オンエアレポート

04
30
Tue

ゲストは…折坂悠太さん


今日は、折坂悠太さんをお迎えしました!

今週は平成生まれの方をお迎えしています。


もう一度聞きたい!ゲストの方が好き!という友達に教えてあげたい!聴き逃した〜!という方はこちら(radikoタイムフリー/TOKYO FM)でお聴きください!
※一週間以内のみ聴収可
※TOKYO FM以外でお聴きの方は、radikoへアクセスして、タイムフリーのページから番組を検索してください。


今日は平成最後の日。
そんな日にお迎えして、折坂さんの楽曲『平成』をスタジオ生演奏をして頂きました。

「平成は、もちろん大きな災害などはありましたが、同年代でみも共有する大きな“目印”になるものが少ないなと思ってて。そういう”何もなさ”が自分の中にもあって。自分がどこから来たんだろう、どういうルーツを持ってるんだろうって分からないまま歌を歌ってたんですよね。でもそいう”何もなさ”が”平成っぽさ”かなって気がして。」

「(平成の時代、技術の発展等で)生きやすくなったのか、それにがんじがらめになったのか。どっちもあると思いますけどね。でも心に焦点を当てると、僕は楽観視していないというか。ちょっと不寛容な部分がある気もして。こうあるべきだというのを強く持っている人がいて、もうちょっと多様でいいと思う気もしますね。」

「インターネットがあって、幼い時期から色んな情報が沢山入ってきて。頑張ってやっても結局はこういう人生を歩むんだなってモデル化しちゃってる部分もあるのかなぁって。僕もそういう頭でっかちな所があって、音楽を始めて、こんな自由に生きてる人がいるんだなって。そういう部分が開放された気がします。」



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【森永乳業 Cafe Talk】

ゲストの方に「もっとリラックスしていただこう!ホッと一息ついていただこう」というお時間。
用意した商品に隠されている質問に答えて頂きます。

折坂悠太さんへの質問…
<あなたにとって師匠とは?>
「んー、うーん……。ギターも歌も独学ですね。でもライブをやりながら出会った人はもう本当に共演する人共演する人師匠って感じですかね。色んな人の歌を盗みながら。
あと師匠っていうのはおこがましいですけど、すごい衝撃を受けたのは大阪のブルースシンガーのAZUMIさん。大阪では知る人ぞ知る。弾き語りのスタイルで、ライブの中でAZUMI説法っていう亡くなった方を憑依させて歌うっていうのがあるんですよ(笑)シリアスな感じではなくこっちと向こうが繋がる瞬間みたいで初めて見た時は涙が出ましたね。
あとは、鳩山浩二さんって弾き語りの方なんですけど。その方は僕が弾き語り始めて間もなく出会った人で。すごくいい歌を歌う人で、こけしマニアなんですよ。こけしの頭と胴体を持ってキュッキュッキュッて捻ると鳴るじゃないですか。ライブの時に推しのこけしを三体くらい持って来て、お客さんに持たせて交互に鳴らして貰う事によって三拍子を作るんですよね。その中で演奏するっていう(笑)最初はみんな笑ってるんですよ。でもどんどん飲まれてその世界観に。最後には深い感動があるっていう。
そういう僕にとっての弾き語りの重鎮たちに出会った事によって、音楽をやる基準にはすごくなってますね。」



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▼リリース情報
新曲2曲含むシングル作品『抱擁』3月29日配信リリース!


詳しくは 折坂悠太 うえぶ をご覧ください。