリリースとなる矢野さん。
「ピアノと歌だけのアルバムっていうのを定期的に出してるんですけど、そろそろその時期になってきたということで、考えてみたら、その時々で歌いたい歌を集めるよりも、一人の人に焦点を当ててその人の歌を全部歌ってみたい、という話をして、始めに忌野清志郎はどうだろうって話をしたら、みなさん大賛成してくださって、という形ですね。選曲は、これはもう私が、矢野顕子が歌いたい曲、というのみですね。自分で選ぶ作業をしてる時って言うのはいろいろ段階があって、まずバアーっと大量の、多作家でいらっしゃるので、その中から20に絞り、15になり・・・みたいな。で、そこから更に歌詞カードを見ながら自分でアレンジ始めて、それからアレンジが決まったものがこの10曲。決まらなかったものもありましたけどね。」とおっしゃっていました。

歌詞というものは、作者は、自分がこの歌詞を書いて、こういう人間だと判断されてもいいという想いで書いてると思うんだけど、つまりはそういう曲を書いた人と同じ思いを、同じ価値観をある種ちゃんと持てるかどうか、ということなんじゃないかというお話もしていらっしゃいました。ちなみに、坂本美雨にとって忌野清志郎さんは“気付いたらお父さんとキスをしている人”だったんですが、そんな忌野さんと矢野さんの出会いは、ルージュマジックのレコーディングの際、音響ハウスだった・・・はず・・・らしいですよ。

今回のアルバムは10曲中8曲が弾き語り、2曲が松本淳一さんのアレンジということなんですが、矢野さんは松本さんに、キーだけ「この辺で」という指定をしたんですが、あとは好きにやって、とお願いされたんだとか。どんな形でも私は歌えるから、とおっしゃったというお話だったんですが、ほんとにすごくかっこいい楽曲となっていましたね〜。

そして、高校生のころからお金をもらってピアノを弾いていた・・・というエピソードもありましたが、その当時からピアノで生きていくとしか思っていなかった、とおっしゃっていた矢野さん。
なんと今年はピアノを弾き始めてから55年!すごい・・・ずっとピアノを引き続けるためにやっていることは、
「健康に気をつけることと、機嫌よくいること。」だそうですよ。

明日、2月6日にカバーアルバム「矢野顕子、忌野清志郎を歌う」をリリースされる矢野顕子さん、4月からはツアーもあります!
詳細は矢野さんの公式HPをチェックしてみてくださいね。